エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ハッチョウトンボ

2018-06-08 | 自然観察

6/7 例年より10日ほど早く、ハッチョウトンボ撮影に南会津の湿原に行った。

1年ぶりの湿原は、丁度ワタスゲが美しく風に吹かれ、ミズゴケ、モウセンゴケの草原にちっちゃいトンボが生まれていた。

   

木道脇の水辺にシオヤトンボを眺めていたら、オゼイトトンボがスイスイ飛び回り、もう産卵するカップルもいた。

オゼイトトンボ  ♀

一瞬アブのようなものが足元を横切った。大きさの感覚が慣れないが、世界一小さいトンボだった。

未だ真っ赤には成熟していない♂、縞模様の♀。

 ♂  ♂

 

 ♀  ♂

 ♂  ♂ 

写真では大きさが分からない。 昨年、モウセンゴケの餌食になりかけた個体を助けたときの写真を添える。100円玉と並べて撮ったものだ。

広い湿原にただひとり、ハッチョウトンボと遊んだ。

 

帰りの林道で、数日前初見したムカシヤンマにあった。

ムカシヤンマ アオハムシダンマシ

♂無色翅型  ♂橙色翅型 

 

コバイケイソウにキンモンガ              モリアオガエルか

   

ワタスゲ                                       モウセンゴケ                           タテヤマリンドウ?

 ♀ 

♂  参:体長1.8cmくらい 

 

帰路、今咲き始めたヒメサユリの群生地に立ち寄った。

淡いピンクの花が可憐に美しく咲いていた。

  

 

 

往きに2時間、湿原で2時間、帰りは寄り道して2時間。でも、大好きな温泉には寄らずに帰宅。