寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

旧福山港(内港)跡を巡る(その1)

2013年05月26日 | 郷土史
福山市松浜町3丁目1‐23辺りからみなと公園を望む。背後の大きな建物がダイヤパレス福山港町弐番館とアルファステイツみなと公園である(右端が福山市立大学)。旧福山港(内港)は埋め立てられて公園と大学が建設されたことは以前にも述べた。

歩道・自転車道の向こうが昔は堤防で江戸期決壊防止用の松が植えられていたことから「松が浜」という名がついた(※『おもしろふくやま史 / 平井隆夫』)。私の記憶に土手の松はないが、目の前(取り払われた堤防の上)にはかつて大きな石灯籠があった。戦前この位置から対岸(現在の港町)まで渡し船が出ていたと近所の関係者から話を聞くことが出来た。

帝国染料

その人が嫁に来た昭和27年には既に廃業していたという話だが、大きな橋が完成するまで渡し船は庶民の重要な交通手段であった。入江が築切(三菱東京UFJ銀行福山支店付近)まで延びていた頃、徒歩で対岸まで行くには木綿橋を渡らなければならなかったのである。大正6年(1917)に芦品郡府中町から座床に移転した帝国染料(後の日本化薬)の跡地がポートプラザ日化(入船町3丁目)となり南側の港もリーデンローズ駐車場(松浜町2丁目北端)に変わった。

昭和15年頃の市街地図より入船町・松浜町周辺を拡大

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害虫に悩まされる季節がやって来た

2013年05月26日 | 日記
Tシャツ姿で晩酌をしていると耳のそばでプ~ンという音がした。いつ聞いても嫌な響きである。黒い小物体は愚かにも私の掌に着地したので速攻で叩き潰した。5月下旬で既に真夏のような気温、今後はやぶ蚊に悩まされる日々が続く。

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