(散居の夏、とやまのなつ@横江~岩峅寺間)
今年の夏は、7月の入口から本当に暑かった。人間として半世紀くらい生きてますけど、子供の頃はこんなに暑くなかったですよ。朝の涼しいうちに朝顔に水をやり、算数ドリルを片付けて、午前中は学校のプール開放に行き、帰って来てそうめんを食べ、午後は和室で扇風機を掛けながらうたた寝をするような・・・そんな夏休みであったような気がするのだが、今は日がなエアコンは点けっぱなし。早朝のわずかな時間だけ、窓を開けて部屋の空気の入れ換えがてらにエアコンを止めてはみるのだけど、もう朝の8時ごろには部屋の温度が30℃を超えてしまいたまらず再びエアコンを点けてしまう。そして令和の子供たちはあまりの暑さに部屋から出ることも出来ず、手持ち無沙汰を慰めるのはYoutubeやスマホのゲーム。外に出るには危険過ぎて、何か夏らしい思い出を作ってあげる事も出来ない。ひたすらに「夏が苦しい時代」の子供たちは、夏の夏らしさみたいなものは年寄りの昔語りと諦めて、ひたすら快適な空調環境で黙ってインドアに過ごすもの、と割り切っているのだろうか。
それでも首都圏に比べれば、こちらの方にはまだ「昔らしい」夏の景色が残っているのではと思う。
稲田を渡る風に乗って現れたキャニオンエキスプレス。
富山も、暑いは暑いが。
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