中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

男女群島遠征

2007-05-16 18:47:04 | 磯釣り
 5月の男女群島…。やっぱり昔とは違ってイズスミ地獄だった。

 乗った磯は初日の上の赤瀬↓

から始まって、北村瀬~女島灯台下のワンド(ここで1回目の瀬泊まり)、2日目はオッチャッン瀬~中の島北側~何と帆立岩!(ここで2回目の瀬泊まり)、最終日は肥前鳥島の中岩という名前だけ聞くと一生の内一度乗れるかどうかの確率の超A級磯の連続で人が聞けば「さぞやイイ思いを…。」思われそうだけど、実際にはそこに乗れたことだけがラッキーだけだったのかも知れないような遠征だった。

 その昔、5月に行った時に感じた男女群島のイメージはピークほどは釣れないのは当然であったが、昼釣りはイズスミに悩まされつつも45cm前後の口太グレが釣れ、夜釣りにプラスアルファーである50~60cm級の尾長グレも数こそ少ないが、何とか出るという状況だったハズ。しかし、今回は昨今の温暖化の影響なのか、イズスミの割合がかなり増えていた。前回行った際の昼釣りはイズスミを3枚釣る間に1枚程度の口太が混ざり、夜釣りでは同じような割合のままで口太に変わって尾長がメインになる状況だった。それが今回、場所によってだが、イズスミを10枚釣ってようやく1枚口太が出る状況に変わっていた。その上サイズが小さくて35cm級がメインだった。
 滅多に行かないワタシが、男女群島について語ると知ったかぶりになるので、深く突っ込んで書くわけにはいかないが、行く前に詳しい人に尋ねた結果では、釣行を薦める答えは少なく「???」ばかりが返ってきたので、これは最近の傾向なのかも知れない。

 それにしても唯一の喜びはハイ・シーズンには乗れるはずのない超A級磯に乗れる確率がかなり高いという事だろう。今回の釣行の中でも冒頭にも書いたように帆立岩にも乗れたことはかなりの喜びであった。が、しかしである。帆立岩は基本的に満ち潮オンリーの釣り場。やっぱりワタシの「ツキ」はここまでであったようだ。釣り初めこそは好調に尾長グレを釣ってはいたが、何とゴールデンタイムである日没前に潮止まりを迎え、その途端にウンともスンとも言わなくなったのである。だからオイシイ時間帯は実質1時間とチョッとだった。更に引き潮に変わってからは完全に当て潮に変わり(しかもキョーレツな)、もう釣りにはならなかった。それでもなんとか落ち着く所を探して仕掛を流してはいたが、根掛かりで電気ウキを2個無くした時点ですっかりヤル気を無くす始末。翌日3時には鳥島への迎えがくるので、再びち潮がやってくる頃には撤収だ。だから「フテ寝」する他はなかったのである。
 翌朝?は2時半頃に起きて迎えを待っていればいいかと思っていたが、予定より早い2時に迎えがやってきた。準備をしながら、フと足元を見ると何と既に満ち潮に変わっているではないか!。考えてみると1時間ぐらいは攻めることが可能だったかも知れない。だが「時既に遅し」だ。ダダをコネて居残りたかったけど、そうはいかない。釣り人生最大級の「後ろ髪の引かれ具合」で、海にハマリそうだったけど、次なる尾長グレの聖地であるハズの肥前鳥島へと向かった。
 しかし、やはりアマくはなかった。鳥島では10年前と同じ中岩の南側の釣り座に入ったのだが、明け方に40cm前半の尾長グレを1枚釣った以外は10年前にここに来た時と同じ結果で、30cm前半の口太グレに遊んでもらっている内に撤収時間を迎えた。

 今回は悲惨な結果になったようにも思えるが、それでもイグローの54クォートサイズに満タンの釣果はあったので自分的には「仕方なし」かな?と思っている。でも、この時期にグレ狙いでの男女群島釣行を人に「薦められるか」っていう話になると、ワタシも「???」となってしまうだろうなぁ…。でも、ワタシに腕前がないだけなのかも知れないけど…。


追記

 今回の遠征中、日之出丸に乗った釣り人の中で上物専門だったのはワタシだけ。当然だが、その他の釣り人は底物狙い(一部、夜だけ上物を狙う人も居た。)だった。イシダイは特大クラスは出ていなかったものの、イグローの72クォートが満タンになった人もいたし、その他にクエも出ていたので底物狙いは順調だったようだ。
コメント
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