tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

まぼろしの「大官大寺」のナゾに迫る!(クラブツーリズム奈良)/10月28日(土)開講!(2017 Topic)

2017年10月24日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は原則として毎月第4土曜日13:00~14:30、クラブツーリズム奈良旅行センター(近鉄奈良駅ビル5階)で、「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」という歴史講座を開催しています。
※写真は露木基勝さん、すべて「歌って巡ろう!大和路・万葉の旅」(明日香コース)で撮影したもの(2013年4月29日)

10月のテーマは「『幻の大官大寺(だいかんだいじ)』の数々の謎」 、講師は同会監事の露木基勝さん(桜井市三輪出身・在住)です。参加費は、香り高いコーヒーがついて1,200円、お申し込みは、こちらから。クラブツーリズムのHPによりますと、

■10月28日 「『幻の大官大寺』の数々の謎」
大安寺の前身である大官大寺は、古代の大寺にもかかわらず、謎多き寺です。特に、天武朝大官大寺(高市大寺)は、今なおその所在すら不明です。「幻の大官大寺」であるこの寺の候補地を紹介しながら、その謎に迫ります。


「大官大寺」は奈良検定によく出題されます。聖徳太子が建立した熊凝精舎(くまごりしょうじゃ=大和郡山市の額田部あたり)が起源とされ、移転ごとに百済大寺(桜井市吉備の吉備池廃寺?)→高市大寺(大官大寺)→大安寺、と移っていきました。正体がよく分からない大官大寺のナゾを露木講師が解明します。ぜひ、足をお運びください!なお11月以降の予定は、



■11月25日 「信仰と伝承の町・ならまち」友松洋之子(ともまつ・よしこ)
奈良町は伝統的な町家をレストラン・喫茶店などに改修し、多くの人で賑わいます。そんな奈良町には、元興寺、十輪院、御霊神社など、多くの信仰や伝承が今も息づいています。その歴史や見どころ、不思議な伝承をご案内します。

■12月2日 「桜井と明日香 守り続ける勧請綱」雑賀耕三郎 (さいが・こうざぶろう)
桜井市の山中、明日香の稲渕や栢森で守り続けられてきた勧請綱の行事を紹介します。さらに室生寺や長谷寺、飛鳥坐神社とも深く結びついて「お綱の行事」が存続してきた姿などもご紹介して、村々の生活と信仰を考えてみました。

■1月6日 「大和・四季の花めぐり」石田一雄
奈良県内には、四季それぞれに様々な花が咲いています。花の名所でもあまり知られていない美しい花が咲きます。例えば、奈良公園のネムの花、寒牡丹で有名な石光寺のサルスベリ、仏隆寺のナシの花などを紹介します。

■2月24日 「天平の僧・行基菩薩」小倉つき子
奈良時代、朝廷の弾圧を受けながらも、民衆救済と伝道に生涯を捧げ、文殊菩薩の化身と仰がれた行基。ついには聖武天皇の心を動かし、東大寺大仏造立の勧進役に起用され、日本初の大僧正に。傑僧・行基菩薩の、ご偉業と史跡をご案内します。

■3月24日 「仏教伝来物語ー仏法僧が日本に来た日」徳南毅一(とくなん・きいち)
インドで釈迦が説いた教えは、山や砂漠を越え、中国に到り朝鮮半島から海を渡り千年をかけて日本へ渡来しました。仏教はまた高度な文化を我が国にもたらしました。仏教伝来の壮大な歴史ドラマを語り、飛鳥、白鳳、天平文化を紹介します。


ぜひ、「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」に足をお運びください!

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