コロナとウクライナと桜開花情報で、年寄りテレビの一日が始まる。この辺で脳ほぐしを行わないと、日本のテレビ局のやらせに洗脳される。いつも洗脳をほぐすには一番手っ取り早いのが中国検索システム百度で、さらに中国の監視ワードをすり抜けた話が日本の非常識を知ることになる。
ウクライナの話題が百度で出ていて、政府の検閲から逃れている(ウクライナの代理出産業)が気になった。中国はロシアとウクライナには親しみがあって、ウクライナの代理出産業界は2000年代初頭から存在していたが、インドとタイが外国人向けの商業的な代理出産を禁止してから、需要が爆発的に増加した。(特にタイは日本人の代理出産で話題となり禁止された感がある)
旧ソビエト連邦の構成国だった欧州貧困国の一つウクライナは、代理母による出産費用が約4万2000ドル(約440万円)と魅力的なことで知られている。米国では倍以上の費用が掛かる。
公式統計は存在しないものの、専門家によるとウクライナでは毎年2500~3000人の外国人の赤ちゃんが、代理出産で生まれている。顧客の約3割が中国人だ。
この情報は数年前で、中国人内では知られていたようだ。従って百度の中での論戦は気になる。この話題が中国で最近出始めたのが子供が避難していた劇場が爆撃されてから始まった気がする。3月16日の英国の「デイリーメール」レポートを引用して 戦闘が始まって、引き取り契約のある乳児が800名ほど、中国の報道に見える。中国人の引き取り予定の乳児もあると思われる。
また中国の今一番関心のある食料確保の問題を百度で取り上げている。トルコとポ-ランドは食料の輸出を管理し始めているようだ。戦地となったウクライナ平原は今年は作付けが出来ず、さらに核戦争、原発破壊などで広範囲の作付け不能を見越す国もあるようだ。為替も南米が強くなった。食料が暴騰すれば南米が一番恩恵がある。そして日本は中国の小麦とトウモロコシの爆買いに負ける。
この情報も自由に議論されていて、中国の報道管制に慣れていたのでおかしいな思ったら国連のFAO長官が中国の農学者だった。WHOでもIOCでも日本人の経済的地位の低下を感じる。当然中国に有利な情報が日本より早く伝わり、中国に不利な情報はコロナのように情報加工される。でもオミクロンはすごかった。中国は初戦の制御で慢心し、ゼロコロナ政策の成功で世界のワクチンの先陣となった。オミクロンは拡散は早いがデルタ型より死者は少ないと感じる。今の感想では感染者が多すぎて、死の危険性のある人も病院が満床で入れないことから来ているように見える。落ち着けばインフルエンザより死亡率の高い風邪になった気がする。