年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

緩い自粛も終わりが見えてきた

2021年06月17日 | 宅老のグチ
6月20日まで表向きコロナの自粛期間だけど、コロナ明けの外出企画を考慮中。昔の姿が今見える鎌倉は観光客が少ないようで良さそうだ。ワクチン済んで免疫獲得は7月中旬以降の予定。65歳以下はかなり遅れそうだがワクチン接種が始まれば65歳以上の高齢者の予約より早いし行動力もあるので、1日のワクチン接種人数は多くなる。飛行機のキャンセル待ちのような仕組みが徐々に整いつつある。日本の人口が1億2千万人でワクチン接種は一人2回なので計算上は2億4千万人となるがおよそ3割の人が絶対拒否者であれば、2回接種が8400万人を超すと、大方は終わった気分。今週中に高齢者の部分が1回接種が2000万人ちかくなり7月末には2回目も終わりそうだ。そうなると重体になりやすい高齢患者が減ることとなる。暇な年寄りでスマホとパソコンの出来ないのが今回の予約混乱の原因で、65歳以下は接種予約は楽になるかもしれない。
 多分今の日本経済の低迷はアナログ高齢者の優遇にあるかもしれない。その数に迎合する政治家の姿勢もある。中国の態度に何も言えない日本は彼らの人口数が魅力であって、いつかは消費力が衰える。年寄りはどの国でも消費力は落ちる。日本のTVは高齢者が見ていて、宣伝しても消費につながらない。昼のBSは通販番組が多すぎる。ここにいま出番のない芸術家に開放することは出来ないのだろうか。

 一時の感染者数の増減報道から、医療従事者のワクチンの効果が出てきて、ためらっていた人も迷い人と絶対打たないという人が減りつつある。近所でも企業向けのモデルナワクチン接種が直に始まる。先着順から機会順に変わりつつある。ここでいろいろ飛び交っている根拠の不明な噂は次回の感染病に対して記録を残す必要がある。多くの噂は時事刻々と変わる。

 聞かれたらワクチンをためらっても良い人は体内で抗体を作る機能を抑止している薬(ステロイド系の薬)を飲んでいる人は打っても効果がないようだ。それから同居人で高齢者がいない若い人は無理してワクチンを打たなくても良い。いずれ社会免疫が出来れば2年前の状況に戻り、病気の人と花粉症の人しかマスクをしないようになる。そうすればワクチンいじめのむなしさが解かる。

 何年か経って、あの時に何をしていたかの記憶を取り戻すため、時系列で心の変化を書き残し、気持ちの揺れを残したい。日々元の心のやる気が回復しているのを感じる。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名探偵コナン歴史まんが /黒死病の真実

2021年06月16日 | 宅老のグチ
世界史探偵コナン 青山 剛昌/原作
 コロナからペストの本を検索していたら、この本が出てきた。予約者の数を見るとやけに多いので気になって予約を入れた。蔵書数が多いのと、すでにペストの歴史からすでにTVより情報を得ていた興味が薄れたようだ。数日後に借り出すことが出来た。この本は小学校高学年以上の人から理解ができるだろう。
 ネズミとペストの関係を理解しやすかった。素朴な疑問があって、どうしてネズミを食物としている猫がペストにかからないの疑問だった。ペストは猫に感染しない。従って猫を飼うことを奨励されていた時もあったようだ。
 築地市場でドブネズミが平気で徘徊していたが、その時は野良猫は築地市場にいたがエサをやって飼い猫のような猫はいなかった。その理由として縄張りを主張する猫の排尿が臭すぎて、食物ににおいが付くことを嫌っていた。同様に野良犬もいたが圧倒的に猫が多かった。その理由はエサとなる魚のごみが多くあったし、飼っていないけれど、排除はしていなかった気がする。でもドブネズミより猫の方が大きく、荷物を載せるパレットの隙間に隠れることが出来なかった。ある時ネズミ捕り用の粘着シートに猫が掛かって、はがしたら脱毛してしまった。日本神話の(因幡の白兎)の話を思い出した。ヨーロッパでペストを蔓延させたのはクマネズミのノミという本もあった。

