tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

木に生きる書/田舎コンサート 10~11月に開催!(2024 Topic)

2024年09月25日 | お知らせ
川上村にお住まいの書家・刻字家の土井一成(どい・いっせい)さんから、フライヤーが2枚、届いた。1枚はご本人の個展、1枚は土井さんの奥さん(谷田雄子さん)が出演される音楽イベントである。土井さんのFacebookには、〈久しぶりの投稿 私の個展、木に生きる書 嫁さんの田舎コンサート よかったら足を運んでください お待ちしております〉。チラシから情報を拾うと、

1.木に生きる書 土井一成展
日時 2024年11月5日(火)~11日(月)10:00~18:00(最終日は16:00まで)
場所 ギャラリー天平ならまち(ホテル天平ならまち内)奈良市樽井町1-1 猿沢池畔
入場無料

2.第4回 田舎コンサート
日時 2024年10月27日(日)13:00開場 13:30開演
場所 やまぶきホール(川上村迫1374-1)
入場無料
第1部 谷田雄子(作曲家)、清水誉史雄(螺鈿・漆作家)螺鈿・漆のお話
 ロビーにて作品展示(12:30~16:00)
第2部 摩数意英子(ますい・えいこ ハープ、正倉院復元弦楽器「箜篌[くご]」)
 演奏会終了後、丹生川上神社上社にて奉納演奏


たくさんのご参加をお待ちしています!



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秋が来た!/It feels like fall!(2024 Topic)

2024年09月24日 | 日々是雑感
「秋の彼岸(9/19~25)に入ったのに、相変わらず暑いなぁ」と思っていたが、中日(秋分の日)の日曜日(9/22)、久しぶりに雨が降り、涼しくなった。それまでの最高気温が30℃を超えていたのに、9/22は29.5℃、9/23は28.7℃と、随分涼しくなったのである。
※トップ写真は、御所市森脇のヒガンバナ(2021.9.22 撮影)。遠くの屋根は一言主神社

待ちに待った秋の訪れを感じて、こんな文章を書いている。今まで「春が来た!/Spring has come!」という記事は何度か書いたことがあるが、「秋が来た!」と書くのは初めてである。英訳は以前、英会話スクールで教わったものだ(アメリカ英語で秋はfall、イギリス英語ではAutumだそうだ)。それほど待ち望んだ秋の訪れである。

次の日曜日(9/29)に橿原市で講演をする予定なので、現地の写真を撮りに行ってパワポ資料を完成させるつもりでいたが、暑さに負けて、遅れに遅れていた。講演1週間前の9/22にやっと涼しくなったので、朝からカメラをかついで出かけてきた。おかげで翌日には、講演資料も無事完成した。

思えば今夏(2024年)は暑かった。暑いとどうしても冷たいものを食べてしまうので、夏の前半は腸の調子も最悪だった。後半になって調子を取り戻したが、暑いので家に籠もりがちだった。おかげで「飛鳥・藤原検定の要点整理」は、はかどったが…。

週間天気予報では、まだ暑い日もあるようだが、まあ大丈夫だろう。いよいよこれからは食欲の秋、おいしいものを食べるぞーっ!
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田中利典師の「今夜の一言 2016年度上半期編」

2024年09月23日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、「今夜の一言特集・上半期編」(師のブログ 2016.9.22 付)。2016年度上半期の名言集である。私はいつも、「よくこんな名言を、次から次へとつぶやけるものだなぁ」と感心している。お坊さんはいろんなところで法話をされるから、日頃から考えておられるのだろう。
※トップ写真は、ウチの近隣公園の桜(2020.3.30 撮影)

師はこの記事の最後で、〈みなさんのお気に入りはありますかねえ?〉と問いかけておられる。私は冒頭の一文、「人は愛した分だけ愛される。嫌った分だけ嫌われる。人生はおおむね、トントンくらいで上出来だ」がいいな、と思った。やはり人生は、フィフティ・フィフティで、損得なしなのだ。皆さんは、いかがだろうか。では、全文を紹介する。

「今夜の一言特集・上半期編」
実はもうずいぶん前からツイッターやフェイスブックで書き綴ってきた「今夜の一言」。これってその日、その夜、つれづれに自分の心に浮かんが言葉を吐露したほとんどがオリジナル言葉(迷言かなあ…)です。まあ、大した意味のない言葉ばかりですがね。

一時期は、きちんとメモに残していましたが、いつのまにか書き殴るだけになっていたので、このままではさかのぼるのが大変な作業となってしまいかねません。ま、消えてもいいのではありますが…。

でもせっかくだからもったいないという気もするので、最近の分をまとめてみました。振り返ると、昨年12月頃からぼつぼつ復活してようです。その上半期分をまとめます。正直駄作ばかりで凹みますが・・・。

********************

●H2712~
「風邪は寝るに限る」 ~まあ、喋りながら寝るやつはいませんがね(笑)。「人は愛した分だけ愛される。嫌った分だけ、嫌われる。人生はおおむね、トントンくらいで上出来だ」

●H2802~
「ぼつぼつ生きる。こまやかに生きる。大切に生きる」「人には負けたくないと思うのは大事。でも人に負けたっていいじゃない、と思うのも大事」

●H2803~
「やらされている仕事。やらせていただいている仕事。あなたの仕事はどっち?」「お水取り 練行衆に 春一輪」「人生、いくつになっても学びの連続です」 …しみじみと札幌の夜を過ごしています。「自分が思うほど他人は自分のことを思っていてはくれない。しかし、またその逆も可なり」

●H2804~「地位や名誉やお金ではなく、志にこそ人の本懐がある」 あてにならない世の情け。改めて自分にとうてみる。「それでも自分らしさは捨てられない…」 ~ことあるごとに、人はいろいろ想いを巡らせますが、自分らしさが最後の砦。ま、男泣きする、馬鹿な野郎を笑ってくだせい!!(笑)

今朝の一言「懺悔と感謝。そして祈りです」 ~大地、万物への懺悔と感謝。そして祈りを、日本中に広げましょう。熊本の大地の平穏が一日も早く取り戻せますように。

「人間は決して体で生きているのではない。人間は気で生きているのである」「何事もお天道様が見てござるのよ」 ~つくづく感謝です。「美味しいものと友達がいれば、人生は豊かだ!」「愚者は常に過去を怨み、賢者は常に未来を計る」

●H2805~
「不平不満でする仕事、感謝感謝でする仕事。さてさて幸せの神様はどちらに宿っているでしょう?」 ~誰もが知っているけれど、誰もがついつい忘れてる。「30年後の誰かのために種蒔く人になれたらいいね」「自分の値打ちは自分では決められない。でも、自分の値打ちを高めるのも、貶めるのも、自分である」

「人生は糾(あざな)える縄のごとし。ええときばかりではない。でも悪いときばかりでもない」「たとえ明日、自分の命が尽きようとも、今日、一輪の花をつける種を撒く人間でありたい!」「人生はいつも波瀾万丈。サーファー気分で乗りきりましょう!」「振り返れば過去は後悔の山だけど、感謝の山と思うなら、未来はたちまち明るくなる」

今朝の一言「人の世は難しい。良かれと思ってしたことで、理不尽に恨まれたりする。あまりの馬鹿馬鹿しさに、もう2度と人になど親切にするまいと思うのだけど、それでもやはり、人には親切でありたいと願う。もうそれは私の業なのだろう」

●H2806~
「言葉を重ねれば重ねるほど、真理が遠ざかる」「人生の価値は自分では決められない。でも人生の価値を作るのは自分である」「人は時として自分を守るために詭弁を弄するものである」「なるようにしからならない人生。でもどうにもならないのも人生」

「賢者は他者を思い、愚者は己のみに執着する」「人は誰でも自分の都合で生きているもんだよ」 ~私もそうだし、そういうものだと思っておいた方がいい。「共生とは共死を伴うと知るべし」「言葉を重ねれば重ねるほど、真理が遠ざかる」

***********************

私も還暦を過ぎて、そろそろ人生を語ってもいいのではと思ったりして、ぼつぼつと、これからも書き進めたいと思うこの頃ですね。そのうち、名言も生まれるかも知れませんからね。

みなさんのお気に入りはありますかねえ??ちなみに私の上半期で一番気に入っているのは「たとえ明日、自分の命が尽きようとも、今日、一輪の花をつける種を撒く人間でありたい!」でした。

みなさんは何でしょうか?よろしければ教えてください。
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飛鳥・藤原検定の要点整理(巻3-2)

