エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

春の名湯と食事会

2018-06-18 | 日々の生活


日曜日、我が町内会の老人組織〈つくも会〉の行事「春の名湯と食事会」に参加、休暇村 裏磐梯で癒しの時を過ごした。

昨年は日程が重なり参加できず、また、今年は飲み方3連ちゃんで参加を躊躇したが、皆さんとのお付き合いを第一優先し参加することにした。

しばらくぶりに梅雨の晴れ間に恵まれ、雄大な裏磐梯に向かい深呼吸、日頃の雑念が払拭され参加して良かった。

久々の休暇村、食事前に1時間ほどの空き時間は、期待した付近の森の散策だ。

休暇村前の水辺には.シオヤトンボ、ヨツボシトンボが飛び交い、散策路には、どこもサラサヤンマが往き来していた。

数は少ないが裏磐梯が産地で有名なアマゴイルリトンボにも再会できた。丁度、林の所々にカンボクが見事だった。

 サラサヤンマ

エゾイトトンボ コサナエ♂

アマゴイルリトンボ♀  モンキチョウ

 

昼の食事会、Ooさんの乾杯の音頭では、珍しい歌を聴いた。

どこかの寮歌か、若者のコンパに歌われた曲のようだった。

Ooさんからこの歌のことを帰りのバスの中で聞いた。

ゆられ、手帳に書き留めた呑兵衛のメモをもとに、あとからネットで調べてみた。


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〈 東京大学農芸化学科 醗酵学教室小史 〉の一節。
      ○・・・今東大 の発酵教室 のみ な らず,他 大学 の発酵教室 でも,ま た外人を加えての泊 りがけのセ ミナール等 でも肩を組み輪を作 って

        一番よく歌 われる歌 は,村 尾 沢夫教授が導入 した次の歌であ る.誠 に研究の苦しさの涙,と 自然真理 と一体になる歓喜の研究生活,

        友情の研究生活をよく表している.

      ” 一 . さかづきにうつる涙を飲みほして       

         今宵も歌おうよ我が友よ         

         楽しさは酒の中から湧いてくる

         酒の中から湧いて来る,ドントドントドント湧いて来る ”
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また、「男はつらいよ」の劇中歌の情報
     ○ この歌の、曲名はついていないようです。

       劇中ではポンシュウ役の関敬六さんが歌われていたようです。
      

      ・杯に映る明りを飲み干して 今宵も歌おう我が友よ

       あぁ、楽しさは酒の中から浮いてくる 酒の中から どどんと どんと どんと 浮いてくる      

                ・この部屋に涙なんかはありゃしない

      こぞって歌おう我が友よ

        あぁ、楽しさは酒の中から浮いてくる  酒の中から どどんと どんと どんと 浮いてくる
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 世間話をしながらの食事会、やがて皆さん待ちかねたカラオケで自慢の喉を披露した。

 僕は、静かに猪苗代の稲川酒造の冷酒を楽しんだ。

 中締めのあと、小生、食べきれないほどの料理を前に、松本市の「3010運動」について一くされ。

  酔いのバスにゆられ、磐梯の道の駅で、ば-ちゃんにお土産を買う。

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 少し呑みすぎた。夕食後、今日もホタルの舞を見にでた。

草むらでほんのり光るホタルばかりだったが、数匹の舞いを見ることが出来た。

24組入り口の東側、西側の川沿いわずか数十mに約10匹くらいを確認。まばらだが、Suzuさん宅あたりでも見られた。

水路の反対側、短大の側溝の草むらにも一匹発見、また、道路を這うホタルも散見された。

    

    

  

新しい住宅地東の畑入り口で交尾中のホタルを見る。

写真撮影は難しいものだ。懐中電灯でほどよく照らしてコンデジで撮る。

 

  

 命のバトンタッチ 

あと一週間は観察してみたいと思っている。

町内ホタルの復活は3年前、いろいろ心配だが、なんとか守りたいと思う。

唯一、U字溝の入らない水路だ。

カワニナの生息環境を守りたい。土手のホタルを守りたい。小さい虫たちを守りたい。

 

また1日が過ぎた。 疲れたが充実した1日だったと思いたい。