【麗しの磐梯 9/5撮】
関心あるブログを訪問していると、その方々それぞれの生活の一端を知ることが出来る。特に、同年配の方々の生活に、驚くほど充実した豊かな日々を見る時、自分が如何に消極的な小さな生活を送っているのかを意識してしまう。羨ましいとも思い、多少沈んでしまうこともある。「もっと意欲的に、明るく生活をしろ」という声が心の中から聞こえるが、気概が湧かない。困ったものだ。
若いころは、当然仕事中心の生活で、空き時間は実に貴重であった。しかし今は、与えられるノルマも少ないせいか、義務感や責任感も薄れて、気まますぎる日々ではないか。
床につくとき、今日も自分が如何につまらない生活をしてしまったか、少しばかりの反省心がもたげる。その都度、費やされた時間は戻らないと言い聞かせる。どう過ごしても1日は1日で、残り時間は確実に減り続けているのだと。
1日1日が無為に過ぎ、何も残らずに逝ってしまうのか。
そうならないように、もっといろいろな思索の旅をしたい。辛い中にも、楽しいひとときを求めて。
残された時間を、身体の健康に留意し、充実した精神状態を保つように心がけよう。それが、孫たち、子どもたち、家族に囲まれた何不自由ない日々に、生かされた自分の果たすべき義務の1つと意識している。
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