(武甲暮色@西武秩父線・横瀬~芦ヶ久保間)
秋の夕暮れは早く、秩父盆地を青みを帯びた光が支配する頃。ブルーモーメントを突いて、スカーレット&ベージュのカラーリングがやって来た。はざがけの稲穂が残る、秩父盆地の晩秋の風景である。武甲の山を見上げれば、石灰石の採掘のためにベンチカットで切り崩された山肌を露わにしていて、この日はそれなりに天気が良かったのだけど、ついぞ頂上は姿を現しませんでした。武甲山は北面(横瀬町側)の採掘現場には立ち入ることが出来ないんですけど、横瀬町を流れる生川(うぶかわ)上流の登山口から南側の斜面を伝って頂上へ登ることは出来るそうだ。武甲山は、秩父盆地のどこからでもまんべんなく見ることが出来るけれども、それと同様に武甲山の頂上からの展望はそれはそれは素晴らしいものらしい。平均的なハイカーで登山口から2時間半前後の登山ということですが、E851カラーであれば、夏場の午後なら武甲山側からも順光になるだろうから、この生川の築堤なんかは大三元レンズで頂上から狙ったら映えるだろうなあと思うのであります。
まあ・・・クルマで行けるお手軽俯瞰を楽しむのがせいぜいの私には、縁のない事でございましょうが(笑)。
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