青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

文月/郡上八幡・美濃市

2019年12月21日 17時00分00秒 | カレンダー

(文月・奥美濃山紫水明@長良川鉄道 郡上八幡~相生)

7月は、「JR東海乗り鉄たびきっぷ」という企画乗車券を使って、静岡・愛知・岐阜・三重の東海四県の乗り鉄を楽しんできました。まだ梅雨真っただ中で基本的には雨ベースだったんだけどね。本州屈指の清流である長良川に寄り添って、梅雨さなかのしっとりとした奥美濃の山紫水明を眺める鉄道の旅は北濃までの70km、郡上八幡の街とかブラブラしてみたり、途中下車しながらではとても一日では乗り切れず、美濃白鳥の渋い駅前旅館で一泊したのも良い思い出であった。夕飯は白鳥の街に焼肉食べに行ったんだっけ・・・こうやって親子で乗り鉄旅なんて、いつまで子供が付き合ってくれるやらなんて思ったりして。

そんな長良川鉄道の旅、途中下車した美濃市の駅。旧名鉄美濃駅に保存されている美濃町線の車両を見に行く。ああ追憶の名鉄600V区間。岐阜市内線を中心に揖斐・谷汲・美濃町線と広がったインターアーバンのネットワーク。特にピッカピカで保存されているモ512なあ。こんなクラシカルな魅力あふれたステップ付きの古強者が、岐阜の街を平成の中期まで闊歩していたのだから一回くらい乗りに行っとけよというものである。笠松競馬まではしょっちゅう行っていたのにね。ちなみに、この旧美濃駅の隣にある「ニュー柳屋食堂」で名物のとんちゃん焼き(豚ホルモン焼き?)で生ビールとかやってみたかったんだが、土曜日だったのにやってなかったのはガッカリであった(笑)。また行くかと言ってなかなか来れるような場所でもないので、そこだけが心残りだったねえ。

 

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