■2年ぶりのキャンプ■
本来は「キャンプ大好き家族」だった我が家だが、残念ながら諸事情のために約2年間封印していた。それがようやく解けたのを機に、ゴールデンウィーク真っ只中の山梨県北杜市へと向かった。
●小淵沢インター・チェンジを降りると、眼前に北杜市のシンボルである「甲斐駒ヶ岳」が迫ってくる●
■白州観光キャンプ場尾白■
我が家のゴールデンウィークに利用するキャンプ場は「白州観光キャンプ場尾白」と定番化されており、当然今年もそこへと向かった。
そもそもこのキャンプ場に通うようになったのは東京在住の友人が、そのまた友人に勧められ、我が家を含めた合同キャンプ?を始めたのがキッカケだった。それがいつしか3家族に増えるまでに至ったのだが、今年は各家族の都合が合わず、我が家のみの単独になってしまったのは残念なことだ。
このキャンプ場は尾白川(「おじら」、「おじろ」どっちでもイイらしい)沿いにあり、ロケーションは抜群だ。ココを起点に川沿いを行けば滝が多くある渓谷上流部へは簡単にアプローチできるし、加えて甲斐駒ヶ岳方面への登山口にもなっているから、ハイキング~本格登山に便利なところに位置している。そのうえ、水場から出る水は正真正銘の「南アルプス天然水」でウマイのだ。
反面、そのロケーション故にトイレが汲み取り式の「ポットン便所」になるなど、多少慣れ?が必要な部分もある。しかし、それが都会生活を抜けられない軟弱派?が敬遠する理由のようで、都合よく解釈すれば、混雑具合のバランスをとっているようだ。従って、連休中には、ある程度の混雑はしても、テントでごった返して「張る場所がない」ということを、未だ我が家は経験していない。
以前なら、アプローチ道に問題があって、1BOX車としては車高の低いボクの車の場合は底部を必ずコスる石が何カ所かあって、それを避けて通ることは出来なかった。その結果、帰宅後はいつも悲しい思いをしていたのだ。(車のキズの90%以上は、このキャンプ場で着けたモノ)それが今回、全くコスらずに済んだのは、どうやらその石が削られためであり、その計らいはウレシイ限りであった。
●粉砕された花崗岩が河原を埋め、それが白く輝く渓流沿いのキャンプ場だ。●
■キャンプの楽しみ方■
キャンプの楽しみ方は色々あって当然だが、よくあるのは「都会の喧騒を離れ、ゆっくりとした時間の流れを楽しむ」、「家族の団結を図る」、「料理を楽しむ」といったあたりで、他にも色々とあろうが、何でもオタク気味になってしまうボクの場合は、それらに加えて自分で構想したテント・レイアウトや自作したキャンプ・グッズ類が「実際に使えるのか?」ということを確認することも重要な楽しみである。
●テント(就寝スペース)が今年からグレード・アップ●
●脚以外は自作品と100均グッズの組み合わせで製作したキッチン・カウンター●
●「使える!」と悦に入るボク●
実際に自作したキッチンの使いやすさを確認したが、仕上がりも上々だ。その後の4日間で「焼肉」、「タイ式イエロー・カレー」、「野菜&ベーコンのスープ」、「ビーフ・ストロガノフ」等を作り続けたが、特に問題は起きなかった。しかし、使いながらも「あそこをこ~したら?」と、イメージがドンドン湧いてくるから楽しい。前回使用したときよりもコレで進化はしているが、今度の夏には更に進化しそうだ。それが「どのように変化しているのか?」それもまた楽しみなのである。
因みに我が家の場合は、キャンプ中の料理はほとんど全てボクがすることになっている。コレはキャンプ料理の製作が「心底楽しい」からやっているのであって、女房子供をゲストとして迎えてあげれば自分が楽しくて、家族が大喜びになる。これは「一挙両得?」であり、「家族円満?の原動力」にもなるのだ。
■工場見学■
1日目昼からは、この地区でのキャンプには定番?のコースである、シャトレーゼ白州工場へと向かう。いつもの年だと大混雑する中での訪問だったが、今年は終了間際に向かったせいか人は少なく、試食(勿論無料)品の種類も少な目だった。
●このゲートの先が自然豊かな工場の敷地だ●
シャトレーゼのアイス類をたらふく食った我ら家族は続いて、シャルマン・ワインの工場へと向かった。
この地域はサントリー白州工場に代表されるよう、南アルプスから湧き出す「天然水」を利用した施設&工場が点在している。加えて説明するまでもなく、山梨県内には甲州葡萄と名水を利用したワイナリーが多い。
