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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

バスで巡る!神武天皇の聖蹟(第9回古社寺を歩こう会)は、土曜日開催です

2012年03月21日 | 古社寺を歩こう会
いよいよこの土曜日(3/24)は、第9回古社寺を歩こう会「バスで巡る!神武天皇の聖蹟」です。週間天気予報では「曇り時々雨」ですが、雨天決行(荒天中止)です。昨日(3/20)の時点で、94人(打ち上げは48人出席)のご参加申し込みをいただきました。内訳は、当ブログご愛読者が31人(同12人)、奈良まほろばソムリエ友の会メンバーおよびそのご友人が43人(同21人)、私の勤務先のOBが11人(同8人)・現役社員が5人(同4人)、事務局(講師および世話人)が4人(同3人)です。

バスは2台で、1号車には、当ブログご愛読者、勤務先のOBと現役、2号車には、ソムリエ友の会が乗車します。世話人を加えると、補助席を使わなくて済むギリギリの人数となりました。なおバスガイドさんは、奈良検定のソムリエおよび1級の有資格者です。


神武天皇が占いに使ったという厳瓮(いつべ=御神酒の器)
のレプリカ(丹生川上神社で)。写真はすべて3/10撮影

行程表は以下に貼っておきますが、この予定だとお土産を買っていただく時間が全くありません。そこで東吉野村名物、升屋の「たあめん」(太そうめん)と御菓子司・西善の栗羊羹「そまづと」・最中「厳瓮(いつべ)」をバス車中でご希望者に斡旋し、昼食場所の丹生川上神社(中社)で受け取っていただくこととしました。「厳瓮」は、神武天皇が戦勝を賭けた占いをする際に使ったという「御神酒の容器」をかたどった珍しい最中です(みむろ最中ほどの小ぶりのもの)。占いのため厳瓮を川に沈めると、アユが浮いてきました。だからアユは「鮎」と書くそうです。


御菓子司・西善の厳瓮(いつべ)最中

ご参加者のうち、当ブログご愛読者のリストは、以前こちらに記載しましたが、ソムリエに合格されているO原さん、Y田さん、走るソムリエのY田さん・T石さんは2号車に回っていただくことといたしましたので、ご了承ください(席数バランスの都合上)。

※ご留意事項
1.出発時間(奈良商工会議所前8:20、JR奈良駅西口8:30)の数分前にご集合・ご乗車ください。「古社寺を歩こう会」の旗が目印です。
2.高倉山は少し歩きます(距離や標高はわずかですが、急坂です)し、他にも歩くところがあります(20~30分程度)。運動靴など、歩きやすい靴でお越し下さい。 
3.昼食場所の丹生川上神社(中社)のベンチはわずかしかありませんので、敷物をご持参ください。なお、お弁当(薬草弁当)にお茶はついていませんので、各自ご持参ください。
4.参加費(@4,500円)はバス内、打ち上げ費用(男性@3,000円、女性@2,500円)は店内で集金します。お釣りの出ないよう、ご用意ください。
5.狭井神社付近で一旦解散式を行います。打ち上げに参加されない方は、近鉄八木駅、近鉄奈良駅、JR奈良駅までバスでお送りいたします。打ち上げ参加(贔屓屋桜井店=桜井駅構内)の方は、桜井駅で解散となります。


夢淵周辺(丹生川上神社近く)の滝

タイムスケジュールは以下のとおりです。3/10(土)に下見に行き、少し変更しました。
奈良―9:20鵄邑(とびのむら 生駒市)9:50出発―10:30針テラス(トイレ休憩)10:50-(榛原経由)―11:30菟田穿邑(うだのうかちのむら 宇陀市)12:00―12:30丹生川上神社(東吉野村 境内で昼食)13:10―13:40菟田高倉山(うだのたかくらやま 宇陀市)14:30―15:00等彌神社(桜井市)15:30―15:50磐余邑(同)16:30―16:50狭井河之上(同)17:30(見学後、解散式)

では皆さん、どうぞお楽しみに!
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奈良公園は、梅日和(2012Topic)

2012年03月20日 | お知らせ
今日は春分の日、奈良は朝から快晴である。平凡社刊『世界大百科事典』によると《太陽はこの日真東からでて真西に沈み昼夜の長さがほぼ等しくなる。実際は春分の日でも昼のほうが長いのは日の出 (入り) は太陽の中心ではなく上縁が見えるときで計算するのと,光線が大気で屈折して太陽を下からもち上げるようにすることによる。(中略) 春分の日の前後 1 週間が春の彼岸で春分の日を彼岸の中日という。日本や中国の暦法では冬至がもっとも重視され暦計算の基準点であったが,西洋では春分に重きがおかれている。日本では立春からを春とする場合が多いがヨーロッパの春は春分からである》。


奈良では「お水取りが終わると春が来る」というから、立春(2/4)より春分が「春到来」のイメージに近いと感じている。ヨーロッパと一緒なのだ。以前、気象庁のデータをもとに奈良の気温を拾うと、お水取り(3/1~14)の期間中とその直後(3/15~末日)で、2.3℃も平均気温が上昇していることが分かった。


このページの写真は昨日(3/19)、奈良公園近くの奈良県文化会館前で撮ったものである。すでに梅が見ごろを迎えていた。風が吹くと、いい香りが舞い上がる。馬酔木も、可憐な花をつけていた。皆さん、県下梅林の開花情報を参考に、梅の里を御訪ねください!
コメント (2)
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奈良町おさんぽMAP 第4弾(2012Topic)

2012年03月19日 | お知らせ
株式会社地域活性局代表の藤丸正明(ふじまる・ただあき)くんが、「奈良町おさんぽMAP」の最新版を発行した。奈良新聞(3/14付)の「奈良町おさんぽマップ第4弾 情報充実 宿泊施設も まちづくりの人物や活動解説」によると

町家が残る奈良市の旧市街地「奈良町」で観光案内所を運営する地域活性局(同市)は、同町の観光情報を掲載した散策地図「奈良町おさんぽマップ」をリニューアルし、第4弾を発行した。地図の大きさをA3判からA2判に拡大し、まちづくりに取り組む住民や宿泊施設などを新たに掲載し情報量が充実した。

見開きには地元のまちづくり組織「奈良町座」の役員5人を顔写真付きで紹介。個々に活動内容や見どころを解説している。宿泊施設は周辺のホテルや旅館など6ヵ所をホームベージアドレス付きで紹介。飲食・雑貨店などを含めると掲載店は117に上る。町周辺の主要バス停や駅への徒歩での所要時間も載せ、アクセス情報を充実させた。


代表の藤丸正明さんは「地図を散策に使うだけでなく持ち帰った後も町の記憶を留めるツールに活用してほしい」と話している。地図は奈良町の活性化を目的に平成21年から発行。第4弾は20万部で同社の観光案内施設 奈良町情報館などで来訪者に限り無料配布する。問い合わせは奈良町情報館、電話0742(26)8610。


「奈良町座」の役員5人は、「『ならまち』」見どころMAP」のページに登場する。林啓文さん(奈良町からくりおもちゃ館 理事・事務局長)、松山隆さん(奈良町座 会長)、木原勝彬さん(ローカル・ガバナンス研究所 所長)、田中宏一さん(奈良町落語館 館長)、倍巌良明さん(ならまちわらべうたフェスタ実行委員長)というおなじみの面々である(そういえば最近は忙しさにかまけて、「奈良町座」はずいぶんご無沙汰しているなぁ~)。

吉野町樫尾で原木しいたけを栽培されている岡本隆志さん(新鮮しいたけおかもと)は、Facebookで《奈良町おさんぽマップ第4弾! この前、野菜の配達に同行した奈良町情報館さんが発行している奈良町の散策地図である。バージョンアップして登場と今朝の奈良新聞に掲載されてました!奈良町にお越しの際は、是非手にとって観光を楽しんで下さい♪持ち帰っても楽しめる内容です♪ちなみに、僕も登場してます(笑) 見つけてね》と紹介されていた。確かに、岡本さんが小さく写っていた。

じっくり読んで楽しめる無料の情報マップである。ぜひ、奈良町情報館(奈良市中院町21)に足をお運びいただきたい。
コメント (4)
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冬ごもり春まだ遠し 広橋梅林(2012Topic)

2012年03月18日 | お知らせ
今日(3/18)、吉野郡下市町の広橋梅林で「梅の里山祭」が開催される。昨日、周辺を通りかかったので訪ねてみたところ、やはり今冬の寒さで、梅は「咲き始め」状態だった。しかし役場に問い合わせてみると、お祭りは開催されるとのことである。「観梅以外のイベントがありますので…」ということだ。
※トップ写真は、例外的によく咲いていた紅梅(3/17撮影)



町のHPによると《広橋梅林は月ヶ瀬、賀名生とならぶ奈良県三大梅林の一つとして知られています。広橋峠の北側斜面、約25ヘクタールにわたって約5,000本の梅が植栽されており、2月末から3月中旬が見頃です。白梅、紅梅、そして淡桃色、一重咲き、八重咲きなど色とりどりに咲匂う梅と景色をお楽しみ下さい。また、金剛葛城両山や大和平野を見渡せる眺望も素晴らしく、青梅が実る初夏もお勧めです》。
※県下梅林の見頃情報は、こちらをご参照のこと


白梅は、まだまだ(3/17)

《散策道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめます。梅以外にもさまざまな草花や人と触れ合えるのは広橋梅林ならではです》。広橋峠の頂上には、「天主の森」がある。《広橋城跡とされ、頂上には高峰稲荷神社があります。美しい眺望と壮大な歴史を感じながら山城があったとされる頂上までひと歩き》。

お祭りの内容は、パンフレットをご参照いただきたい。スタンプラリー、青空市、茶粥・甘酒の無料サービスや梅の種飛ばし大会などが開催される。ファミリーでイベントを楽しみたい方は、ぜひ足をお運びください。

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古事記(別冊 太陽 日本のこころ194)

2012年03月17日 | 記紀・万葉
古事記 (別冊太陽 日本のこころ 194)
千田稔 監修
平凡社

またまた「古事記本」が出た。『別冊 太陽 日本のこころ194 古事記』である。版元の紹介文によると《八岐大蛇(ヤマタノオロチ)や因幡素兎(イナバノシロウサギ)などのお伽噺で広く知られている『古事記』。古代の人々がつくった世界をイメージたっぷりの写真と平易な解説で紹介する入門書。『古事記』誕生1300年記念出版》。

2,520円とやや値が張るが、『別冊 太陽』らしく、見事なビジュアルを駆使し、カッチリと作られている。奈良県だけでなく、全国の「古事記ゆかりの地」が紹介されていて、楽しく『古事記』の全体像を学ぶことができる。いちど書店で手にとってご覧いただきたい。
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