昨日、図書館から返却督促の電話があった。
気にしながら数日が過ぎていた。 ホタルの本、大好きな日高敏隆選集2冊等々5冊。
開館時間に持参、その足で、土手の草刈りの様子を見に行く。
毎年、河川事務所の配慮を頂き、ツルフジバカマを数カ所、刈り残して貰っている。
もう4年になるか、刈り残された群落には、ヒメジョオン、アカツメクサ、ハルノノゲシなどの花が咲き、ベニシジミ、ツバメシジミ、シオカラトンボも数多い。
これから秋の刈り取りまで、虫たちのオアシスになるだろう。もちろんヒメシロチョウ3化も大丈夫だろう。
クララも沢山の花穂を付けていた。
あちこちでカノコガの交尾が見られた。
クララ
ツルフジバカマの褐色の枯れ草で、昨年残した群落が分かる。
刈り取りがいつだったか分からないが、昨年残した部分は軟らかい新芽がほどよく伸びていた。その他はわずかに芽が伸び始めていた。
そのツルフジバカマの群落のあたりにヒメシロチョウが穏やかに舞っていた。
求愛行動を観察していたら、交尾の瞬間を撮ることができた。しばらく観察したが、30分以上経っても交尾中だった。
手持ちの図鑑では、ジャコウアゲハが平均約90分、ウスバシロチョウは3時間10分以上、キタキチョウが約1時間という記録報告がある。
河川敷のグランドではテントが立ち並び、ソフトボールの講習会が始まろうとしていた。風のない快晴の日曜日だ。