●ココも試飲O.K.●
■尾白の湯■
工場内にある直売所でワインを購入した後は、買い出しを近くのスーパーで済ませた後は「べるが」という公園内にある温泉「尾白の湯」へと向かう。
●立派な自然公園だが、特に施設を作らなくても自然はそこら中にあるのだが…●
●源泉は日本最高濃度クラスを誇る●
■名物発見■
車を降りて浴場へ向かう途中にのぼりを発見!。
●ナニヤラ意味ありげでオイシソウなソフトクリームのようだ。●
風呂上がりに女房&子供と共に食すことを約束し、温泉にザブ~ンと浸かって、くつろぐ。
そして上がった後は、お楽しみの「信玄ソフト」だ。
●コレが信玄ソフト●
牛乳ベースのソフトクリームの上からキャラメルがかけてあり、その周りにきなこの団子を添えてあるシロモノで、味は濃厚で非常にウマイ。
■焚き火■
夕食後は、谷が冷え込んでくる。そこで、これまたキャンプの「お楽しみ」の一つである、焚き火台で暖をとることにする。
●このキャンプ場は直火O.K.だが、焚き火台の上の方が美しく燃える●
焚き火は人間が料理に利用すると共に肉食動物から身を守るために行ってきた行為だ。そしてその火を絶やさず燃やし続けるのは多く場合、父親の役目であったことだろう。ボ~ッと火を見つめているだけで我が身のD.N.A.に刻み込まれているであろう、何かが刺激されて心地が良いのだ。
■清里ミルク・プラント■
翌朝は乳製品を購入するために、少し足を伸ばして清里方面の牧場に向かう。下調べの段階では何カ所か有ったが、周りの施設と共に楽しめることを考えて、「清里ミルク・プラント」に的を絞った。
●清里ミルク・プラントは萌木の村内に有る●
●ソフトクリーム&ヨーグルトドリンクの他、チーズもウマイ!●
ミルク・プラントでのお買い物の後は、萌木の村をブラブラとする。中には美味しいジャムを売る店やアロマ関連の店もあり、ほどほどに楽しめた。キャンプ生活とは縁のない、「少々物価の高い高級?リゾート地」に迷い込んだ感というか、何となく違和感もあったが、まぁ、ウマイモノもあったし、それなりに皆で楽しんでいたようではあった。
●巨峰ジャムその他を購入●
●アロマを扱う店では結局何も買わず●
■ハイジの村■
最終日は、家路に就く前に、人混み&テーマパークが大嫌いなオヤジと、その家族(しかも中1の男子を含む)が、何故か地元で配っていたパンフレットを頼りに、南清里方面にある「ハイジの村」に立ち寄ることとなったのである。
●ハイジの村の入り口●
●花は綺麗だった…●
●ぬいぐるみだとカワイイ、ヨーゼフ●
いわゆるテーマパークなので、キャラクターに関するモノは結構揃っている。しかし、動物類は何だかイケてない。
●「ヨーゼフの仲間」と銘打ったセントバーナード犬●
特に「ヨーゼフの仲間」はどうもこうにも「いただけない」状態だった。
普通、犬達は柵内に居るのだが、コレを定期的にオジサンが園内への散歩に連れ出して子供達と触れ合う企画があるらしい。しかしコイツがデカくて引っ張り出そうにも、テコでも動かない。必死になったオジサンが、怒鳴りながら何とか無理矢理柵外に出したかと思うと、今度は園内路を、さも何事もないように歩きながらも器用に脱糞する始末だ。後ろを歩いていたボクがオジサンに「落としてますよ。」と注意しても、オジサンは掃除もせずに前進あるのみ。そうこうしている内にヨーゼフの仲間は、またもや便意を催したらしく、今度はしっかりとしゃがみ込み始めたのである。こうなると、またまたテコでも動かない。コレには、さすがにオジサンも気付いたらしく、横から押花壇にオシリを押し込んで、そこで用を足させるのであった…。
子供の夢を壊す最低なシーンの後は、お口直しにと、「山羊のゆきちゃん」に会いに行く。
●って顎ヒゲ生やした大人の山羊やん!●
園内を半周ほど回った後にようやく、ゆきちゃんに出会えたのであった。
●角が生えかかってるけど、本当に「ゆきちゃん」だよね?もしかして「ゆきおくん」?●
キャンプとテーマパークという相反する状況下の中であっても、息子は楽しんでいたようでもあったし「こういったのもアリかな?」と、ボク自身は、ややブラック気味な楽しさに納得?しつつ、その後は家路へ向かう車でごった返す群れの中へと突入するのであった。
