(正真正銘の満開@秦野大カーブ)
正真正銘の満開を迎えた秦野大カーブ。70000系就役を来春に控え、LSEもこれが最後の桜か。才ヶ分の踏切の向こうから、陽炎の中をやって来たはこね31号。オレンジバーミリオンの車体が春の日差しに躍ります。
あまりこういう構図は作らないんだけど、展望席を半逆光気味に。権現山に続く山並みの稜線も芽吹きの季節か色が柔らかくなってきましたね。ついこないだ、秦野盆地に雪が降った日の翌朝に登った権現山の展望台、この週末は花見客で溢れるのではないでしょうか。
菜の花の築堤に入日射す、春の日秦野大カーブの夕暮れ。この大カーブはトラップのように架線柱を支えるワイヤーがかかっているので、構図を決める時には注意が必要です。
最後の桜…そう思ったらなかなか立ち去りがたく、日が暮れるまで満開の秦野大カーブでLSEを追い掛けてしまった。朧な春の空気の中、夕映えに桜も染まるはこね36号。4月になり日もだいぶ伸びて来た事を実感するねえ。それにしても土曜日から結構天気悪くて雨にも打たれたはずなのに、寒いせいか今年の桜は案外持っているような気がする。しかも「元々大カーブの桜はほかの木より3~4日遅いんですよね」とは地元氏の弁、座間桜が撮れなくなった…とお嘆きの小田急ファン諸氏、秦野大カーブはまだまだワンチャンありそうですよ。