漫画の黒死病の本は中世のになったきっかけのペストを理解しやすい本だった。だだ時代的にグリム童話はあっていたのだろうか。前にチョットだけグリム童話は本当は怖い比喩を含んでいると聞いた。ハーメルンの笛吹き男の物語は奥深い意味がある。
 今はグリム童話の本を予約した。もうじき自粛生活は終わる。すでに町の話題はオリンピックからワクチンハラスメントの是非となった。これは日本人が一番避けたい判断で、打たない選択をして、コロナの運び人という冤罪を招く恐れがある。1回だけのワクチン接種はあまり効果がないので、打たないでも良いかと思っていたがイギリスでの事例から駄目のようだ。しかし2回目の副反応が多すぎてためらうきもちも解かる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ戦争は既得権を見直すきっかけにもなる

2021年06月15日 | 宅老のグチ
アメリカでトランプ大統領が公的健康保険を制度を廃止しようとしていたが最後に失敗した。日本では普通と思われている国民皆保険制度は先の戦争が中国戦線から徐々に拡大しているときに銃後の家族が稼ぎ手を兵士にとられ、生活困窮となるのを防ぐ目的があった。特に農村部の貧困はひどく、陸軍の反乱の原因ともいわれている。今の公的年金制度も戦死した遺族の生活保障の仕組みから始まったと記憶する。今でも残っている社会保障の制度は戦時中だった。
 平時の日本で誰も感染病でこんな状態になっていたとは想像していなかった。過去の事例から海の向こうの大騒ぎと見ていて、時間があったのにので桜の問題と学校の9月始まりとか国会での論戦が今から思うと無駄に時間を費やしたので空しい。たった1年前のことだが当時のTV番組のコロナ対策の内容の記憶がなく、隙間の多いドラッグストアのトイレットぺ-パ-売り場を見ていた。結果として急速な全国的需要拡大に商品があっても。消費が増えることでもないから配送を拡大する必要がなかった。しかし消費者は空の売り場を見て不安となり、。多くの店舗を回り、買いだめした。今は紙類の商品があふれて、特売もあるが備蓄があるため、売れ行きは元に戻ったようだ。ただ入り口の体温を測る設備と消毒液を置いてある風景だけが今でも残った。最初はスプレ-式だったが、今は足ふみ式や手をかざしたら自動でアルコ―ルが噴霧される・顔をかざすと体温が計測される。しかし毎回体温の示す数字が一定しない。仕事をしている感の演出に過ぎない。今また感染症学者が4次とか5次と言って、感染爆発と言っているが、オオカミ少年の注意のように聞こえ、若者は従わない。
 このままで行くとオリンピックが終わって、8月15日の終戦記念日にはコロナ戦争の敗戦記念日になりそうだ。欧米各国は中国との無通告開戦に勝利しつつあるが日本だけが敗戦と思う。今度のコロナ敗戦の戦犯はこれから言論で裁かれる。多分TVは忖度していて裁けないが、週刊誌記者が無責任な検事となって、事件を暴く気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老害の日本を甘く見てはいけない

2021年06月14日 | 宅老のグチ
今度のコロナで不都合な真実がコロナの容赦ない変質で、過去の事例を基準にしている、日本の官僚を混乱させている。
 特にコロナの戦死者(肺炎死者)は50代以上の高齢者が大部分で
インフルエンザの肺炎死者と似ているので、前例を重く見る官僚/野党の政治家・tv解説者を含め、若き知恵者はPCR検査を充足し、追跡すれば日本の感染拡大を防げると思っていた。過去の事例ではそうだった。今から思うと過去は運が良かっただけと思う。
 一時的に感染状況が収まり、コロナ自粛で落ち込んだ業界を活性化するため、感染者を全国に増やした観光促進・飲食促進行動を行った。
 
