中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

春の経ヶ岬 ~6回目

2021-05-29 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 貧果だったので、短めに…。

 前回のデカマサに気分を良くし、その後に「オキアミへの反応が回復した」との情報を得て、期待に胸を膨らませての釣行だった。
 が、しかしである。経ヶ岬前に出る直前で「120号オモリでも底がとれない超ブッ飛び潮が差している。」との情報が入り、船長との協議で緊急回避を判断し、冠島方面へと舵を切った。

●冠島(小島)●

 冠島ではマダイがメインになる。普段からマダイには全く興味が無いので「ガックリ」ときたが、釣行近辺ではほとんど釣れていなかったが、小マササイズなら出る可能性があるし、極稀にだが90cmクラスも出る事もあるので、「出れば儲け物」程度の期待を持ってこの日の釣りが始まった。

 そして一投目。現着後、確認すると自分のフカセ釣り感覚では最適な速さの潮流が差していた。

 殆ど竿出しをしないポイントなので、「とりあえずの探り」のつもりで、浮力調整パーツは何も付けず、B.B.入りサルカンのみの状態で流し始めたが、160mでアタリが出た。
 正体は中型マダイらしかったが、糸フケが出ていたらしくアワセが甘かったのかハリ外れに終わったので、次の流しでは110mで20秒停止させ、150mで5mの引き戻しを組み入れてみた。
 これにも160mでクリーンなアタリが出たが、相手はイサギだった。続いてイサギのみがポツポツとアタるという、どうもパッとしない展開だった。

 イサギは食ってウマい魚だが、事ファイトに関しては全くしない魚なので、船内全体が食傷気味になった。そこで船長は移動を決意。移動先では55~65cm程度のマダイが掛かってきたので、多少はファイトしてくれて、ささやかな喜びを感じていた。
 そして最終段階になり、隣で「200mまで流してもエサが残った。」という声が上がったので、サルカンのみ仕掛けを25m手繰り出し、150mまで出た時点で10m巻き戻して流してやると210mでラインが走った。
 そしてようやく65cm程の小マサをほぼ同寸のマダイとダブルでゲットする事に成功した。

●マダイと小マサ●


 白石グリで、単発でもイイからヒラマサらしいアタリとパワーを感じたかったが、自然の力には逆らえない。普段は狙わない魚たちに「気をなだめてもらった」一日だった。

●釣果の一部●

 
コメント
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