tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

法華寺おりおり(20)蝋梅

2007年01月14日 | 写真
 臘梅(ろうばい)を透けし日射しの行方なし 後藤比奈夫 

蝋梅(臘梅)は中国南部の原産で、中国名も蝋梅。花びらが蝋質で、梅のような甘い香りを放つことからそう名付けられた。唐梅(からうめ)、南京梅ともいう。ただし梅(バラ科)の仲間ではなく、ロウバイ科の花だ。

1/6(土)、法華寺(奈良市法華寺町)に行くとご覧の通り、蝋梅が咲き始めていた。時折雨が混じる曇り空だったので、俳句にあるように花びらを透過する日射しは弱々しいものだった。

お寺の庭では、たくさんの椿のつぼみが膨らんでいた。やがて梅、馬酔木、桜、と咲き出し、賑やかになっていくだろう。これからの季節が楽しみだ。
※参考 法華寺おりおり(19)雛侘助
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/d/20061228
コメント
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