今日は「ならまち知路留(ちろる)」(奈良市薬師堂町30-1)を紹介する。この店を訪れたきっかけは、偶然の出会いからだった。お店近くの「酒仙堂」(土日のみ営業の古書店)で、お茶をいただきながら雑談しているとき、知路留のご主人(建築家)がふらりと訪ねて来られたのである(6/14)。
「知路留はもう閉店しましたが、寄って行きませんか」とお誘いを受け、お訪ねした。酒仙堂からは目と鼻の先だ。路地の奥の小さな町家を改装した建物で、内装や照明や建具など、隅々にまで目配りの行き届いた瀟洒なお店だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c7/fc0c2a0c48e081b9fe8dd9815454043a.jpg)
奈良晒の青いノレンが目印
板間には化学ワックスでなく蜜蝋(=みつロウ ミツバチの巣をつくるロウで、ハチミツを採った後の巣から作る)を塗られたそうだ。これならシックハウスの心配もない。料理にも化学調味料や白砂糖を使わず、素材の味を大切にしているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c2/e8d4692cf1d4c87544b5700ff2a2e0c4.jpg)
お店のブログには《隠れ家のようなお店で、まったりと。。。選べるメイン・たっぷりのお野菜を使ったおかず プチプチの雑穀入りのごはんでオナカとココロを満腹に》と自己紹介されていた。
http://nara-chiroru.jugem.jp/
知路留は、情報誌やタウン誌でよく取り上げられるので、ご存じの方も多いだろう。試しに手元の『歩く地図 奈良大和路'06』(山と渓谷社刊)を開いてみると、
《古民家を改装して、05年6月にオープンしたばかりのお店で、週替わりのランチがおすすめ。十穀米のごはんと契約農家から仕入れる有機野菜や無農薬野菜を中心に、少量多品種のおかずが楽しめます。控えめの味付けが野菜の味を一層引き立て、納得の味わいでした。じっくり煮込む「ちろるカレー」も人気があります》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/21/b5a3c57e68e4e63f7c60574e15947f6f.jpg)
先日(9/13)再訪したとき、初めて食事をいただいた。1500円の「ちろるごはん(プチおやつ付き)」を注文した(=冒頭の写真)。メインは魚と肉から選べ、私は肉(鶏肉とキノコのうま煮)にした。良い素材を使い、あっさりとした味に仕立ててある。デザートに出てきた黒糖味のわらび餅も、モチモチしてとても美味しかった。素朴で健康に留意した料理は、ならまちのイメージにもぴったりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/56/ea2b3e0bac7559047f1dc88163388823.jpg)
お客はほとんどが女性だし、店員さん(2人)も学生風の可愛い女の子なので、中年男にはやや場違いだが、すぐに慣れて、実家に帰ったような気持ちに浸れる。空いている時間帯なら、つい長居したくなる。
やや分かりにくいのが営業日と営業時間だ。通常は「金・土・日・月」の「12:00頃~売切れ終了(だいたい15時頃)」だ。しかも《臨時休業の場合がありますので、お越しの前にお電話いただけると幸いです。10月は第3日曜がお休みです》ということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/df/55dc52c98b090200d10ae553ada6e58c.jpg)
場所は説明しにくいが、ネットで検索すると、情景が目に浮かぶような丁寧な道案内がネット出ていたので、紹介しておく。
《場所は近鉄奈良駅から歩いて20分くらい。もちいどの商店街を抜けて、鰻の『江戸川』の前の道を渡ります。『カフェバー界』を通り過ぎ、まだまだまっすぐ。カフェ『(あっ、名前忘れた;)』がある角を「奈良町物語館」の方に向かって曲がります。沢山の赤い「身代わり猿」を見ながらしばらく道なり。「蚊帳」を商う『吉田蚊帳』を見つけたらそのまま右折。しばらく歩くと左手に「元興寺塔跡」があるので、それを通り過ぎた「御霊神社」を左折。程なく左手に小さな看板とお店に通じるちいさな「路地」が延びてるのが見えます。そう、道に面しているのはちいさな間口だけ。あとはどんどんその小さな路地を入っていくんですよ! これがまた、いい感じに曲がってるのでなかなかお店が見えないの。「知路留まであと26歩です」なんて看板もあって楽しい》。
http://caferepo.exblog.jp/7418548/
これからの観光シーズンには混み合うので、電話予約をお薦めする。私が訪ねたときも混んでいたので、携帯電話の番号を伝えて「酒仙堂」を冷やかしているうちに、呼び出していただいた。今やならまちの定番となったこのお店、ぜひお訪ねいただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/6c/bc86ff762aa76df49c86633d9fd7853a.png)
