エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

珍客 ウラギンシジミ

2008-09-19 | 昆虫
   中秋の昼どき、今日もマダラナニワトンボの産卵を撮影にいつもの里山散歩へ。個体数は少なく4~5頭か、でもペアの産卵も見られ、どうにか来年も会えそうな気がしている。
この時期、例年よりも、まだアカネ類が少ないようだ。

 
 【連結して打空産卵をするマダラナニワトンボ】

 オオウラギンヒョウモン(分布からもウラギンヒョウモンかも知れない)が、土にお腹をつっこんで産卵していたのを初めて見た。草むらには小さなスミレの葉を確認出来た。また、最近見かけなかったコムラサキ♂が、スズメバチがあけたイタヤカエデの幹の穴にストローをさして樹液を吸っていた。遠かったが紫の発光が輝いて見えた。
 吸水に来た珍客ウラギンシジミ出会った。もう20年ほど前、いわきにいたときときどき見たが、会津では初めてだった。新しい発見だが、分布から土着は無理と思っていたがは、最近の温暖化の影響で、生物相の分布も大分北上しているようだ。 


  【オオウラギンヒョウモン(?)の産卵】

【イタヤカエデのコムラサキ】

  【ウラギンシジミ♂に出会う】