François Valéry "Elle danse Marie" | Archive INA
フランソワ・ヴァリーが1983年にリリースした「マリが踊る」を
和訳してみる。個人的には同年にリリースされたマイケル・ジャクソンの
「ビリー・ジーン」を意識した曲作りのように思う。
「Elle danse Marie」 François Valéry 日本語訳
17歳で汚れた心を持つマリは
落ちぶれた郊外に住んでいる
マリは街の片隅の国立高等学校で出欠を取るだけで
毎朝徒歩で逃げる
彼女が通りを歩くと
彼女がいつも耳にイヤホンをつけてウォークマンを抱えて生きているから
気が変なんじゃないかと誰もが思う
彼女は気にしない
彼女の父親は彼女に「落ちぶれた奴」だと言う
当初はそれで彼女は泣いていたが今は
マリは踊る
彼女は踊る
揺れ動いている時が彼女は大好きなんだ
マリは踊る
彼女は踊る
運がなかったことを忘れるために
スイングする時は
マリもスイングするから
全ての劣等感が雲散霧消する
彼女の音楽
彼女の感情
ちょっとした彼女の「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」だ
踊れマリ
踊れ、踊りに行け
踊れマリ
踊れ
夜の6時
彼女は帰宅する
マリの部屋は天国だ
もしも彼女がいつも一人ならば残念なこと
喧嘩が絶えない両親とは離れて暮らしている
その地区に住む住人たちはマリに関して
彼女がそこの通りで踊ることで迷惑をかけるだろうと言っている
彼女は気にしない
彼女は何も言わないし何も聞かない
いつか出て行くことを彼女は分かっているから
マリは踊る
彼女は踊る
揺れ動いている時が彼女は大好きなんだ
マリは踊る
彼女は踊る
運がなかったことを忘れるために
音が鳴っている間
彼女は音に身をゆだねる
全ての劣等感が彼女から離れる
そういう類の音楽
それが彼女の賛歌で
ちょっとした彼女の「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」だ
踊れマリ
踊れ、踊りに行け
踊れマリ
踊れ
マリは踊る
彼女は踊る
揺れ動いている時が彼女は大好きなんだ
マリは踊る
彼女は踊る
運がなかったことを忘れるために
スイングする時は
マリもスイングするから
全ての劣等感が雲散霧消する
彼女の音楽
彼女の感情
ちょっとした彼女の「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」だ
マリは踊る
彼女は踊る
揺れ動いている時が彼女は大好きなんだ
マリは踊る
彼女は踊る
運がなかったことを忘れるために