エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

思わぬワラビ採り

2011-05-27 | 日々の生活
  
昨日のこと、お昼はしばらくぶりにそばを食べに、遠路「道の駅田沢」まで大峠を越えた。
一路喜多方へ、近づく飯豊連邦の眺めを楽しんだ。
田に入り、農作業が始まっていた。さざ波が立つ田んぼの向こうに、雪の飯豊が青く聳えていた。


【磐梯 河東から】


【飯豊 喜多方から】

喜多方の農産物販売所へ寄って、出始めたワラビを数束買ってた。
隣のときどき山野草を見に来る園芸店に顔を出すと、サツキが今を盛りにきれいに咲いていた。
色合いや花弁の形の好みの鉢を3鉢求めた。
 昔手を出したサツキ盆栽が懐かしく思い出された。いつしかほとんど地に下ろして大きくなってしまった。
日光、博多白、やたの鏡、晃山、好きだったのが「松の誉」、懐かしい名前が浮かんできた。



「道の駅喜多の郷」の信号を直進して、日中ダムの見える弥平トンネルの手前までの新しい道路が完成していた。
いつも通ったダムの下からの急カーブの上に、とうとう大きな橋が架かった。
 いくつもトンネルを抜け峠をこえ、国道をそれた川沿いの林道に入った。
そばが目的だが、虫を探した。いつもヒメシジミを撮影に行くちかくだが、案の定まだ早いようだ。
例年は6月10日ころが適期、その頃また行く計画だ。
 カワトンボなどはいないか!探しながら土手に登ると、ワラビを見つけた。
妻と摘み始めた。驚いたことに、にょきにょきと一面に太いワラビが・・・。見事なので写真に撮った。
直前に買ったばかりのワラビだったが、売り物以上の立派なワラビを二人で楽しく摘んだ。
思いがけない収穫が嬉しかった。



 昨年秋以来のおいしいそば,いつものように大盛りを堪能した。



 帰宅してすぐに湯を沸かし、鍋いっぱいのワラビのあく抜きをした。
楽しい思い出のドライブとなった。

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 数日前に、いとこが山菜を届けてくれた。
 南会津の南郷からの山の幸、コゴミ、エラ、コシアブラだ。
 写真は山菜の王と言われているミヤマイラクサで、アイコとも呼ばれている。
 コシアブラは天ぷらに、コゴミ、エラは
 おひたしにしておいしくいただいた。

【エラ アイコ】



   


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