6月始め、ホシミスジが幸せの舞いを見せてくれる。
ホシミスジの食草は、シモツケ、ユキヤナギ、コデマリなどである。
いずれも数株が庭にあり、この時期の我が家の癒しの風物詩となっている。
初見 交尾
♀ ♂
町内では、つい先頃まで残っていた田んぼや畑も開発され、何となく寂しくなった。
かつてはホタルが舞い、水路にはサワガニも見られたのに。チョウも例外ではなく最近は少なくなった気がしている。
家を建てた40年ほど前には、庭のウメの木にオオミスジが舞い、コムラサキ、オオムラサキも訪れた。ゴマダラチョウも、もう何年も見ていない。
このホシミスジ、どうかいつまでも我が庭を舞っていて欲しい。
「ヒメシロチョウの舞う街」を夢見て、いろいろ考えている。
先月の町内の行事で、子ども達と一緒に緑地にヒメシロチョウの食草ツルフジバカマを植えた。
挿し芽で殖やしておいたものだ。
その後、血液センター道路の側溝増沿いに、何度か一人で植えている。
秋には、今咲くナヨクサフジのようにきれいな花を咲かせるだろう。
刈られても強い草だ、町中に殖やしたいと思い、いろいろ計画中だ。
血液センター道路 26号緑地にも
ナヨクサフジ
○ハナバチの仲間
よく似ているが、ツルフジバカマは夏の終わりから秋に咲く。
今舞い始めたホシミスジもいい。シモツケやコデマリなど、庭に植えても問題ない。町中に殖やして・・・ホシミスジも、と考えている。
むしろチョウは山よりも殖えるに違いない。
アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハ・・・それぞれの食草を各戸の庭に育てて欲しい。
きっと、チョウも増えると思う。子供の発想だろうか。
庭の花々を撮った。
イモカタバミ ナツツバキ
ユキノシタ シラン ムラサキツユクサ ウツギ ヤマボウシ
バイカウツギ シモツケソウ
経済優先、物質的な豊かさを求める風潮は嫌いだ。
今もう一度、昔の自然を思い出したい。
里山もしかり、徐々に虫の棲みにくい環境になっている。