青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

色は色々あるけれど

2020年04月06日 10時00分00秒 | 秩父鉄道

(古豪健在@影森駅)

桜の週末。そして天気も良かったけれど、家でテレビとネットに明け暮れる週末でした。これから暫くの間は、おそらく「不要不急の外出」というものは戒められるべきところと思うので、まだそこまで世の中が厳しくなる前の画像をぼちぼちと出しながらお茶を濁していくスタイルでやって行こうと思います。近況報告の方はTwitterの方で適当にブツブツ言ってますので並行して宜しくお願いしたいところ。という訳で、この冬の両パン時期に行っておきたかった秩父のデキ貨物。影森の昭和電工側のヤードで待っていたら、坂を上がってデキ108牽引の返空がやって来ました。

デキ108は、岩手の松尾鉱山鉄道出身という出自もさることながら、窓に庇が付いていることから「ヒサシガマ」と言われる人気の古豪。そう言えば、秩鉄はこの夏に行われるはずだった東京オリンピックに合わせ、五輪の5色に塗り替えたカマで5重連の客レを運行する予定があったのですよね。オリンピックの延期に伴って企画ももちろん白紙になってしまったのだが、そもそも今の状況を見るにつけ、オリンピックとか1年くらい先延ばししたところで出来るのかどうか。個人的にはそんなにオリンピックに思い入れのない非国民なのですが、来年もダメだったらどうすんだろうね。

一呼吸おいて、三輪線の坂道を登って行った古豪。
今の秩鉄、デキ500番台はいわゆる「色ガマ」が多数を占めている状態だそうですが、やっぱり秩父のカマはこの色がいいですわな。


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