(晩秋、暮れなずむ@野尻駅)
坂下のカーブ先から5875レを追ったものの、予想以上に晩秋の木曽谷は日暮れが早く、17時を前に走行写真はほぼ不可能な状態になってしまいました。先回りして野尻の駅で追い付いた5875レが副本線で小休止。構外から長目のタマでバルブしてみますが、貨物列車の場合編成長があるため停止位置(停目)がホームギリギリの位置かホームより先に設定されている事が多く、ホームで待っていると目の前をカマが通過してしまいマジかよ!ってなるケースはままあります。
野尻宿は狭く曲がりくねった道が続く中山道の宿場町で、宿場に軒を連ねる家並みから僅かに夕飯の準備の匂いがしてくる。5875レは野尻を出ると次の運転停車は藪原なので、さすがに藪原まで行くと真っ暗なんだろうなあ。そろそろここで追っ掛けも撤収かなあなんて考えると、もうちょっとカット数稼げたかな、とかこう撮ればよかったかな、と終わってみれば後悔ばかりが頭をもたげてくる。個人的には、宮ノ越のカブリが痛恨であった(笑)。また雪が積もったら来たいなあ。土曜日でも復活運転がありそうな時期ならいいでしょう。
ロクヨンのブロワ音以外は、既に静まり返った山峡の駅。
ワイドビューしなのが接近して来て、前照灯でロクヨンとタキの側面がギラリと輝きました。