(葉月・懐かしの山電リバイバル@阪急神戸線 阪急三宮駅)
8月は、夏休みの家族サービスで関西へ。家族全員で新幹線に乗るのなんて初めてだった。基本的にはヨメと子供優先なのでオトーサンの鉄活は控えめだったのですが、それでもタイミングを計りながらシャッターチャンスを織り込んでみました。これだけは!というゼヒものだったのが、この夏から復活した山陽電車の3000系リバイバル塗装。懐かしの藍色とベージュのツートンカラー。高度経済成長期から残る山陽伝統のクルマに復活したこの塗装は、「海へ」というレジャー需要を喚起するようなこれもレトロな丸看を付けて、昭和の鉄道キッズを興奮させるに十分・・・だったのですが、駅構内をあちこち動き回る私に対してヨメの言葉は「暑いんだからちょろちょろ動き回らないでよ!(怒)」というつれないものであった(笑)。
夏休みに房総に行くのは2年連続、時間があるのにどこへ行こうか決まらない時は、なんとなくアクアラインを渡ってしまう癖があるようです。夏空に白い雲の浮かんだ上総川間、収穫前の早場米が実る田んぼで列車を待つ。久し振りにPLフィルターを目一杯効かせて、彩度バリバリの空の青さをファインダーに取り込んでみました。川間の駅を出て来た渓谷行きの下り列車。案山子一人が、行く夏を惜しむように通せんぼのポーズ。この一枚を切り取った後は、いすみ鉄道に流れたんでしたっけねえ。
小湊・いすみはいつでもカメラを持った人間を優しく癒してくれるけれど、こちらも秋の台風で未だに里見~上総中野の間が運休になったまま。普段は牛久から奥で撮影することの多い路線だけに、未だに行くきっかけを見つけられないでいます。