(降る雪に眠る@津軽大沢駅)
弘南鉄道・大鰐線の廃線。昨年の秋に発表されてからというもの、日増しに募る津軽への思い。そして、年末からの津軽は大変な大雪で、何度も何度もレールを閉ざされながらも、何度も何度も除雪をおこなっては道を切り開き、津軽の人々の足たらしめんとする奮闘の姿がなおさらその気持ちを駆り立てている。大鰐線のキ105こそ、相棒のED221の不調によりこの冬はご隠居を決め込んでいるが、弘南線のキ104&ED333のコンビはこの年末年始の豪雪を切り裂きながら連日獅子奮迅の活躍であるという。雪というものの難しさ、降り過ぎれば電車は走らないし、ダイヤがない中で辛抱強くラッセルを待つゲリラ戦を強いられる。けれども、力強く雪を跳ね飛ばすその姿を一目見た日から魅了されてしまった津軽の黒き化身。出るか出ないかは天気次第、予報だとちょっと暖気が入ってなかなか雪が降りそうもない週末のようだけど、それならそれでじっくりと冬の津軽と向き合ってくるのも悪くはない話だ。レールの側だけが津軽でもない。そんな思いで、会社帰りにMVを叩いてきた。
去年の夏に行ってからだからそんなに間がないけど、そんなんもたもたしてたら、大鰐線の最後なんてきっとあっという間に来てしまうから。
雪と暮らしとお岩木山と、冬なら津軽、冬こそ津軽である。
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