川上産吉野杉を使った家づくりで知られる株式会社イムラが、平城宮跡朱雀門の南側に「平城山(ならやま)展示場」を10月3日(土)にオープンすると昨日(9/24)、奈良県政・経済記者クラブで発表した。イムラの井村社長と同社広報担当・岡橋さんのほか、川上産吉野材販売促進協同組合(川上さぷり)の上嶌理事長、吉野かわかみ社中の森口事務局長が、川上村から駆けつけた。すでに今朝の奈良新聞などで詳しく報じられている。同社のニュースリリースによると、
株式会社イムラ(本社:奈良市三条大路三丁目2-7-1 代表取締役社長:井村義嗣(いむらよしつぐ))は、「銘木吉野杉で建てる“本物の”木の家」づくりをモットーに、吉野郡川上村産の吉野杉を使った家づくりに取り組む木造住宅メーカーです。本年7月31日、本社を橿原市木原町から、平城宮跡・朱雀門の南側の新社屋(奈良市三条大路三丁目2-7-1)に移転・オープンしました。
本社移転に続き本年10月3日、本社の隣地に「平城山(ならやま)展示場」(延床面積:232.48㎡)を新たに開設いたします。一歩入ると、大きな吹き抜けのある開放的な空間で、銘木・吉野杉の香りやぬくもりに包まれた心地良さを体感していただけます。
(同展示場では、天井や柱・梁、建具、和室など、見渡す限り吉野杉を利用しています)。
弊社の吉野杉を用いた家づくりは、15年前にスタートしました。「住宅において生活者のニーズに合った木材の使い方を創造し、林業地と生活者の橋渡しができるのは工務店だ」と考え、流通改革などにより、吉野杉の住宅需要を創造してまいりました。
弊社はこれまで、室町時代以来約500年続く「吉野林業」(吉野式の林業施業方式)の再生に取り組み、約700棟の「吉野杉の家」を供給してまいりました。そしてこのたび、この実績を踏まえ、川上村および林業4団体(川上村森林組合・川上郷木材林産協同組合・吉野木材協同組合連合会・川上産吉野材販売促進協同組合)で構成される「吉野かわかみ社中」が弊社への安定供給支援と連携強化を表明されることにより、官民一体の取り組みへと発展しました。
川上村では現在、林業従事者の減少や高齢化、山林の手入れ不足が深刻化し、過疎化の問題などを抱えています。今回の官民一体の取り組みにより、伝統手法で木を強く美しく育てる「吉野林業」を健全な状態で後世に引継ぎ、地域を活性化させるため、「吉野杉をもっと使うこと」に取り組んでまいります。
弊社は「吉野林業」を再生させ、お客さまへ上質な住まいをお届けするという役割を担い、奈良県の人口の半数を占める奈良市・生駒市をはじめ、人口が増加している京都府南部にもアクセスしやすい場所として新しい展示場をオープンいたします。
平城宮跡・朱雀門の南側という好立地にあり、県外や県下各地から来られるお客さまや、既存のオーナーさまもお迎えするサロンを備えたこの展示場には、川上村の「アンテナショップ」スペースも設置いたします。
井村社長は、「こうした官民一体の取り組みを全国に広げ、日本全体の林業と森林を守ることにつなげたい」と考えています。ぜひお取り上げいただき、また展示場にも足をお運びいただきたく、よろしくお願いいたします。
今夏発足した「吉野かわかみ社中」が、他団体などと連携協定を結ぶのは、イムラが初めてだという。同展示場では川上村の協力により、村の特産品(木工芸品など。食品を除く)を展示する(即売ではなく注文はネットや電話で行う)。まさにオール川上村の支援を受けて展示場を開設するのである。
会見で井村社長は「新たな展示場の開設を機に、これまでの約2倍の年間100棟の吉野杉の家の販売をめざす」と語った。この展示場には、私も何度か足を運んだ。1歩、足を踏み入れると、吉野杉のよい香りが漂い、何とも言えないリラックスした気分になれる。社長は「展示場で多くの人に吉野杉の良さを見て、感じていただきたい」と語った。
展示場には駐車場も完備している(場所は、コーナン三条大路店のすぐ西側)。皆さん、ぜひいちど足をお運びください!
