(ゆるキャラ大集合@2017西武電車フェスタ)
土曜日は子供を連れて飯能の先の武蔵丘検修場で行われた「西武電車フェスタ」に参戦して来ました。前の週に恒例の京急の久里浜公開があったんだけど、ちょっと用事で行かれなかったのよね。だいたい大手私鉄は年イチでこんな車両基地の公開をやるけど、西武は春に武蔵丘、夏に入曽、秋に横瀬と都合三回も車両基地系の公開を行うファン思い(?)の会社でもあります。基地内で車両を移動するトラバーサーをステージに見立ててのゆるキャライベント、私は「えのんくん(江ノ電)」と「のるるん(東急)」くらいの僅かなモノしか分かりませんのですが、皆様はいかがでしょうか?
この手の公開イベントでは車両基地らしく電留線に電車一杯並べて展示されてると思ってたんだが、南北に長い武蔵丘車両基地では安全に公開出来る電留線のスペースが少なく、僅かな車両が時間を区切って展示されただけらしい。行った時には終わっていた。その代わりと言っては何だが物販ブースだけは全国各社が出張販売してかなりの盛況!収集鉄にはいいイベントだったのではあるまいか。会場限定で発売された西武40000系のプラレールはかなりの親子連れがお土産にしてましたねえ。
物販もいいけど、この手のフェスタで実車がガーッと並べられていないのは個人的にはかなり消化不良なのだが、ピットインしている車両の何台かは見る事が出来ました。言うても塗装中でパテ埋めしてたり、仮台車履かされていたりと艤装中の姿でしたがね。西武もニューレッドアローの後継のクルマを作るのかと思いきや、投資の矛先が40000系みたいな通勤ライナー車両に行ってしまったのでどうすんだろうね。結構NRAも車体から何から陳腐化しているように思うのですが。
メンテナンス用の犬走りを使った屋根上見学など。いちいち電車の構造や回路などに詳しい説明が加えられていてこの辺りはかなりマニア向けか。台車好きとしては西武の動力台車のスタンダードFS372Aがいっぱい転がされていてこれはテンションが上がった(笑)。西武の通勤系車両の台車と言えばこれだよねえ。伊豆箱根とか近江鉄道とか系列会社でも導入されている台車ですんで、よっぽど信頼性が高いんだなあと思わせるものがあります。
6000系の非常用貫通路体験。くの字折れのフロントマスクは当初の相互乗り入れの相手方である有楽町線の営団7000系を意識したのかなあ。地上線用には20000系やスマイルトレインを導入していますけど、地下鉄専用車は当初から6000系のまま20年以上が経過しております。特に地下鉄直通車に投資をするような話も出ませんが、更新工事などで対応するのですかね。
武蔵丘検修場は東飯能駅と高麗駅の間にあり、最寄りの高麗駅からは徒歩でも坂道歩いて15分と若干遠め。なので検修場から直接発車する飯能行きのお帰り電車が。検修庫のピットから乗車する非日常体験。新宿線の入曽の公開の時も車両基地から新所沢まで乗った事あるけど、あの時は洗車線から乗車したんだっけw
この日の武蔵丘検修場発の最終電車は6003編成。「臨時」の行き先表示にもう少し遊び心が欲しかった(笑)。最終電車は満員の乗客を乗せ検修場を出発したんですが、場内の分岐でいちいち係員が安全確認をするため武蔵丘の信号場を出て本線に合流するまで20分くらいかかるという…(笑)。朝のラッシュ時に近い混雑ぶりで車内の子供たちはヘトヘト。普通にバスで帰ってきたほうが良かったか。
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