エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ドクダミの花  総包片の数

2018-06-25 | 自然観察


ドクダミは梅雨に似合う花と思う。

我が家ではヤマボウシ、サンショウの木陰で八重のドクダミがさわやか咲いている。

 さわやかな八重ドクダミ

この花、白い4枚は総包片で、花は中央の黄色い集合体だ。

先日、里山で総苞片が5枚のドクダミに出会った。何となく変な感じがした。そうだ、普通は4枚だよな~。なんとなく輝いて見えた。

それからは、トンボやチョウを撮りながらも、気になってドクダミの総包ばかりに目が行った。

結構な数のドクダミの花を見ていると、総包のサイズの違ったものや、5枚のものもいくつか見つかった。

変異は八重とは違い、みな一重、あらためて庭のドクダミを見て回ったら、総包が7枚や6枚、3枚のもあった。

 

総包5枚  6枚(4+小2)

 6枚   6枚(4+小2)

 5枚  1枚が小さい

 3枚か 7枚(4+小3)

 拡大 →  集合花に萼らしきものが見える

                                                           八重の雰囲気

葉に褐色の斑が入ったものや、縁が朱い褐色に縁取られているものもあった。

そろそろ日なたの花は終わりだが、日陰では未だ生き生きしている。もう少し観察してみたい。

いつか乾燥させたドクダミ茶を思いだした。缶に保存してあるドクダミ茶、忘れたころに飲んでいる。