10月3日(土)朱雀門南に平城山展示場をOPEN!
~川上村などとタイアップ。吉野杉をふんだんに使った住宅展示場~
株式会社イムラ(本社:奈良市三条大路三丁目2-7-1 代表取締役社長:井村義嗣(いむらよしつぐ))は、「銘木吉野杉で建てる“本物の”木の家」づくりをモットーに、吉野郡川上村産の吉野杉を使った家づくりに取り組む木造住宅メーカーです。本年7月31日、本社を橿原市木原町から、平城宮跡・朱雀門の南側の新社屋(奈良市三条大路三丁目2-7-1)に移転・オープンしました。
本社移転に続き本年10月3日、本社の隣地に「平城山(ならやま)展示場」(延床面積:232.48㎡)を新たに開設いたします。一歩入ると、大きな吹き抜けのある開放的な空間で、銘木・吉野杉の香りやぬくもりに包まれた心地良さを体感していただけます。
(同展示場では、天井や柱・梁、建具、和室など、見渡す限り吉野杉を利用しています)。
弊社の吉野杉を用いた家づくりは、15年前にスタートしました。「住宅において生活者のニーズに合った木材の使い方を創造し、林業地と生活者の橋渡しができるのは工務店だ」と考え、流通改革などにより、吉野杉の住宅需要を創造してまいりました。
弊社はこれまで、室町時代以来約500年続く「吉野林業」(吉野式の林業施業方式)の再生に取り組み、約700棟の「吉野杉の家」を供給してまいりました。そしてこのたび、この実績を踏まえ、川上村および林業4団体(川上村森林組合・川上郷木材林産協同組合・吉野木材協同組合連合会・川上産吉野材販売促進協同組合)で構成される「吉野かわかみ社中」が弊社への安定供給支援と連携強化を表明されることにより、官民一体の取り組みへと発展しました。
川上村では現在、林業従事者の減少や高齢化、山林の手入れ不足が深刻化し、過疎化の問題などを抱えています。今回の官民一体の取り組みにより、伝統手法で木を強く美しく育てる「吉野林業」を健全な状態で後世に引継ぎ、地域を活性化させるため、「吉野杉をもっと使うこと」に取り組んでまいります。
弊社は「吉野林業」を再生させ、お客さまへ上質な住まいをお届けするという役割を担い、奈良県の人口の半数を占める奈良市・生駒市をはじめ、人口が増加している京都府南部にもアクセスしやすい場所として新しい展示場をオープンいたします。
平城宮跡・朱雀門の南側という好立地にあり、県外や県下各地から来られるお客さまや、既存のオーナーさまもお迎えするサロンを備えたこの展示場には、川上村の「アンテナショップ」スペースも設置いたします。
井村社長は、「こうした官民一体の取り組みを全国に広げ、日本全体の林業と森林を守ることにつなげたい」と考えています。ぜひお取り上げいただき、また展示場にも足をお運びいただきたく、よろしくお願いいたします。
今夏発足した「吉野かわかみ社中」が、他団体などと連携協定を結ぶのは、イムラが初めてだという。同展示場では川上村の協力により、村の特産品(木工芸品など。食品を除く)を展示する(即売ではなく注文はネットや電話で行う)。まさにオール川上村の支援を受けて展示場を開設するのである。
会見で井村社長は「新たな展示場の開設を機に、これまでの約2倍の年間100棟の吉野杉の家の販売をめざす」と語った。この展示場には、私も何度か足を運んだ。1歩、足を踏み入れると、吉野杉のよい香りが漂い、何とも言えないリラックスした気分になれる。社長は「展示場で多くの人に吉野杉の良さを見て、感じていただきたい」と語った。
展示場には駐車場も完備している(場所は、コーナン三条大路店のすぐ西側)。皆さん、ぜひいちど足をお運びください!
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