青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

路地裏の猫

2019年06月07日 23時00分00秒 | 東京急行

(若林の坂道を@若林~松陰神社前)

土曜日に訪問した新宿のニコンプラザ、依頼したローパス清掃と点検は順番待ち多数で終了まで3時間かかってしまうとか。ずっとそのまま新宿界隈で待っているのも能がないので、プラプラと世田谷線界隈へ。井伊直弼の菩提寺として有名な豪徳寺の招き猫をあしらった「玉電」ならぬ「猫電」。ラッピングされた308編成が、若林から松陰神社までの坂道をゆっくりと登って行きます。

世田谷線を撮るなら、ちょこっと乗り降りするだけで元が取れてしまう「世田谷線散策きっぷ」が便利だ。都電荒川線と比べると路線長も短いし、沿線に何があるか・・・と問われるとそんなに目を引く何かがある訳でもない。それでも、日常の中の非日常という感じで世田谷の街を走る「玉電」の残滓には好ましい風景が残っている。個人的にも、大学への通学で一時期使っていたこともあって馴染みのある路線だ。あの頃はまだ70型80型の時代であった。小田急線の豪徳寺の築堤から眺めていた小さな緑の電車たち。「連結二人のり」というサボが付いていたのが懐かしく思い出されますね。

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