 今となっては気が付くのは元気な高齢者の分析が霞が関では行動予測がつかめていないので場当たり指示となっているようだ。
 コロナのワクチン予約も地方の自治体ではよく高齢者の状況を把握して混乱していないところもあるが個人情報の漏洩の問題で地域の老人の個人情報を医師会と連携していないところは老人の不満があるようだ。
 今度のワクチン予約でも政府のワクチン券という仕組みは良いのだが、これはスマホ・パソコンを使える親族がいないと、電話とか先着順とかになると大混乱となる。先着順のところは徹夜をして順番をとったところもある。年寄りは朝早いのは慣れていて、さらに時間がある。勤務という足かせがないから時間は余っている。そのうえ現役で働いていた人がクレ―マ―となって、臨時雇用の人に暴言を言っているようだ。これももうじき終わる。この騒動は一時的でオリンピックの日程が終われば、後は個人の問題で打つ、打たないの証明書問題となる。ここに初めて日本人同士の公の差別(区別と言い換えるかもしれない)が入る。
 ワクチン接種者は並んで映画館に座れるサ-ビスも出るだろう。アメリカの大リーグの観客は接種者と区別扱いになっているようだ。今この混乱を記録と記憶を残し、次の感染症(多分アジア産と予想する)が来る数年後にはもっとましな政策・対策を準備しておき、余力の消えた日本の不安感を減らさないと、国家破綻(必ず来る大震災)の悪夢で夜も眠れないだろう。
 年寄りは遅かれ早かれ消える。日本の若い人の夢を奪えば、墓も朽ちるだろう。ワクチンの接種区分が80歳以上だと、運転免許返納で付き添いがいないと車移動が困難となる。1回だと行けるが2回だと慣れた近所の医者になる。これが65歳以上となると車が接種場所への移動手段となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の百度から小鮮肉を検索 中国の若者の言葉でイケメンという

2021年06月13日 | 陸軍特別操縦見習士官1期
叔父と父の昭和の初めの日本での徴兵検査がどうなっていたか調べているが、父は最初の検査で偏平足で不合格となった。叔父は昭和16年夏の陸軍特別見習士官の試験に挑戦し、不合格となった(未確認だが意図的に落ちたと思っている)。この試験の受験と不合格の結果は叔父の遺族が誰も戦後にも語らなかった。どうも撃墜死(昭和18年7月にはまだ特攻は企画されていなかった)もある飛行操縦見習士官の不合格を親族に伝えなかった気がする。想像だがもう時局が急変していて、いずれ体格の良い叔父は兵士となる運命を埼玉師範学校(今の埼玉大学教育学部)の軍事教官から聞かされていたと思われる。父は陸軍へ漬物を納入する業者で陸軍の軍隊生活の内容は知っていたので伝えていたので招集されるよりいじめの少ない下士官になれるので応募したと思う。軍事教官の受験指導もあったと思われる。その理由として、埼玉大学に保管されている叔父の記録によると視力が極端に良く、1.5もあった。
 そこで今の中国がどのような徴兵をしているか調べると、一応国民は男女を問わず兵役の義務があるが応募する人が多く、全員の適正検査はしないようだ。
 しかし一人っ子政策と小鮮肉 と言われるような体格になっているので、不合格となるのが60%近いという。
 不合格の理由として
1 太め 行軍に耐えられない
2 近眼(不合格は0.4以下) 日本と同じでスマホとか勉強のし過ぎで視力が落ちている。
さらに不合格の分析があるが、食生活とスマホ漬で姿勢が悪くなって軍隊の訓練に耐えられないという分析がある。就職状況が不景気な時期は志願者が多く、選別の基準が厳しいようだ。心臓・耳・ワキガ・風土病の検査で不合格となるものが多い。しかし兵役に合格すると、除隊することは軍隊の名誉の問題から様々な中国で生活するには不利益な罰則があるようだ。入れ墨は検査に不合格となるので、今後に戦争を想定する時期に来たら、若者が入れ墨で逃れる人も増えそう。

 中国に進出している日本の漬物業者は30年前は視力の良い若い中国女性を雇用していたが今は老人しか応募に来ないという。そのうえ農村の人口も減っているという。戦後の日本で経済が発展し、農村から都会に出て仕事に就く若者が増え、青果物の余剰を安価に購入し、漬物に加工していた仕組みが人手不足となって、原料を海外に求めた。これは農林省の漬物に対して援助がなかった。さらに生の野菜販売に注力し、規格を厳しくして、手間を掛け、形を整え高く青果物を生鮮食料品として販売できるように指導した。
 いま中国が危機感を持って食糧を確保しているのは、農村部の一人っ子政策の後遺症を懸念している。多くの近代的農業機械とその整備はある程度操作知識がないとできないが大学を出ても、農業系の仕事は嫌われていると想像する。何しろ、農地にはエアコンがない。トイレもない。野糞に慣れないといけない。
 今漬物業者が次の原料産地を探しているが治安の厳しい所が多く、10年前に訪問したミャンマ-も今は昔より危険となった。昔なら中国の動静を見ていたら危険を察知できるが今は誰が情報を持っているかわからない。
 インパ―ル作戦末期に叔父はミャンマ-の中部の観光地インレ-湖付近のヘホ飛行場にいた。ここを訪問した時、軍歴を知らなかったので何も感情が出なかったが、今は澄み切ったあの青空の下を飛行していたのかという思い出が残る。昔も今もミャンマ-は緑の陸地である。多分ミャンマ-軍隊の兵士は農民出身が多いと思われる。

 さて中国の検索で(小鮮肉)と検索すると、変な日本語に変換され(男の子は「自然に美しい」、良い肌、色白の肌、繊細な特徴を持って生まれ、女の子よりも見栄えがします。これは弱虫の男の子であると言われ、繊細であると言われました、それはハンサムな小さな肉であると言われました、あなたはすべてがする90年代生まれのトップ10の最もホットな男(イケメン)を知っていますか? 
 つまり25歳までの見た目が細目(特に足)で、高身長(どうも180cm以上)で裸になると筋肉モリモリで、さらに顔面偏差値が高いことを示しているようだ。どうも字から想像するが朝鮮の鮮も語源の一部にあるのだろうか。韓流タレントの残滓が隠語として残っている気がする。検閲をしているとわかっていて、それに負けない工夫をいつの時代でも若者が行っている。マスク姿の香港女性はいつ逃亡するのだろうか。
 男女比の極端な差がある中国では女性が小鮮肉を基準としているようだ。日本では昔は三高と言っていた。今はデフレで日本男子の給与が下がり、死語となっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治日程だらけの夏秋

2021年06月13日 | 宅老のグチ
都議会選挙の告示が6月25日で7月4日投票、7月後半はモタモタしたオリンピック。観客の有り無しはもう無関係。一応8月8日には東京オリンピックが終わる。世界的にリスクのあるスポ―ツイベントいうことをテロ以外でもあるということを周知させたとに意義があった。ホテルなどを建設させ、安価に部屋を提供させ、王侯なようなを振るまいし、特権を振りかざし、開催する国に責任だけ押し付けて、放映権という金脈の価値を逃さないようにふるまった。軍事の姿の見えないイベントは為政者にとって魅力的だった。前はテロ行為がリスクだった。今はいつ、どこでもテロがあって、避けるにはそばに行くことを避けるしかない。安全はお金に勝る。
 今度のオリンピック開催はその下にある、政治の中でお金がどう動いているか知る機会になった。スポ―ツという一見してお金に縁のない世界という印象を与えていて、その印象を利用する企業のイメ―ジを好感度を上げようとする下心が見えてしまった。これは宣伝会議の裏側を見せてしまった。
 コロナで不特定多数を集めることを政府が国民にお願いしているのに、別の政府機関が競技でもない聖火リレ-ということでお祭り感を演出していた。コロナ蔓延拡大で自粛要請していても、例外と称して、公務員が飲み会をしているのと同じで、同様の行為とオリンピック協賛企業は思わないのだろうか。日本国民は前のリオの時はほとんどTV視聴であって、三蜜にはならなかった。
 政治家のいいことをしている表面の裏には多くの駆け引きがあって、我々はただ手のひらで遊んでいる。与野党は去年は自粛期間中に今のワクチンの混乱を予想していなかったのだろうか。TVも感染者の数字のみ強調し、飲食店が苦境に落ちると金を出せと言い、後に来る増税を考えないのだろうか。先の大戦で日本は国民に戦時国債を買わせ、敗戦ということで戦争指導者に責任を負わせ、戦後のインフレで価値が激減し、今は残念な記憶として残る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中高生のワクチン接種・ 日本で初めての個人の判断が必要な事例

2021年06月12日 | 宅老のグチ
ファイ―ザ-のワクチンが12歳以上の接種許可で、個人がワクチン問題で自己判断を迫られることになった。戦後のワクチンは小さな失敗例から政府のミスの隠ぺいで基本的にワクチンが無視されていた。ここに新規のワクチン製造方法でファイザ-が作ったのを疑念に持つ人も多数いて、今政府がためらっている。同様な事例もアメリカでもあって、さらに中国でも政府の見解に疑問が持つ人が多く、接種が進んでいないと感じる。台湾では日本が送ったワクチンを疑念に思う人は中国で中国製ワクチンを打っているようだ。中国検索システム百度で(台湾・ワクチン)と日本語で入力すると、台湾人が中国本土で死のファ―ム製のワクチンを打っている記事があった。
 日本でも文部省と厚生労働省の見解が分かれていて、接種券の発想にためらう自治体もあるという。
 いずれ64歳以下の接種が進めばこの問題はお盆以後の大問題となるだろう。自粛し、家に閉じこもっている老人は外からコロナが持ち込られるしかない。すると中学生・高校生も家庭へのコロナの持ち込み者となる。従って高齢者と同居の有無がワクチン接種の必要性判断の基準となる。このような個人情報は行政は把握していないので家庭の判断となる。コロナの蔓延状況と医療設備のひっ迫度情報でワクチン接種の判断となる。このような高度の判断を日本人が出来るのだろうか。大方TVの騒ぎ人が明確な方向を出せない気がする。

 4月までの日本のデ―タだと50代以上がコロナの死者の大部分で、40代以下の死者は少ない。変種のコロナは若年層の感染者が急速に増え、重篤化しやすいという。
 命の問題を日本では議論を避けてきた。それは個別の心情を表明しない政治家の逃げの思考がある。政党の規約に縛られ行動する。これだけ予算の中で占める医療福祉は聖域でなく、議論する時期に来たようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月6日は梅の日だったがコロナで忘れた。

2021年06月11日 | 梅干
ここ2~3年ほど不作が続いた梅が今年は豊作で去年の分も取り戻す勢いがある。今年は昨年より梅雨が短そうだが、TV報道がコロナ一色で熱中症の話題がなければ梅需要が伸びない。ここ数年は梅業界にとっては地球温暖化の影響で被害が出ていて、自分たちの力でどうしよもないことを知る。昨年は暖冬で2月初めの梅まつりの前に開花が進み、観光客が来る2月11にはほぼ満開でミツバチによる受粉が少なく、実のなる割合が少なかった。またある年は5月に雨が少なく、実が大きくならなかった。さらに順調な年も6月から7月にかけて季節外れの台風が接近し、大きくなった実が落果した年もあった。
 和歌山の梅干し業界ではいろいろなイベントを行っている。今は青梅の青果市場向けの出荷が最盛期で、今年はコロナで外国人研修生の協力が見込めない気がする。梅干し用の完熟した梅の収穫はもう少し後で、梅酒会社と梅干業者の集荷の競争がある。
 和歌山県みなべ町へ行けば、気が付くのだが平地は少ない。多くの平地は東南海地震の津波の想定の範囲内にある。梅林は南に開けた山に梅が植えているので収穫は大変である。収穫と漬け込みが重なり、さらにお中元需要の梅干しとスーパ-の熱中症関連食品として需要が伸びる。もうオリンピックの特需は開催の是非以前になって、ホテル需要も消えてしまった。

 オリンピック開催はどのような結末になるか分らないが、失敗の記憶が残る。すべての思惑が想定外の方向に向かっていて、勝利者と思われていたのが後世から頂点だったことを知るかもしれない。平成元年1989年バブル時の日本株価の4万円まであと少しで大納会の取引があった。1990年正月の新聞論調はバブルとという論調が多く、正月の大発会から株が下がり、経験則を下回った。

 今、世界で食の世界で逆デフレ(インフレの事)が起きそうだが、コメを大切にしない日本人は高騰した肉類を同じように食べることができるのだろうか。
 平成元年5月に神田市場が大田区へ移転した。一国の食文化の中心地の移転は時間がかかり、記憶に残る。今度の豊洲市場への移転はすでに終わったのに後味が悪い。やましい動機で築地市場周辺の人をごまかし、政争の具とし、多くの人を傷つけた。時代遅れの施設でいつの日か建て直ししなければいけないと思いつつ、全体の意見の取りまとめが出来なく、さらに外部の環境の変化についてゆけず、騙された思いが残る移転だった。
 自分としては晴海の今は選手村マンションとなったところが良かったが、もたもたしているうちに、ごみ処理場が中心地にできてしまって、面積が足りなくなった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナワクチン接種の1回目のあとで