本来は「キャンプ大好き家族」だった我が家だが、残念ながら諸事情のために約2年間封印していた。それがようやく解けたのを機に、ゴールデンウィーク真っ只中の山梨県北杜市へと向かった。
●小淵沢インター・チェンジを降りると、眼前に北杜市のシンボルである「甲斐駒ヶ岳」が迫ってくる●
■白州観光キャンプ場尾白■
我が家のゴールデンウィークに利用するキャンプ場は「白州観光キャンプ場尾白」と定番化されており、当然今年もそこへと向かった。
そもそもこのキャンプ場に通うようになったのは東京在住の友人が、そのまた友人に勧められ、我が家を含めた合同キャンプ?を始めたのがキッカケだった。それがいつしか3家族に増えるまでに至ったのだが、今年は各家族の都合が合わず、我が家のみの単独になってしまったのは残念なことだ。
このキャンプ場は尾白川(「おじら」、「おじろ」どっちでもイイらしい)沿いにあり、ロケーションは抜群だ。ココを起点に川沿いを行けば滝が多くある渓谷上流部へは簡単にアプローチできるし、加えて甲斐駒ヶ岳方面への登山口にもなっているから、ハイキング~本格登山に便利なところに位置している。そのうえ、水場から出る水は正真正銘の「南アルプス天然水」でウマイのだ。
反面、そのロケーション故にトイレが汲み取り式の「ポットン便所」になるなど、多少慣れ?が必要な部分もある。しかし、それが都会生活を抜けられない軟弱派?が敬遠する理由のようで、都合よく解釈すれば、混雑具合のバランスをとっているようだ。従って、連休中には、ある程度の混雑はしても、テントでごった返して「張る場所がない」ということを、未だ我が家は経験していない。
以前なら、アプローチ道に問題があって、1BOX車としては車高の低いボクの車の場合は底部を必ずコスる石が何カ所かあって、それを避けて通ることは出来なかった。その結果、帰宅後はいつも悲しい思いをしていたのだ。(車のキズの90%以上は、このキャンプ場で着けたモノ)それが今回、全くコスらずに済んだのは、どうやらその石が削られためであり、その計らいはウレシイ限りであった。
●粉砕された花崗岩が河原を埋め、それが白く輝く渓流沿いのキャンプ場だ。●
■キャンプの楽しみ方■
キャンプの楽しみ方は色々あって当然だが、よくあるのは「都会の喧騒を離れ、ゆっくりとした時間の流れを楽しむ」、「家族の団結を図る」、「料理を楽しむ」といったあたりで、他にも色々とあろうが、何でもオタク気味になってしまうボクの場合は、それらに加えて自分で構想したテント・レイアウトや自作したキャンプ・グッズ類が「実際に使えるのか?」ということを確認することも重要な楽しみである。
●テント(就寝スペース)が今年からグレード・アップ●
●脚以外は自作品と100均グッズの組み合わせで製作したキッチン・カウンター●
●「使える!」と悦に入るボク●
実際に自作したキッチンの使いやすさを確認したが、仕上がりも上々だ。その後の4日間で「焼肉」、「タイ式イエロー・カレー」、「野菜&ベーコンのスープ」、「ビーフ・ストロガノフ」等を作り続けたが、特に問題は起きなかった。しかし、使いながらも「あそこをこ~したら?」と、イメージがドンドン湧いてくるから楽しい。前回使用したときよりもコレで進化はしているが、今度の夏には更に進化しそうだ。それが「どのように変化しているのか?」それもまた楽しみなのである。
因みに我が家の場合は、キャンプ中の料理はほとんど全てボクがすることになっている。コレはキャンプ料理の製作が「心底楽しい」からやっているのであって、女房子供をゲストとして迎えてあげれば自分が楽しくて、家族が大喜びになる。これは「一挙両得?」であり、「家族円満?の原動力」にもなるのだ。
■工場見学■
1日目昼からは、この地区でのキャンプには定番?のコースである、シャトレーゼ白州工場へと向かう。いつもの年だと大混雑する中での訪問だったが、今年は終了間際に向かったせいか人は少なく、試食(勿論無料)品の種類も少な目だった。
●このゲートの先が自然豊かな工場の敷地だ●
シャトレーゼのアイス類をたらふく食った我ら家族は続いて、シャルマン・ワインの工場へと向かった。
この地域はサントリー白州工場に代表されるよう、南アルプスから湧き出す「天然水」を利用した施設&工場が点在している。加えて説明するまでもなく、山梨県内には甲州葡萄と名水を利用したワイナリーが多い。
●ココも試飲O.K.●
