上京すると、よく天丼を食べる。やはり本場・東京の天ぷらは美味しいのだ。しかしゆっくりと天ぷらを味わう時間的・金銭的余裕がないので、たいていさっと食べられる天丼になる。先日来、立て続けに美味しい天丼をいただいてきたので、ここに紹介する。まずは「日本橋 天丼 金子半之助」(日本橋本店)。
ここはいつも長蛇の列ができていて「皆、どんな店を目当てにこんなに並んでいるのだろう?」と不思議に思っていた。たいてい30人以上が並んでいるのだ。あとで天丼専門店なのだと知った。お店のHPには
日曜日(6/25)の昼間に撮影。道路の手前にも並んでいる、総勢40人くらい?
日本調理師一心会二代目会長を務めた、金子半之助。浅草生まれの金子半之助は誰よりも下町を愛し、和食を愛した江戸っ子です。金子半之助の孫にあたる金子真也が幼き頃に祖父より頂いた閻魔帳(レシピ帳)。その中には、門外不出の『秘伝の江戸前の丼たれ』の作り方があり、この秘伝の丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく1杯の天丼が完成した。
しかしこの日(6月24日の土曜日)午後7時頃に通りかかると、並んでいる人はわずか数人。「ははぁ~、混むのはやはりランチタイムなのだな」と納得した。これは並ばない手はない。結局、30分ほど並んだだけで入店できた。1階は狭い(カウンター6席)が2階(テーブル14席)もある。
お店は、ちょっとしたビルになっている
注文は並んでいる間に伝えてあるので、すぐ「江戸前天丼」950円のご飯大盛り(100円プラス)と生ビール(550円)が運ばれてきた。期待通り、天ぷらは超大盛り、しかしご飯は少なめだ(大盛りにしても普通より少なめ)。ビールをグイッとひと口味わってから、大きな穴子をガブリ。おお、これはうまい、新鮮な穴子をからりと揚げている。エビも2匹入っていて、こちらも甘くて美味しい。秘伝のタレはやや甘口。これはコストパフォーマンス抜群である。
見よ、この豪勢な天丼!「江戸前天丼」ご飯大盛りで1,050円だ
店頭に「神田小川町新聞 特別号外」(2017年6月12日付)が貼り出されていた。「金子半之助 神田小川町店」オープンのときの新聞のようだ。そこには
6月12日(月)午前11時開店 昔から庶民に愛されてきた天丼は、戦後になってなぜかすたれている。そんなはずはない。うまい天丼の復活を望む声が、すでに巷にあふれているのだ。―金子半之助『わが天丼復活論』より抜粋
関西ではあまり見かけない半熟卵。これをからめると、また美味しさがアップ!
日本の和食界の重鎮であった、金子半之助。浅草生まれの金子半之助は誰よりも下町を愛し、誰よりも和食を愛した江戸っ子です。【本店は日本橋室町】毎日多くのお客様にご来店して頂き感謝しております。もっとより多くの方に天丼を召し上がって頂きたいという思いでこの度、神田小川町に開店させて頂く運びとなりました。神田小川町の皆様どうぞ宜しくお願い致します。
日本橋室町の本店は、三越本店から東へ徒歩5分。「奈良まほろば館」からも近い。行列が短いときは、ぜひお訪ねください!
※食べログは、こちら
ここはいつも長蛇の列ができていて「皆、どんな店を目当てにこんなに並んでいるのだろう?」と不思議に思っていた。たいてい30人以上が並んでいるのだ。あとで天丼専門店なのだと知った。お店のHPには
日曜日(6/25)の昼間に撮影。道路の手前にも並んでいる、総勢40人くらい?
日本調理師一心会二代目会長を務めた、金子半之助。浅草生まれの金子半之助は誰よりも下町を愛し、和食を愛した江戸っ子です。金子半之助の孫にあたる金子真也が幼き頃に祖父より頂いた閻魔帳(レシピ帳)。その中には、門外不出の『秘伝の江戸前の丼たれ』の作り方があり、この秘伝の丼たれに合うタネ(材料)との試行錯誤を重ね、ようやく1杯の天丼が完成した。
しかしこの日(6月24日の土曜日)午後7時頃に通りかかると、並んでいる人はわずか数人。「ははぁ~、混むのはやはりランチタイムなのだな」と納得した。これは並ばない手はない。結局、30分ほど並んだだけで入店できた。1階は狭い(カウンター6席)が2階(テーブル14席)もある。
お店は、ちょっとしたビルになっている
注文は並んでいる間に伝えてあるので、すぐ「江戸前天丼」950円のご飯大盛り(100円プラス)と生ビール(550円)が運ばれてきた。期待通り、天ぷらは超大盛り、しかしご飯は少なめだ(大盛りにしても普通より少なめ)。ビールをグイッとひと口味わってから、大きな穴子をガブリ。おお、これはうまい、新鮮な穴子をからりと揚げている。エビも2匹入っていて、こちらも甘くて美味しい。秘伝のタレはやや甘口。これはコストパフォーマンス抜群である。
見よ、この豪勢な天丼!「江戸前天丼」ご飯大盛りで1,050円だ
店頭に「神田小川町新聞 特別号外」(2017年6月12日付)が貼り出されていた。「金子半之助 神田小川町店」オープンのときの新聞のようだ。そこには
6月12日(月)午前11時開店 昔から庶民に愛されてきた天丼は、戦後になってなぜかすたれている。そんなはずはない。うまい天丼の復活を望む声が、すでに巷にあふれているのだ。―金子半之助『わが天丼復活論』より抜粋
関西ではあまり見かけない半熟卵。これをからめると、また美味しさがアップ!
日本の和食界の重鎮であった、金子半之助。浅草生まれの金子半之助は誰よりも下町を愛し、誰よりも和食を愛した江戸っ子です。【本店は日本橋室町】毎日多くのお客様にご来店して頂き感謝しております。もっとより多くの方に天丼を召し上がって頂きたいという思いでこの度、神田小川町に開店させて頂く運びとなりました。神田小川町の皆様どうぞ宜しくお願い致します。
日本橋室町の本店は、三越本店から東へ徒歩5分。「奈良まほろば館」からも近い。行列が短いときは、ぜひお訪ねください!
※食べログは、こちら