tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

炭火焼鳥 おっとり

2008年10月08日 | グルメガイド
生駒市内で勤務する同僚に、美味しい焼鳥屋さんを教えてもらった。「炭火焼鳥 おっとり」(生駒市元町1-11-13 田村マンションB1-002)という店だ。大阪に通勤される方が自宅のある生駒駅周辺で帰りに一杯、というパターンが多いのか、駅近くには美味しい店がたくさんあるという。

「おっとり」の名刺には「備長炭で焼く大きな焼鳥 だからジューシーでおいしい! 御家族連れでも 御気軽にどうぞ」とある。店は近鉄生駒駅から徒歩3分、マンションのあるビルの1階(半地下)にあった。

食べ物メニューはざっと50種類、お酒の種類も豊富だ。焼鳥は割安なセットメニュー(6本1050円、9本1580円、13本=フルセット2380円)もあったが、好きなものだけ個別にオーダーすることにした。写真は向かって左から、せせり180円、皮(塩ガーリック味)180円、紀州赤どり(ねぎま)280円、三角(テール)180円だ。



さすがに紀州赤どりは、コクがあって美味しい(奈良県特産の「大和肉鶏」も置いてほしいところだが)。皮に塩ガーリックとはよく考えたものだが、これはベストマッチだ。次の写真は皮のタレ焼き180円と肝180円の各2本で、確かに「大きな焼鳥」だ。特に、ほっこりと焼き上げた肝がいい。



「当店はキリンビール認定の『おいしい生ビール宣言店』です」とあったので、とりあえずビールにしたのだが、ご主人から「春鹿の『立春からの贈り物』がお薦めですよ」と声をかけてもらったので、これを注文。

店内のポスターによると、縁起物の「立春朝搾り」と同時に瓶詰めされたお酒で、210日熟成の純米吟醸生原酒(限定1000本)だそうだ。「10/1入荷 1杯144ml 780円」だ。これは原酒の重さが残る、じんわりと美味しいお酒だった。



締めには、日替わりの「気まぐれメニュー」にあった「特製 スープ茶漬ささみ入り 490円」(=冒頭の写真)を注文した。気まぐれメニューに「鶏がらスープでコクのでたささみの酒蒸しマヨネーズ和え 360円」があったが、通常メニューの「鶏がらスープ茶漬 390円」に、このささみ酒蒸しをトッピングしたものだそうだ。

うーん、これはイケる。ささみに鶏の旨味がついていて、これがあっさりしたスープと白飯によく合うのだ。県農林部の「奈良のうまいもの」メニューに「奈良の鶏茶(とりちゃ)」があるが、これは「生駒の鶏茶」だ。
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/recipe/toritya.html

ご主人は、数年前に脱サラしてこの店を始められたそうだ。焼鳥、飲物、ご飯物と、それぞれバランス良く美味しいこのお店、ぜひお訪ねいただきたい。

所在地:生駒市元町1-11-13 田村マンションB1-002 営業:17:30~24:00
日曜休(祝日は営業) ℡ 0743-73-2325
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする