tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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霊山寺の秋バラ

2006年11月09日 | 写真
霊山寺(りょうせんじ)は奈良市中町にある霊山寺真言宗の大本山である。

行基が養老2年(718年)に創立した登美院が前身であるといい、寺域から奈良時代の瓦も出土する。慶長7年(1602年)に徳川家康から寺領百石が与えられ、秀忠(ひでただ)から家定(いえさだ)に至る各将軍の朱印状が伝わる…

上記の文章は、『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社)からの引用だ。テキストの「花の名所」には、躑躅(つつじ)と薔薇(ばら)の項目にも、このお寺の名前が出ている。以下「薔薇」の項目から引用する。

東大寺大仏の開眼供養の大導師を務めたインド僧婆羅門僧正菩提遷那ゆかりの霊山寺境内には京都大学農学部造園学研究室の設計によるバラ園がある。約2千株もの花によって輪廻転生が表されている。花の時期に行われる薔薇会式では、とりどりのバラの花びらが散華として本堂に舞う。…

ということで先日(11/4)、このお寺のバラを撮ってきた。花の写真をアップするのはずいぶん久しぶりだ(花の写真は、私の得意分野である)。

花の見頃ははそろそろ終わりだったが、バスの団体客をはじめ、たくさんの人が花を楽しんでいた。園内は、バラの良い香りで一杯だった。


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