都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
今日は節分です。北海道の豆まきは落花生・・・、というのは、今では疑うことのない習慣となっています。スーパーでも節分の時期は落花生が並んでいます。
理解できない方にために説明します。
①落花生は殻付きのままで撒きます。
②撒いた落花生は拾い集めて食べます。
③食べるときは中身で数えます。(私の家はそうでした・・・)
④落花生は年齢とともに吹き出物の原因になるので、食べる豆は別に用意することもあります。
いつごろから、この習慣が始まったかと言うと、「昭和30年代から・・・」(全国落花生協会)だそうです。
しかし実際には、その頃、私の家では大豆を煎っていました。私の子供が生まれた頃(昭和50年代)は、完全に落花生でした。
落花生の場合、殻付きですから中身はきれいです。大きいから拾うのも簡単、小さなお子さんでも安心です。実に合理的だと思いませんか・・・。
北海道は開拓文化の風土があり、道産子は物事を合理的に考えます。
「雪の中でも落花生なら拾いやすい」、「食べ物が粗末にならない(雪で汚れても殻をむいて食べることができる)」、「大豆は夏の豆だが、落花生は秋冬の豆」、「高脂肪・高カロリーで寒い地域で好まれる」、「掃除しやすい」、「無駄にならない」、「小さい子がいるから大豆より安心」などの理由から落花生を撒くようになったようです。
北海道だけかと思っていましたが、調べてみると他にも落花生を撒く地域がありました。
北海道、東北、信越地方ではおよそ8割以上の方が落花生を使っているらしいのです。また、九州(特に鹿児島県と宮崎県)でも3割程度の方が落花生を撒くらしいということがわかりました。
北海道発の習慣が、雪の多い東北や信越地方にも広がっていったようです。
鹿児島県や宮崎県でも落花生を使う方が多いのは、「鹿児島に落花生の産地があるから」という説があります。しかし、日本一の落花生産地・千葉県(73%)では大豆を撒くそうです。本当のところは、分かりません。
因みに、北海道では落花生のことを、「かんとまめ」と言います。関東でとれる豆だからだと思います。今はあまり聞きませんが・・・。
★ おまけ★
落花生(らっかせい)は地中に豆ができるユニークな作物です。開花後、子房柄(しぼうへい)と呼ばれる花の根元が長く伸びたものが、地面に潜り、土中で肥大して豆になります。
一般に殻つきのものを「落花生」、殻を割った薄皮の豆を「南京豆」、薄皮を剥いた豆は「ピーナッツ」と呼ばれています。
したっけ。