中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

小型のテレビ

2007-07-03 09:38:31 | その他
テレビの話が出たついでにもう1話。

 先日、自分の部屋用のテレビが壊れたので、適当な機種に買い換えようと店舗や価格.comなんかを物色していたが、少し前と比べると事情がかなり変わっていて、時代の変化に驚いてしまった。今回はその話を。

 今テレビは大型化し「液晶だ。」「プラズマだ。」と騒いでいるが、その陰に隠れて小型テレビは「エ~、チョッと待ってよ。」という状況になっている。
 一般家庭で使う場合、大型の37~50インチクラスならリビング・ルーム用として使う場合がほとんどだろうと思うが、なるほどこのクラスは売れ筋なのか、各社の努力で価格が下がっている。
 しかし、寝室や、個人の部屋で使われるような液晶テレビの中で、最も手頃なサイズであるはずの13~15インチというあたりは5万円前後もするので、価格的には全然手頃ではない。じゃぁ、フンパツしてそれ以上の17~20インチクラスの中から選ぼうとすると、かなり割高で、大型クラスとの価格差がほとんど無いモデルも多い。
 コレは地上デジタル波用のチューナー(地デジ・チューナー)が付いた分がコストアップした結果だろうと思うが、それにしても「チョッと壊れたから買おうか?」という気にはなれない価格だ。
 で、頼りになるのは昔からのブラウン管のテレビだが、これに地デジ・チューナーが付いたモデルは、はっきり言って「もう売っていない」のだ。だから、今売っているブラウン管テレビは2011年になると、外付けのチューナーを追加購入しないと見られなくなってしまうのだ。

 今回はワタシ専用のテレビの購入なので、嫁さんの協力は得られそうにない。仕方なく、今発売されているブラウン管テレビの中から選ぼうと、量販店へと向かった。
 が、しかしでアル。コレがほとんど店舗には並んでいないのだ。大抵の場合、テレビ専用が2機種と、テレビデオというテレビ、ビデオが一体になったモノが1、2点展示していればイイ方だった。
 必要なのはテレビ専用なので選択できるのは2つに1つだ。1つ目は14インチで8800円の、聞いた事もないような名前の海外メーカー製と、もう1つは、それよりやや大きめの、17インチで15000円くらいの国産メーカー(生産はモチロン海外)の2機種から選ばざるを得ない。
 どちらを選ぶにしても「安物買いのなんとか」になりそうなので、ここは一旦家に帰って考え直す事にした。

 帰ったついでに価格.comで探してみたけど、やはり選べる数は少なかった。それに、価格帯が微妙な位置にあるので、送料や送金の手数料を含めてのトータルで考えると、割安感は少ない。それじゃー、中古や展示品下がりで、値段のこなれた液晶テレビは無いものかと、オークション内を検索してみる事にしたが、ここで、2度目のビックリが待っていた。

 オークション内にはもちろん多くの液晶テレビが多数並んでいた。そして、人気のあるモデルは結構割高に落札されているようだった。しかし、それ以上に目が行ったのは「壊れているが、部品取り用にどうぞ」という「ジャンク品」の数の多さだった。このジャンク品の中で最も多いのが「液晶割れ」というヤツだ。割れた原因としては、転倒させて壊れたとか子供が何かをぶつけて壊したといった物が多いのだが、人気のあるモデルだとその数は10点近くもあるのだ。それを見たワタシは「え~、そんなに簡単に割れてしまうの?」と思ってしまった。

 コレを見て怖じ気づいてしまったワタシは結局、一番安い8800円のテレビを買う事にした。あまりの安さに期待はしていなかったが、家に持ち帰って写してみると、コレが結構写る。モチロン音声はモノラル、画面はフラットではないが、かえってノスタルジーを感じてしまい、コレはコレでイイんじゃないの?と思えるようになった。だが、値段が値段だけに保証期間を過ぎれば、いつ壊れても文句は言えそうにない。ただただ、2011年までは壊れないでくれよ!と祈るばかりなのだ。
 
 
 
 


 
コメント
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