tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

「よろこびの竹」&「和らぎ水」

2007年01月06日 | 九度山町
写真の「よろこびの竹」(初光酒造:和歌山県紀の川市)を飲んだ。1年以上、空気や光を遮断して低温熟成させた「長熟純米吟醸酒」である。

キリッとした辛口の酒で、アルコール度数も高め(16~17度)だ。おせち料理の数の子や田作りをサカナに飲むと、ピッタリだった。包装の竹皮は単なる意匠ではなく、これで光を遮断して酒を美味しく保つという。
※よろこびの竹(初光酒造のサイト)
http://www.yorokobi.jp/products/item_yotokobi_take.html

この酒は、お正月に帰省したとき、実家の向かいの松本酒店(伊都郡九度山町)で買い求めたものだ。店主の松本さんとは幼なじみで、今もメーリングリストでお付き合いいただいている。

松本さんは、商店・個人・町のそれぞれに関する3つのサイトを運営されている。昨年私は、奈良市内のとある会合で「ネットで地域活性化を図る好事例」として紹介させていただいた。
※webshop 松本酒店
http://www.k-matsu.com/

ところでおせち料理は保存食なので、味が濃い。それに度数高めの日本酒を合わせていると、次第に味覚がマヒしてくる。そこでふと思い出したのが「和らぎ水(やわらぎみず)」だ。
※和らぎ水(石川県酒造連合会のサイト)
http://www.hokuriku.ne.jp/ishikawasake/info/

先月、金沢で教えてもらったのだが、洋酒の「チェイサー」(追い水)のようにお酒の途中で時々水を飲むと、舌の感覚がよみがえり、何より深酔いしない。試しに、お酒の合間にミネラルウォーターをちびちび飲んでみると、確かにイケる。
※北陸中日新聞の記事
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/hontokaine/65.shtml

うまい水があるからうまい米が育ち、うまい清酒が作られる。豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国・日本のおいしい所だけつまんだような正月の酒であった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする