団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「他人の妻を何故奥様と呼ぶのか」について考える

2011-02-27 08:57:19 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

妻女を呼ぶ言葉に、「夫人」、「細君(さいくん)」、「女房」などがあります。今では、「奥様」、「奥さん」と呼ぶのが一般的ですね。

 ※「妻君」は当て字です。

 今でこそ誰でも使っている「奥様」は、江戸時代には旗本の妻女に限って使われていたのです。

 身分格式がやかましかった江戸時代において、身分によって妻女をどう呼び分けていたのでしょうか。

Photo_2 将軍家:「御台様(みだいさま)

御三家、御三卿:「御簾中(ごれんじゅう)

10万石以上の大名:「御前様(ごぜんさま)

10万石以下の大名:「奥方

旗本:「奥様

御家人:「御新造様(ごしんぞうさま)

庶民:「おかみさん

ご‐さんけ【御三家】

徳川家康の第9子義直を祖とする尾州家、第10子頼宣(よりのぶ)を祖とする紀州家、第11子頼房を祖とする水戸家のこと。

ご‐さんきょう【御三卿】

徳川将軍家の一族で、田安・一橋・清水の三家をさす。田安は8代将軍吉宗の子で宗武、一橋は同じく宗尹(むねただ)、清水は9代将軍家重の子で重好に始まる。三卿。

はた‐もと【旗本】

1 戦場で大将のいる本陣。本営。2 大将に直属し、本陣を守る役目の武士。幕下(ばっか)。麾下(きか)。旗下(きか)。3 江戸時代、将軍家直参(じきさん)で、1万石未満、御目見(おめみえ)以上の武士。

ご‐けにん【御家人】

江戸時代、将軍直属の家臣のうち、御目見(おめみえ)以下の者。

大辞泉

 Photo_3 妻女を呼ぶにもこのような格式があるとは、随分と面倒な時代だったようです。

 因みに、主人のことは、将軍家では「公方様(くぼうさま)」、大名家では「殿様(とのさま)」、旗本でも「殿様」、御家人では「旦那様」、町家でも「旦那様」だったそうです。

 庶民の妻女も今では「奥様」。旗本並みに格上げになったようです。

※御新造様にも色々説がありますので下記を参照ください。

「御新造さん」について考える―1―

Photo

したっけ。

コメント (10)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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