エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ふれあい美術館

2011-05-26 | 教育を考える


 孫の通う小学校で移動美術展があった。
市で所蔵している美術品を児童に見せる催しで、孫のもらって来た学校からのプリントで知った。

 楽しみにしていたので、朝一番で見に行った。
 会場の体育館には、日本画、洋画、版画、書、漆芸や陶芸などの30の作品が展示されたていた。
広い体育館で、1年生の一クラスが鑑賞していた。鑑賞するときの注意を聞いて,それぞれに作品を見ていた。
 






 「第11回ふれあい美術展」とあり、主催の市教育委員会文化課に尋ねると、毎年春、秋2校づつで実施しているという。
 初めて見る、市で所蔵するこれらの作品は、いつもはどこに眠っているのだろうか。
 市には美術館はないが、これら作品を広く市民に展示する場があると良いと思った。
 久しぶりにゆっくり立派な美術作品を鑑賞することができた。

もう何年も美術館へはご無沙汰だ。そのうち近間で美術品の鑑賞してみたいものだ。
 その気になれば、福島の県立美術館、裏磐梯の諸橋近代美術館へも行ける。
  地元の東山ダムの奧の禅寺正雲寺に併設されている東山美術館【http://www.shounji.or.jp/】を思い出した。
いつかたまたま立ち寄り、そうそうたる作家の作品が数百点も展示されていて驚いたことがあった。
 近いうちに出かけてゆっくり鑑賞してみたいと思った。

 夕飯のとき、孫たちは、沢山の絵を見てきたことを目を輝かせてしゃべってくれた。
 子どもたちにとって、普段はあまり見ることのない美術作品に触れるたことは、あらためて素晴らしい体験だと思った。
(2011.5.25)

展示作品の一部(撮影は一部を除いては許可された。)


【会津幻想 千住 博】


【山  江花 羽谷】


【ふるさとの記録 石山 富彦】


【キロバザール 渡部 常好】

 
【遊鯉  室井 東志生】             【少年  長沢 節】


【あみもの 鈴木 亮平】


【彫塑 想 ,弾く 佐野 文夫】

校内で見かけた額  良い学校環境で学ぶ子供たちを想った。
○ 体育館への入口に掲げられていた五十嵐元校長先生の書
 

○職員室前の廊下に掲げられた「山川健次郎」
 



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