８，０００円の自己投資

（写真：施術台）

週中非常に忙しく、肩がバリバリに張っていた。
自宅のポストの中身を開けたら、チラシが一枚。近所に開店した「リフレクソロジー」の店。開店記念キャンペーンで「半額」の文字が躍っていたので、思わず行ってしまいました。

この手の店は、「良さそうだなあ」と思いつつも値段の関係で二の足を踏んでいた部分も多かったんですが、なんか今日は色んな意味でタガが外れていたようで（笑）どうせ半額ならと「全身マッサ＋足ツボ９０分コース」にオプションでアロマトリートメントなるものまで付けて通常価格１５，０００円→８，０００円のスペシャルコースをオーダーｗ

施術台に乗っかり、放心状態でマッサのお姉ちゃんに体を預けて、全身を弛緩させてお姉ちゃんに小突かれるがままに右向いたり左向いたり丸まったり伸びたり縮んだりするのはいいもんだなあ（笑）。自分で動く気が全くない生き物なんてさながら８０過ぎで寝た切りになっちゃってフランスベッドの上で介助を待っているボケ老人のようだがｗやってみたら分かるのだが何の決断もしないで全てを他人に委ねる時間というものには至福の喜びがある。「揉み加減はいかがでしょうか？」なんて聞かれても「あう～」とか「う～」とかしか反応できない自分。「おじいちゃんもう夕飯はさっき食べたでしょう状態」と言っても過言ではないホンマモンのボケ老人でありますｗ
腰から肩甲骨のあたりまでゆっくりとしなやかな指で揉まれると、ゾクゾクするような快感に口は半開きでヨダレが止まらない。どの道ボケ老人状態なのでヨダレが出るほうが自然だろ、と開き直る。それもいいのかもしれませぬ。
「コリ」と言うのは体の中の血流の循環不全であるのだが、揉まれる事によって血液が行き渡っていくのが分かる。事故で２車線が閉鎖された３車線道路の事故処理が終わって開通して行くような感じで、ポカポカして来るんですよ。「凝り」が「垢離（コリ）」に変わって行くんだよね。

全身を揉まれて骨抜きになったボケ老人のアタマに、よく分からないレモンの皮のような香りのするハーブオイルが垂らされてお次は頭皮から顔までマッサージ。頭の皮を揉むのならアポジカとか紫電改とかも混ぜて欲しいのだが（笑）まあ贅沢は言うまい。どうでもいいが紫電改って文字はバースを思い出しますよね。
頭のてっぺんから首の付け根まで丁寧に押し揉まれると、特にうなじ付近は非常に官能的な快感が押し寄せて、思わずおっきしそうになるｗこれは全身の穴と言う穴が開くような心地よさと言えばいいのだろうか。

正直その後の足ツボだけはいらなかったけどね。痛えからｗ