2024年09月22日 | 飛鳥・藤原検定の要点整理
飛鳥・藤原検定の初級編・中級編を受検される方向けに、『飛鳥・藤原まるごと博物館検定 公式テキストブック』(淡交社刊)の要点をまとめ、当ブログで無料公開している。そのうち今日は、「巻3.文化財」のPART2(P132~153)をアップするので、ご参考にしていただきたい。
※トップ写真は石舞台(2024.4.6 撮影)

なおこの試験の本年度分は、2024年12月14日(土)に実施される。今回から「初級編」に加え「中級編」(初級編の合格者対象)も実施される。お申し込みは、2024年10月31日(木)まで。詳しくはこちらの記事をご覧いただきたい。

この試験は、エリアが「飛鳥、藤原」に限定されているので、地理的に狭い分、かなり深い。マニアックな知識も試されるが、この「要点整理」で、頭を整理して本番に臨んでいただきたい。では、以下に全6ページ分を貼り付けておく。

※追記(2024.12.10)のちPDF形式の「完全版」を制作、こちらの方が便利です!
「ズバリ!飛鳥・藤原検定の要点整理(初級編・中級編対策)」完全版 2024(巻1~巻6)
https://stomo.jp/pdf/asukafujiwara2024.pdf












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田中利典師の「地元の運動会に出場」

2024年09月21日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、「ローカルな日々…運動会の私」(師のブログ 2016.9.18 付)。久しぶりに地元の運動会(子どもさんが通う小学校と地域の「合同運動会」)に出場されたというお話である。
※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5 撮影)

吉野での長い単身赴任生活を終え、綾部に戻られた利典師は、念願の地元デビューを果たされた。自坊での祭事や地元FMラジオへの出演、法話などをこなされ、ローカルな活動をされている。その一端が、運動会への出場ということである。では、以下に全文を紹介する。

「ローカルな日々…運動会の私」
私は15の時、家を出た。その後、吉野で家庭を持って、家族とともに一度は家に戻ったが、すぐに単身生活に入り、結婚後もほとんど綾部での生活はしていない。つまり自治会もPTAも家内に任せっきりだった。それはいまも実は変わらないし、その生活を支えてくれた家内には感謝している。

そんな私が最近しきりに話している「グローバルからローカルへ」「これからはローカル力の時代」などというのは、なんだか怪しい話だなあと、ひさしぶりにびっちり子供の小学校と地域合同の運動会に出て、実感をした。

何年ぶりかで、競技にも参加した。地域対抗の綱引きの人数あわせでかり出されたのである。予選・準決勝・3位決定戦と3度の試合にフル出場である。明日あたりは腕や腰が痛いにちがいない。

ここしばらく、自分の立ち位置について、考え直している。ありがたいことに、いまも変わらずいろんなところから声もかけていただくし、ラジオの仕事をはじめ、新しいジャンルでの仕事も始まっている。

吉野勇退以来、恩知らずな仕打ちを経験させられているのも現実で、その都度、私もきっとそういう思いをいろんな人にさせてきたのだなあと、辛い思いに接するたびに、我が身の行き来してきた日々を振り返っている。

地域の人にも許されている感がある。というか、許されているのかどうかはわからないが、家内にまかせっきりという状況をみなさんに知ってもらっているようには思えた運動会。

私はもともと、さらりとした関係が持ちにくいタイプで、べったりとなるか、無関係なほどの間柄であるかの、どちらかしかない人である。地域のこともべったりとするほど参加出来るなら、そういう関係も構築できるが、いまの私の環境からはそれは少し望みにくい。

それ故、無関係な関係でおつきあいをするのが精一杯である。なんだか、知らない人ばかりになった地域の運動会で、そういう思いに立ち尽くしていた。

よほど、知らない人ばかりとはいえ、昨日の河瀬監督のなら国際映画祭での居心地の方がよかったほどである。こういう思いというのはリタイア時代に入った人が必ず経験することなのかもしれない。

とはいえ、ローカルな時代が来ていることは間違いない。ローカル人として生きていない私がいうのはやはり真実味がないが、ローカル人になってしまっては気づけないこともあるように思う。

あいかわらず評論家的だなあといわれそうだが、それもいまは自分の立ち位置として、流れのままに生きてみようと思っている。過去になんども言ってきたが、「70の田中利典」に出会ったとき、自ずから答えがでていればよいと思っている。
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