■尾白の湯■
工場内にある直売所でワインを購入した後は、買い出しを近くのスーパーで済ませた後は「べるが」という公園内にある温泉「尾白の湯」へと向かう。
●立派な自然公園だが、特に施設を作らなくても自然はそこら中にあるのだが…●
●源泉は日本最高濃度クラスを誇る●
■名物発見■
車を降りて浴場へ向かう途中にのぼりを発見!。
●ナニヤラ意味ありげでオイシソウなソフトクリームのようだ。●
風呂上がりに女房&子供と共に食すことを約束し、温泉にザブ~ンと浸かって、くつろぐ。
そして上がった後は、お楽しみの「信玄ソフト」だ。
●コレが信玄ソフト●
牛乳ベースのソフトクリームの上からキャラメルがかけてあり、その周りにきなこの団子を添えてあるシロモノで、味は濃厚で非常にウマイ。
■焚き火■
夕食後は、谷が冷え込んでくる。そこで、これまたキャンプの「お楽しみ」の一つである、焚き火台で暖をとることにする。
●このキャンプ場は直火O.K.だが、焚き火台の上の方が美しく燃える●
焚き火は人間が料理に利用すると共に肉食動物から身を守るために行ってきた行為だ。そしてその火を絶やさず燃やし続けるのは多く場合、父親の役目であったことだろう。ボ~ッと火を見つめているだけで我が身のD.N.A.に刻み込まれているであろう、何かが刺激されて心地が良いのだ。
■清里ミルク・プラント■
翌朝は乳製品を購入するために、少し足を伸ばして清里方面の牧場に向かう。下調べの段階では何カ所か有ったが、周りの施設と共に楽しめることを考えて、「清里ミルク・プラント」に的を絞った。
●清里ミルク・プラントは萌木の村内に有る●
●ソフトクリーム&ヨーグルトドリンクの他、チーズもウマイ!●
ミルク・プラントでのお買い物の後は、萌木の村をブラブラとする。中には美味しいジャムを売る店やアロマ関連の店もあり、ほどほどに楽しめた。キャンプ生活とは縁のない、「少々物価の高い高級?リゾート地」に迷い込んだ感というか、何となく違和感もあったが、まぁ、ウマイモノもあったし、それなりに皆で楽しんでいたようではあった。
●巨峰ジャムその他を購入●
●アロマを扱う店では結局何も買わず●
■ハイジの村■
最終日は、家路に就く前に、人混み&テーマパークが大嫌いなオヤジと、その家族(しかも中1の男子を含む)が、何故か地元で配っていたパンフレットを頼りに、南清里方面にある「ハイジの村」に立ち寄ることとなったのである。
●ハイジの村の入り口●
●花は綺麗だった…●
●ぬいぐるみだとカワイイ、ヨーゼフ●
いわゆるテーマパークなので、キャラクターに関するモノは結構揃っている。しかし、動物類は何だかイケてない。
●「ヨーゼフの仲間」と銘打ったセントバーナード犬●
特に「ヨーゼフの仲間」はどうもこうにも「いただけない」状態だった。
普通、犬達は柵内に居るのだが、コレを定期的にオジサンが園内への散歩に連れ出して子供達と触れ合う企画があるらしい。しかしコイツがデカくて引っ張り出そうにも、テコでも動かない。必死になったオジサンが、怒鳴りながら何とか無理矢理柵外に出したかと思うと、今度は園内路を、さも何事もないように歩きながらも器用に脱糞する始末だ。後ろを歩いていたボクがオジサンに「落としてますよ。」と注意しても、オジサンは掃除もせずに前進あるのみ。そうこうしている内にヨーゼフの仲間は、またもや便意を催したらしく、今度はしっかりとしゃがみ込み始めたのである。こうなると、またまたテコでも動かない。コレには、さすがにオジサンも気付いたらしく、横から押花壇にオシリを押し込んで、そこで用を足させるのであった…。
子供の夢を壊す最低なシーンの後は、お口直しにと、「山羊のゆきちゃん」に会いに行く。
●って顎ヒゲ生やした大人の山羊やん!●
園内を半周ほど回った後にようやく、ゆきちゃんに出会えたのであった。
●角が生えかかってるけど、本当に「ゆきちゃん」だよね?もしかして「ゆきおくん」?●
キャンプとテーマパークという相反する状況下の中であっても、息子は楽しんでいたようでもあったし「こういったのもアリかな?」と、ボク自身は、ややブラック気味な楽しさに納得?しつつ、その後は家路へ向かう車でごった返す群れの中へと突入するのであった。
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