青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

セツ子の夢

2010年04月24日 18時19分57秒 | 日常
GWの予定もそろそろ決めなきゃなあなんて思ったので、今日は粟島浦村観光協会に電話をかけてみる。

最近、基本的に宿とか移動のキップなんてものはネットでサクサクと取ってしまう事が多いんだが、さすがに楽天トラベルにもヤフートラベルにもじゃらんネットにも粟島の宿なんてものは出ておりません。そんな訳で、こんな感じで旅先に問い合わせをする、と言うのも思えばずいぶん久し振りの事ではある。電話口に出てくれた役場の観光協会の方は女性の方。声からして40代あたりの方だったのだが、なかなか丁寧な応対でまずは好印象ってとこでしょうか。先入観なのかもしれないけど、なんか島の人って無愛想で排他的なイメージがあるもんですから(笑)。

とりあえず15分ほど話をさせてもらったのだが、粟島ってのはどんなトコなんでしょう、と。
まあネット見れば村の紹介でだいたいは把握できるんだけど、確認の意味も込めて色々聞いてみた、What's 粟島?

・粟島に行く船はそんなに混みませんので予約しなくても大丈夫
・混む可能性があるとしたら、朝一番の高速船です
・夏は混む事もあるらしいが、基本的には閑散とした島です
・集落は大きく二つ、船の着く内浦集落と西海岸の釜谷集落です
・どちらにも宿泊施設はありますが、民宿がほとんどです
・ちなみに釜谷集落はお店1軒以外何もありません
・内浦の役場の隣に温泉があり、民宿に宿泊される方もよく利用されます
・島にはレンタカーのお店などはありません
・村役場でレンタサイクルをお貸ししています
・ゆっくり回っても3時間程度です
・島の北側にはコミュニティバスが走っており、これが島内唯一の公共交通です

「お宿お探しでしたら、観光協会でもご案内しますが?」
との事だったので、申し出ありがたく依頼してみる。
条件は特になかったんだが、おまかせで斡旋してもらったところ無事に島の民宿に予約をしてくれた様子。
まあ一応初めて行くところだし、役場から紹介された場所なら問題ないだろうと言う読みもあったんでねえ。
その他もろもろは直接電話して確認してって事で予約した民宿に電話を掛けたんだが、2回は不在、1回は話し中だった(笑)。

4回目でやっと通じた電話に出たおっちゃんは、きつい東北訛りで電話に出た。
こちらが事情を説明すると、
「ああ~、観光協会さんがら電話もらったっぺ、女房が聞いたとおもうんだけんども…」
ちょっと待ってね、と言った電話の向こうから「セツ子~! セツ子~!!!」と自分の女房を呼ぶ声が(笑)。
「ああ~、いまァ女房が外へ出ちったもんだがら、ちょっとわがんねなァ…」

セツ子、カムバックトゥーミー!
コメント
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