tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

講演会「ウワナベ古墳の発掘調査と佐紀古墳群」申込み締切りは1月6日(水)!(2021 Topic)

2021年01月04日 | お知らせ
1月31日(日)10時からと14時からの2回、奈良公園バスターミナル・レクチャーホール(奈良市登大路町)で「ウワナベ古墳の発掘調査と佐紀古墳群」という講演会が開催される。参加無料で要申し込み。締め切りは1月6日(水)24時に迫っている。お申し込みは、こちらのサイトから。毎日新聞奈良版(1/3付)「ウワナベ古墳の調査成果を講演」によると、

発掘調査で全長が従来の数値より一回り大きいことが判明した奈良市法華寺町の大型前方後円墳「ウワナベ古墳」について、担当者らが調査成果などを語る講演会「ウワナベ古墳の発掘調査と佐紀古墳群」が31日、同市登大路町の奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開かれる。6日を締め切りに、参加者を募集している。無料。

ウワナベ古墳は宮内庁の「陵墓参考地」に指定され、原則立ち入れない。今回は宮内庁が2020年10~11月に護岸工事の事前調査をするのに合わせて周濠(ごう)(堀)の水位を下げ、県と奈良市との初の同時調査が実現した。

その結果、県と市が周濠内で墳丘の裾を示す基底石の列を見つけたことで、古墳の全長が従来の255メートルではなく270~280メートルと、市北部に広がる佐紀古墳群で最大規模と確認された。

一方、宮内庁は墳丘を初めて発掘。鰭(ひれ)付きの円筒埴輪列が規則的に古墳を囲み、斜面の葺石(ふきいし)が良好に残るなど、構造の一部が解明された。他にも発掘で浮き彫りとなった成果や課題があり、講演会は午前10時と午後2時からの2回、同じテーマと語り手で開かれる。

内容は、村瀬陸・奈良市埋蔵文化財調査センター主事の「ウワナベ古墳の調査成果」▽横田真吾・宮内庁陵墓調査室員の「宇和奈辺陵墓参考地の事前調査」▽坂靖・県立橿原考古学研究所企画学芸部長の「佐紀古墳群東群の被葬者像」――。

定員は各回130人で応募多数の場合は抽選。申し込みはウェブかはがきで。問い合わせは同講演会受付事務局(0742・36・0007、平日午前10時~午後5時)。参加にはマスク着用などの新型コロナウイルス対策が必要。【姜弘修】


全長270~280mということは、箸墓古墳並の大古墳ということになる。これはたくさんの申し込みがあることだろう。皆さんも、ぜひ!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする