tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

高岡利光さんとラーメンを熱く語る!(奈良日日新聞「奈良ものろーぐ」第33回)

2019年01月16日 | 奈良ものろーぐ(奈良日日新聞)
週刊奈良日日新聞に毎月第4金曜日に連載している「奈良ものろーぐ」、先月(2018年12月28日)掲載されたのは「高岡利光さんと麺談義/リアルチキンラーメン大会」だった(取材日は12/18)。高岡さんは、ともに名店として知られる「麺屋NOROMA」と「MENYA BIBIRI」を経営されている。
※トップ写真は奥から中田さん、高岡さん、林さん


麺屋NOROMA(1月3日限定)の「スペシャルスタミナラーメン」1,000円、うまい!

高岡さんは昨年(2018年)11月、NOROMAの「鶏そば」で「全日本ラーメン選手権」で見事グランプリを獲得された凄腕である。一緒にラーメンを熱く語ったのは、ラーメンキング・中田昭一さんとラーメン王子・林岳史さん(TAR-KUN)。中田さんはインスタグラム、林さんはブログで、それぞれラーメン情報を発信されている。





年明けの1月3日(木)、高岡さんは麺屋NOROMAで1日限定で「スタミナラーメン」を提供された。この日のメニューはスタミナラーメン800円とスペシャルスタミナラーメン(生卵、餅2枚と野菜ちょい増し)1,000円のみ。写真はスペシャルスタミナラーメンである。ダシのきいたスープに、生卵が絶妙にからむ。辛さはほどほど。こんなおいしいスタミナラーメンは初めていただいた!ではそろそろ、記事全文を紹介する。



年末にちなみ「奈良のラーメンの将来展望を語ろう」と、MENYA BIBIRI(奈良市七条町)に集まっていただいた。メンバーは高岡利光さん(38)、中田昭一さん(51)、林岳史さん(27)と私。

高岡さんはBIBIRIと麺屋NOROMA(奈良市南京終町)を経営する株式会社bibiri company の代表取締役だ。NOROMAの「鶏そば」は本年11月、群馬県伊勢崎市で開かれた「全日本ラーメン選手権」で見事グランプリを獲得された、おめでとうございます!

中田さんは奈良市勤務、林さんは宇陀市勤務のサラリーマン。ともにラーメン通で、私は中田さんをラーメンキング、林さんをラーメン王子と命名した。林さんは南都銀行の観光サイト「ええ古都なら」で毎月2杯、美味しいラーメンを紹介されている。以下、当日の話をかいつまんで紹介する。

中田 ラーメンのスタイルが多様化しています。①普通のラーメン②つけ麺③まぜそば④冷やしラーメン。奈良でもこれから多様化が進むでしょうね。

 県内では新店ラッシュが続いています。お店が増えるのは良いのですが、チェーン店ばかりが増え個性的な小さいお店が淘汰されないか気になります。

中田 仙台のマーボー焼きそばが話題になっています。まかない食がテレビに取り上げられて広まったのですが、奈良でもこのような面白い展開ができないでしょうか。

高岡 私のラーメンの原点は彩華ラーメンです。天理発祥のスタミナ系ラーメンが、関西以外で案外知られていないのが残念です。

 ひるドラや蒙古タンメン中本の激辛ラーメンが流行っています。スタミナ系ラーメンは、再度ブレイクしそうな予感がします。

高岡
 年明けの1月3日、NOROMAで当日限定の「奈良スタミナラーメン」を提供いたします。10時から17時の通し営業です。ラーメンはこの1品だけですが、ぜひお越しください。
 
 いい企画ですね。天理スタミナ系は、奈良のラーメンの第1期を飾る記念碑的なラーメンです。県民の記憶の中に、深く刻み込まれているのではないでしょうか。

鉄田 NHKの朝ドラ「まんぷく」は毎回録画して見ています。チキンラーメン生みの親、安藤百福の話です。おかげでウチではチキンラーメンの消費量がグンと増えました。

中田 家でチキンラーメン味のラーメンを作ってみたら、こんな美味しいラーメンができました(と言ってスマホをかざす)。

高岡 美味しそうですね、リアルチキンラーメン。来年、県内でこれを食べ比べるイベントをやりましょうか、奈良県産の鶏を使って」(全員うなずく)。

バラク・クシュナー著『ラーメンの歴史学』には「極度に画一化された今日の日本の状況にくさびを打ち込み、消費者のマインドに地域ごとの特性を印象づける手段として、ラーメンが使われるようになった」。つまりラーメンは「ご当地グルメ」として、地域のブランド化に貢献しているのだ。県内では天理、富雄、王寺と、地域的にも広がりを見せている。

来年も奈良のラーメンシーンを大いに盛り上げてまいりましょう!


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値段が10倍/1食330円(45g)の 「天然わら納豆」を食べてみた!

2019年01月15日 | 日々是雑感
年末年始、テレビで納豆に関する特集を何本か視聴した。ネットにも、こんなわかりやすいまとめ記事が出ている。熱々のご飯に載せてはいけないとか、冷凍保存した納豆は電子レンジではなく自然解凍が良いとか、生卵の卵白は肌にいいというビオチン(ビタミン類)の働きを阻害する(私は温泉卵と混ぜている)などの知識を仕入れることができた。

いつもは、イオンモール大和郡山や近商ストア学園前店で売っている「近藤豆腐店の大仏納豆」をいただいている。これはとても美味しい納豆なのだが、いちど「天然わら納豆」(わらにいる天然の納豆菌で発酵させたもの)なるものをを食べたくなって、ネットで注文してみた。それが「天然わら納豆ふくふく」(栃木県の株式会社フクダ製)である。同社のHPによると、


表面の包装紙をとるとこんな姿。要は、納豆を密閉しているのは表の包装紙だけなのだ

わらに棲む天然の納豆菌で造る伝統の納豆が五十年振りに甦りました。当地方の農家に昔から伝わる伝統の納豆です。当店の看板商品です。ぜひ一度ご賞味ください。

この藁納豆は昔から当地方の農家に親から子、子から孫、へと大切に伝えられた伝統の納豆で、藁に棲む天然の納豆菌を活用して造る納豆です。然し、昭和20年代にサルモネラ菌に依る中毒事故が発生し、それ以後製造が禁止され、これまで多くの藁納豆のメーカーが製造許可の取得を試みましたが許可が下りず、正に幻の納豆になってしまいました。



弊社はこれまで工業界において食とは関係の無い精密製品を手がけてまいりました。そこで永年培った工業製品製造の技術を駆使し、絶対に中毒事故の発生しない製法を確立致しまして、このほど50年振りに製造許可の取得が出来まして伝統の納豆が復活いたしました。藁の納豆は他にも沢山ありますが、藁は単なる容器で培養菌の納豆であり、弊社の納豆とは全く異なるものです。




これは期待できそうだ。ふくふくは300g入りが1,200円、送料が別途1,000円、計2,200円。普通にスーパーで売っていてる納豆は45g入り3パックが100円程度。つまり1パック33円だ。ふくふくは送料を含めると45gで330円、ちょうど10倍!といっても、値段の差はわずか300円なので、さほどフトコロはいたまない。

ネットで注文し到着して、しばらく冷蔵庫で寝かせておいた(もちろん賞味期限内)。納豆は乾燥させると美味しくなるそうだ。なお小泉武夫がNHKで絶賛していたという同社の最高級品「大天元」は2,000円だった(1パックで計算すると450円!)。少し迷ったが、まずはふくふくを試しすことにした。


これでも立派な「食品」なのだ!

少し熟成させたところで開封すると、おお、これはコワい!こんな姿だったのだ。これを見て卒倒する外国人がいるのではないか。しかし表面のこわもてとは裏腹に、混ぜてみるとわりと普通の納豆の姿になった。これなら食べられる。粒は思ったより小さい。



いつものように糸を引くまで混ぜ、ネギ、練り和からし、醤油、温泉卵をまぜ、少し冷ましたご飯に載せていただいた。うーん、見た目ほどにはインパクトはない。臭いはややキツめだが、そんなに糸を引くわけでもない。味も歯ごたえも「近藤豆腐店の大仏納豆」に軍配が上がる。



しかし、しばらくして私の腸が喜び始めた。冒頭のサイトには、納豆には「整腸作用に高い効果があり、有害な毒素を排出するデトックス効果もあります」とあったが、要はお通じが良くなるのである。6パック分買い込んだので、しばらくは毎日いただけそうだし、蓋つき容器に入れて冷凍すれば、半年くらいは大丈夫だそうだ。

皆さんも、ぜひお試しを。おススメの納豆がある方は、お知らせください!
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MENYA BIBIRI と 麺屋いちびり/ええ古都なら「超おすすめ!絶品ラーメン」

2019年01月14日 | グルメガイド
ラーメン王子 TAR-KUN(たーくん)こと林岳史さんは、南都銀行の観光サイト「ええ古都なら」の「超おすすめ!絶品ラーメン」コーナーに毎月2杯、奈良県内およびその周辺のラーメンを紹介されています。


「麺屋いちびり」のラーメン。トップ写真は「MENYA BIBIRI」

先月(2018年12月)掲載されたのは、奈良市の「MENYA BIBIRI(メンヤ ビビリ)」と橿原市の「麺屋いちびり」でした。中身はこちらをご覧ください!
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「清酒のルーツをたどる」バスツアー、楽しく閉幕!(2019.1.12)

2019年01月13日 | 観光にまつわるエトセトラ
南都銀行観光戦略室が発案し、奈良市観光協会が旅行企画・実施、奈良まほろばソムリエの会が協力した「チャレンジ日本遺産!清酒のルーツをたどる」バスツアーは、昨日(1/12)楽しく閉幕しました。中型バスを用意し、おかげさまで20人の定員が満席、スタッフを入れて23人のツアーを終えました。東京からお2人、あと京都、大阪、そして県内から。半数が女性で平均年齢も若く、いつもと違う華やかな雰囲気でツアーが進行しました。




正暦寺の大原住職が、菩提酛づくりのプロセスを解説

コースは、JR・近鉄奈良駅発→正暦寺で「菩提酛清酒祭」を見学・精進弁当の昼食→大神神社と高橋活日神社参拝→大安寺参拝(「笹酒」のふるまい)→今西清兵衛商店で試飲→17:00頃現地解散、というものでした。





メインはやはり「菩提酛清酒祭」。大きな甑(こしき)で、そやし水(天然の乳酸菌を大量に含んだ仕込み水)で麹を含んだ米を蒸しあげ、むしろの上で冷まします。十分冷ましたあとで、それらを酒母(麹に水と蒸し米とをまぜ酵母を加えて培養したもの)に投入、それを8つの酒蔵が持ち帰り、菩提酛(もと)づくりの清酒に仕上げる、というものです。





この日は菩提酛清酒の試飲や粕汁、お餅のふるまいもありました。お昼には境内の徳蔵院(参籠所)で精進弁当をいただきました。ここで奈良市から特製「ぐい飲み」のプレゼント。それで菩提酛清酒をひと口いただきながら、お弁当を平らげました。







午後は大神神社と境内の高橋活日(いくひ)神社(杜氏の祖神を祀る)、狭井神社を参拝。そのあとは大安寺で、がん封じのご祈祷をされた笹酒を「がん封じささ酒まつり」(1月23日開催)よりひと足早くいただきました。宝物館も拝観。最後は奈良町の今西清兵衛商店で試飲。





参加された皆さんには、大変ご満足いただきました。この勢いで、今春の日本遺産(清酒発祥)認定をめざします。



ご参加いただいた皆さん、添乗員を務めていただいた奈良市観光協会のTさん、写真撮影とガイド助手を務めていただいた同僚のMくん、ありがとうございました。このツアーは、毎年の定番ツアーにしたいです!
コメント (2)
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奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつりのイベント 一挙紹介!(大立山まつり 2019)

2019年01月12日 | お知らせ
1月26日(土)~27日(日)に開催される「奈良ちとせ祝(ほ)ぐ寿(ほ)ぐまつり」(大立山まつり 2019)では、こんなにたくさんの楽しい体験イベントがある。意外と知られていないようなので、ここに一挙紹介する。同イベントのHPによると、

古(いにしえ)の奈良に心を飛ばして、学ぶ巡る体験する
古の奈良に心を飛ばして、学ぶ巡る体験する歴史を知ると、奈良の面白さは深まります。そして、日々の暮らしで、あるいは旅の途中に、見つけて感動して誰かに伝えたくなることが増えていきます。歴史に裏打ちされた奈良の魅力の一端に、会場で触れてみてください。

◆講話+ワークショップで学ぶ
奈良の伝統や風習についての講話や奈良の歴史が身近になる楽しくて為になるワークショップも多彩に。

有料イベントお申し込みの方にアイスコーヒーのくつしたプレゼント
事前申込制の有料イベントをネットでお申し込みいただいた方優先で[アイスコーヒーのくつした 大立山まつり2019 奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつりオリジナル]を進呈します。魅力的な講話やワークショップがたくさんあります。ぜひご興味のあるイベントにご参加いただき、アイスコーヒーのくつしたを貰ってくださいね!
※「【トークショー&上映会】「平城宮の祈り」」は対象外です。プレゼント企画は規定数に達し次第終了いたします。また色は指定できません。ご了承くださいませ。

【ワークショップ】天平の絵師体験!
繧繝(うんげん)彩色のかんざしワークショップ(26日・27日両日)

天然顔料を使用し、かんざしに古代の技法で彩色をするワークショップです。
講師:日本画家 中田 文花氏
古代にも使われていた天然顔料を使用し、かんざしに古代の技法で彩色をするワークショップです。天平時代と変わらない日本画の技法で彩色を体験していただきます。マイかんざし(花鈿) が欲しい方大歓迎!※追加1本につき1000円(要事前予約。希望の場合は「ご要望」に記載ください。)ワークショップのご予約はこちら

【ワークショップ】鑑真和上に思いを馳せて
天然香木・天然香原料でのお香作り(26日・27日両日)

世界でひとつだけの香りを作りましょう。
講師:みちおか きみこ氏
奈良時代、苦難を乗り越え日本に戒律を伝えた鑑真和上はさまざまなものを日本にもたらしました。お香もそのひとつ。鑑真和上ゆかりの天然香木・天然香原料を使用して、世界でひとつだけの自分が好きな香りを作りましょう。ワークショップのご予約はこちら

【対談】奈良時代と繋がる祭りを楽しむ
~奈良LOVERSとちとせ祝ぐ寿ぐまつり~(26日 11:00~12:30)

奈良をこよなく愛する愉快な4人のトークをお楽しみください。
石川 重元(海龍王寺 住職)/小田 裕樹(奈良文化財研究所 研究員)/中島 志佳(第24代ミス奈良)/小谷 真美子(FM COCOLO DJ)
奈良をこよなく愛する愉快な4人が、平城京への思いや「大立山まつり 2019 奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」をとことん語り尽くします。参加申込はこちら

【対談】地域に根付く信仰を伝える写真とことば
神饌からひもとく奈良の祭り(26日 16:00~17:30)

『神饌 供えるこころ』著者が奈良大和路の祭りを語ります。
出演:野本 暉房氏(写真家)/倉橋 みどり氏(編集者・俳人)
「神饌= 神様へのお供えもの」に焦点をあて奈良県内各地のお祭りを紹介した『神饌 供えるこころ 奈良大和路祭りと人』(淡交社)の共著者である野本氏と倉橋氏が奈良大和路の祭りを語ります。
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【対談】「奈良時代に生きた若者たち
─平城京式部省大学寮を識る─(27日 11:00~12:30)

平城京を舞台にした小説の作家と、発掘調査をした研究員による対談です!
出演:澤田 瞳子氏(小説家)/杉山 洋氏(奈良文化財研究所特任研究員)/朗読: 林恒宏氏
平城京式部省大学寮を舞台とした歴史小説『孤鷹の天』(徳間文庫)作者の澤田瞳子氏と、同寮の発掘調査に携わった杉山洋氏による対談。『孤鷹の天』より、澤田氏が選んだ一節の朗読も行います。
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【体験】かき氷で甘葛煎(あまづらせん)を
お味見・甘葛ブンブン(27日 13:00~14:30)

古代の甘味料「甘葛煎」の講座とワークショップです。
講師:奈良女子大学 前川 佳代氏
奈良の夏の名物かき氷。古代には「甘葛煎」という甘い蜜をかけて食べていたようです。 この体験では、甘葛煎の研究をしている奈良女子大学・前川佳代先生の指導で、事前に採取したツタの樹液を煮詰めて、甘葛煎を精製します。煮詰めている間は、先生に甘葛のお話をしてもらいます。 甘葛煎が出来上がったら、ほんの一口だけあまづらかき氷の味見もできるかも…? ご予約はこちら

【対談】古から今へ、こころとからだを救うということ
「中将姫と薬草の奈良」をめぐって(27日 13:30~15:00)

中将姫伝説の残る當麻寺と、中将姫が伝授したという薬を作る株式会社ツムラの対談です。
當麻寺中之坊院主 松村實昭師/株式会社ツムラ 執行役員 村田亮市氏
中将姫ゆかりの寺・當麻寺中之坊は日本最古の和漢薬「陀羅尼助」発祥地の一つ。ツムラが創業以来作り続けるのは中将姫が伝授したとされる薬「中将湯」。姫がもたらした癒しの神髄に思いを馳せて。
※ツムラ「バスハーブ」(入浴剤)をプレゼント!
クレジットカード決済でのご予約 銀行振り込みでのご予約

【トークショー&上映会】「平城宮の祈り」(27日 16:00 ~ 17:30)
保山耕一氏の美しい情景映像を見ながら、平城宮について語り合います。
石川重元氏(海龍王寺住職)/保山耕一氏(映像作家)
奈良の美しい情景を撮影し続ける映像作家の保山耕一氏と、大立山まつり実行委員会会長の石川重元が、平城宮について語り合います。胸に迫る抒情的な映像を大きなスクリーンでご鑑賞ください。
※このトークショー&上映会は無料です。当日整理券を配布します。

◆奈良時代を体験する
遥かな時空へ思いを馳せるひととき。奈良マニアならばきっと「一度はやってみたかった!」時間をご用意しています。

【体験】たべる・みる・まとう
奈良時代体験「むつきの饗(あえ)」(26日・27日両日)

天平時代のしつらえの中で、「天平の宴」のフルコースをどうぞ!復元衣装をまとい、メイク、髪型を本格的に整え、 奈良時代の部屋のしつらえの中で、長屋王家出土木簡を元にした 奈良パークホテルの「天平の宴」のフルコースをどうぞ! 奈良文化財研究所・杉山洋氏による古代食の説明 も行われる特別で贅沢な時間を平城宮跡でお楽しみください。ご予約はこちら

【ワークショップ】遣唐使からの贈り物
天平茶体験(26日・27日両日)

遣唐使が日本にもたらしたというお茶を学び、喫しましょう!
講師:中谷 美風氏
お茶は遣唐使が日本にもたらしたもので、また8世紀頃中国・唐の、陸羽が編纂した『茶経』にみられる「餅茶(へいちゃ)」と呼ばれる茶の葉を蒸して固めた固形茶だったと推測されています。『茶経』についての映像を視聴、奈良時代の部屋のしつらえの中でお茶を召し上がっていただく体験会です。ご予約はこちら

南都の寺のお坊さん講話
藤原不比等と興福寺(27日 11:00~11:40)
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称徳天皇と四天王(27日 12:00~12:40)
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元興寺創建千三百年を振り返って(27日 13:00~13:40)
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対談!鑑真和上、律宗のことからお坊さんの暮らしまで(27日 14:00~14:40)
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幻の大寺~日本初の天皇立寺院、大安寺概説~(27日 15:00~15:40)
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東大寺の冬の行事~修二会を中心に~(27日 16:00~16:40)
クレジットカード決済でのご予約 銀行振り込みでのご予約

◆終着は まつり会場!多彩なツアー
仏師とめぐるツアー、飛鳥・藤原の万葉の故地をめぐるツアーも予定しています。終着地はほぐほぐまつりの会場です。ツアーもまつりも両方楽しんで!

【ツアー】仏師と行く!
時代で見る、四天王ツアー(26日 9:00~15:30)

四方に睨みを利かせる、甲冑の守護神
コース:近鉄奈良→東大寺→岩船寺→浄瑠璃寺→般若寺→平城宮跡
案内人:仏師 折上 稔史
厳しい表情で睨みを利かせる四天王は、もともと古代インドの神々で、仏法を護る守護神。本ツアーでは、時代による素材や技法の違いなどを、仏像の作り手である仏師の解説でご案内いたします。東大寺戒壇堂の国宝四天王像は、言わずと知れた天平時代の傑作。京都府の南、風光明媚な当尾の里に建つ浄瑠璃寺と岩船寺には、それぞれ国宝、重要文化財に指定された古作の四天王像が守り伝えられています。コスモス寺として有名な般若寺の四天王像は、美しい彩色を残した江戸時代作の像。ツアー終了後、平城宮跡「ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」会場には四天王立山がございます、宜しければご覧くださいませ。
※浄瑠璃寺の九体阿弥陀如来像は、修復に伴い九体の内二体は拝観できません。浄瑠璃寺の四天王像は、持国天、増長天のみ拝観可能です。ご予約はこちら

【ツアー】飛鳥・藤原宮都を倉橋みどりさんと
万葉トリップ(27日 9:00~16:00)

万葉浪漫をこころで感じる
コース:大和八木→飛鳥京・藤原京万葉集古地めぐり→平城宮跡
案内人:倉橋 みどり
日本最古の歌集、万葉集をテーマに日本人のこころのふる里、飛鳥・藤原の宮都を巡り、「ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」の会場でもある平城宮跡を目指します。
奈良県立万葉文化館では、指導研究員の井上さやか氏による万葉集についての座学講座を行います。ご昼食は祝戸荘にて、藤原宮跡から出土した木簡をもとに、古代・飛鳥の宮廷人が食べていた料理を現代風に再現した「万葉あすか葉盛御膳(古代食)」をお召し上がりいただきます。
ガイドは、俳人としても活動されている倉橋みどり氏にご案内いただきます。ご予約はこちら

このほか、地域自慢のあったかもんと特産品の販売(一覧は、こちら)、大和の伝統芸能とまつり(一覧は、こちら)などなど。今年の大立山まつりは、相当充実している。ぜひ、足をお運びください!
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