中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

ワタシにはわからない ~尾長グレの不思議

2007-07-10 16:47:30 | 釣り一般
 今回は尾長グレについての勝手な見解を…。

 ワタシには特にホーム・グラウンドは無く、全国をつまみ食いのように釣行しているのだが、どこに行っても一番に狙いたいのは、やはり尾長グレだ。
 この尾長グレの中でも、超大型とされる60cmオーバーが生息する場所は限られている。有名なのは長崎県の男女群島、鹿児島県下の島嶼部、高知県の鵜来&沖の島、愛媛県の南部や伊豆諸島といったところだろうか。
 この尾長グレは釣り人の間では回遊すると言われているが、ブリやヒラマサのように日本列島を縦断するような回遊をする魚ではない。もしそうなら、富山県の大敷網あたりに入っていても良さそうだが、そんな話は聞いた事がないからだ。という事は、小さなエリアで回遊しているというのが正解だと思う。

 で、その尾長グレに関して不思議に思うのは、60cm級が確実に居る地区(上記の男女群島のような所)では50cm中盤のサイズも居るのに、極々稀に60cm級が釣れた事があるという程度の紀伊半島地区では、50cm中盤のサイズが釣れたという話を聞いた覚えがないのだ。間のサイズが居ても当然なのに、ナゼなんだろうか?。

 これから推測できるのは、紀伊半島に極稀にやって来る、シマノのTV取材中に児島玲子さんが梶賀で釣ったような60cm級は、何かの拍子に間違って?回遊してきた尾長グレであって、普通に釣っている際の尾長グレの最大サイズである47、8cmとは生態系的に繋がりのない系列の尾長グレだろうという事だ。
 だから、それらが間違って回遊しない限り、ソコのエリアには居ないと考えた方がイイのかな?と、個人的には思っているのだ。
 悲しいかな「大型尾長にブチ切られた。」という話のほとんどは、実際に時折釣られている、イズスミやサンノジといった大型外道の仕業と考えた方がイイのではないのかと思う。

 こう書いておきながら、「海の事だから、決めつけるのは良くない。」とは言っておきたいし、夢は大きい方がイイに決まっている。とは言うものの...。

 でも待てよ!。まさか、実はコソッと持ち帰る人が多いから釣果欄に載らないだけで、ワタシだけが知らないのだろうか?。誰か紀伊半島で50cm中盤サイズの尾長グレを実際に釣ったり、触ったり、クーラーに収まっているのを見たりした人が居るのなら、教えてチョーダイ!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする