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「さすがは社長の息子さんですね。やっぱり『蛙の子は蛙』ですね。」
果たしてこれは、褒めているのでしょうか。
実はこの諺の意味は、「おたまじゃくしは親と違う姿で生まれてくるが、時間がたつと足が出て、手が出て、親と同じ蛙になる。結局、子は親の歩んだ道を歩むものだ。」と言うことです。転じて、「凡人の子はやはり凡人である。」ということなのです。
社長を凡人だと思い、その息子も同様だと思っての言葉ならそれでもいいのですが、褒めたつもりなら大間違いです。社長が意味を知らなければ問題ありませんが、それもいかがなものかと・・・。
ハッと気づいて、慌てて「さすが社長の息子さんだ。『鳶が鷹を生む』とはこのことだ。」といいなおしては、掘った墓穴をさらに深くしてしまいます。息子を褒めたつもりが、社長をけなす結果になります。
なお褒め言葉としては、「さすが社長の息子さんだ。『この親にしてこの子あり』とはこのことだ。」と言うのが正しい。
とはえ、一度口から出た言葉後へは戻りません。言葉使いには十分ご注意下さい。
「おたまじゃくし」の語源については下記を参照ください。
したっけ。