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昔中国では、朝顔の種が薬として非常に高価で珍重されたそうです。
古い中国の謂れによると、その種が薬として非常に高価で珍重されたため、種を贈られた者は牛を牽いて御礼をしたといいます。そのため中国では「朝顔」の種のことを「牽牛子(けんごし)」(花は「牽牛花」)と呼ばれたそうです。
奈良時代に中国から遣唐使によって我が国に伝来したと言われています。
和名を「阿佐加保」と書き後に朝に咲く花である事から「朝顔」と言われるようになります。
奈良時代から平安時代にかけては、大変貴重な漢方薬「牽牛子」として珍重され下剤用として使われていたようです。また薬として入って来た朝顔が今のような鑑賞用として栽培されるようになったのは江戸時代に入ってからの事です。
江戸時代には七夕の頃に咲く事と、「牽牛」にちなみ朝顔の花を「牽牛花」と呼び「織姫」を指し、転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになました。
花が咲いた朝顔は「彦星」と「織姫星」が年に一度出会えた事の具現化として縁起の良いものとされたそうです。
夏の風物詩としてそのさわやかな花色が広く好まれ、鉢植えの朝顔は牛が牽く荷車に積載されて売り歩かれるようになったということです。
古来より人々に親しまれ、夏の風物詩とされる「朝顔」は、生育旺盛なところから、子ども達の成長を願い飾られます。
朝顔の縁起物には、箸置き、土鈴、風鈴などがあります。
したっけ。