http://www.kcn.ne.jp/kcn1ch/k-para/meiten/070619.html
「知路留はもう閉店しましたが、寄って行きませんか」とお誘いを受け、お訪ねした。酒仙堂からは目と鼻の先だ。路地の奥の小さな町家を改装した建物で、内装や照明や建具など、隅々にまで目配りの行き届いた瀟洒なお店だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c7/fc0c2a0c48e081b9fe8dd9815454043a.jpg)
奈良晒の青いノレンが目印
板間には化学ワックスでなく蜜蝋(=みつロウ ミツバチの巣をつくるロウで、ハチミツを採った後の巣から作る)を塗られたそうだ。これならシックハウスの心配もない。料理にも化学調味料や白砂糖を使わず、素材の味を大切にしているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c2/e8d4692cf1d4c87544b5700ff2a2e0c4.jpg)
お店のブログには《隠れ家のようなお店で、まったりと。。。選べるメイン・たっぷりのお野菜を使ったおかず プチプチの雑穀入りのごはんでオナカとココロを満腹に》と自己紹介されていた。
http://nara-chiroru.jugem.jp/
知路留は、情報誌やタウン誌でよく取り上げられるので、ご存じの方も多いだろう。試しに手元の『歩く地図 奈良大和路'06』(山と渓谷社刊)を開いてみると、
《古民家を改装して、05年6月にオープンしたばかりのお店で、週替わりのランチがおすすめ。十穀米のごはんと契約農家から仕入れる有機野菜や無農薬野菜を中心に、少量多品種のおかずが楽しめます。控えめの味付けが野菜の味を一層引き立て、納得の味わいでした。じっくり煮込む「ちろるカレー」も人気があります》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/21/b5a3c57e68e4e63f7c60574e15947f6f.jpg)
先日(9/13)再訪したとき、初めて食事をいただいた。1500円の「ちろるごはん(プチおやつ付き)」を注文した(=冒頭の写真)。メインは魚と肉から選べ、私は肉(鶏肉とキノコのうま煮)にした。良い素材を使い、あっさりとした味に仕立ててある。デザートに出てきた黒糖味のわらび餅も、モチモチしてとても美味しかった。素朴で健康に留意した料理は、ならまちのイメージにもぴったりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/56/ea2b3e0bac7559047f1dc88163388823.jpg)
お客はほとんどが女性だし、店員さん(2人)も学生風の可愛い女の子なので、中年男にはやや場違いだが、すぐに慣れて、実家に帰ったような気持ちに浸れる。空いている時間帯なら、つい長居したくなる。
やや分かりにくいのが営業日と営業時間だ。通常は「金・土・日・月」の「12:00頃~売切れ終了(だいたい15時頃)」だ。しかも《臨時休業の場合がありますので、お越しの前にお電話いただけると幸いです。10月は第3日曜がお休みです》ということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/df/55dc52c98b090200d10ae553ada6e58c.jpg)
場所は説明しにくいが、ネットで検索すると、情景が目に浮かぶような丁寧な道案内がネット出ていたので、紹介しておく。
《場所は近鉄奈良駅から歩いて20分くらい。もちいどの商店街を抜けて、鰻の『江戸川』の前の道を渡ります。『カフェバー界』を通り過ぎ、まだまだまっすぐ。カフェ『(あっ、名前忘れた;)』がある角を「奈良町物語館」の方に向かって曲がります。沢山の赤い「身代わり猿」を見ながらしばらく道なり。「蚊帳」を商う『吉田蚊帳』を見つけたらそのまま右折。しばらく歩くと左手に「元興寺塔跡」があるので、それを通り過ぎた「御霊神社」を左折。程なく左手に小さな看板とお店に通じるちいさな「路地」が延びてるのが見えます。そう、道に面しているのはちいさな間口だけ。あとはどんどんその小さな路地を入っていくんですよ! これがまた、いい感じに曲がってるのでなかなかお店が見えないの。「知路留まであと26歩です」なんて看板もあって楽しい》。
http://caferepo.exblog.jp/7418548/
これからの観光シーズンには混み合うので、電話予約をお薦めする。私が訪ねたときも混んでいたので、携帯電話の番号を伝えて「酒仙堂」を冷やかしているうちに、呼び出していただいた。今やならまちの定番となったこのお店、ぜひお訪ねいただきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/6c/bc86ff762aa76df49c86633d9fd7853a.png)
http://www.kcn.ne.jp/kcn1ch/k-para/meiten/070619.html