2021年06月10日 | 宅老のグチ
6月9日、1回目のワクチン接種。ファイザ-で次回は7月下旬となるがどこかでキャンセル待ちで繰り上げ接種を願う。今のところワクチン接種があったか無かったかのくらいの痛みで、後に出る副反応を期待している。針を見ていなかったので注射があったか無いかが判らない?上手な人に当たったようだ。2月に入院していた時、点滴を入れるため血管を探すのに何回も刺した看護師もあった。ワクチンは血管でないので不安はないし、新米看護師でも行けそうだ。
15分待機で医者(看護師)が2個の目覚まし時計を見て記入していた。15分の差を設定しているようだ。接種会場は65歳以上で女性の方が多いと感じたが統計を調べると、男女比は77対100で女性の方が多い。
今回の接種で人手がかかる仕組みである。アナログで次回の感染時には使えそうにもない。マイナンバ-カード(健康保険証)と市町村の接種券ですまし、後は今回の予約システムで賄えばよい。そうすれば住居地でなくとも旅先でも接種ッア-という企画もできる。また余ったワクチンも、優先順位を公示して、キャンセルや余りを使用すればよい。途中の書類チェックの複数回も町医者での事前診察を行うことを入力しておけば、当日の本人確認と健康確認だけで済む気がする。紙は基本的には高齢者用でスマホで済まし、郵便局の配達による接種券を予備とすればよい。
 バケツリレ-のような事務作業要員が多く、もう少し注射要員を増やせると思う。顔認証をもう少し使うとよい。

 夜になって副反応が出た。ちょっと注射のあとが痛い。免疫反応が活躍しているのだろう。2回目の方が副反応が強く出るという。集団免疫のあとは打ちたくないかもしれない。一応バスなどの乗り物への心理的パスポ-ト取得の気分。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワクチン予約完了

2021年06月09日 | 宅老のグチ
100歳になる母のワクチン予約が終わった。2回目が7月30日で介護の人たちへ安心して引き渡すことができる。今まではコロナに感染しない運頼みであって母の介護を支援している人たちへ心の負担が減らせる。もうこれだけ生きたので長生きを目的としたワクチン接種というより、クラスタ-発生を避けるため打つ。若い人はまだリスクのデ―タが不足している気がするので自己責任で打つしかない。自分自身のワクチンは間も無く打つが母の場合は車で行けて、さらに体調を知っていて、車いすを貸しだすところが予約の必要条件だった。
 もう慣れもあるがワクチン予約騒動は次の段階へ行く気がする。高齢者が大方終われば後は感染をまき散らす、繁華街の若者からでも良いし、集団感染で業務が止まる、学校の先生でも良い。ただ子供の接種はいじめの問題があって、打つ打たないは副反応より怖い気がする。打たないことで弱虫とか村八分扱いがありそうだ。これも収束するには集団免疫が出来たときでまだ時間がかかる。
 このところのワクチン接種人数を知ると、ワクチン懐疑派の人も接種していて、医療従事者の100%を超えた数字がある。これも政府の達成感のある数字を出して、マスコミ操作をしていたことが露見した。政府の見込み数字はどうやら70%程度が目標だったようだ。当然地方も競争しているので100%を超す自治体も出そうだ。ワクチン接種完了宣言し、観光客誘致する首長も出そうだ。
 今はワクチンに関して百花斉放百家争鳴 時期にきて、言論の自由を感じる。堂々と政府批判し、反論する。コロナの戦いはいい方向に向かっている気がする。
 ただ共産中国では百花斉放百家争鳴 のあと、表明した言論から批判し弾圧した。今もネット検閲がすごく、検索項目のヒット数がグ-グルより圧倒的に少ない。禁句が年々増えているようだ。
 試しに、中国検索の百度で(天安門 64)と入れるとお探しのものはありませんと出てくる。
 グーグルでは(天安門 64)といれ検索すると六四天安門事件(ろくしてんあんもんじけん) と出てくる。この差が今の中国が何を気にしているかわかる。

 ついでに百度とグ-グルの差を知りたくて(ユニクロ 綿 原産地)と入れ検索する。やっぱり中国は気にしているようだ。百度は日本語を検閲しているので、結構面白い。戦前の日本の検閲を現代に置き換えたらどうなるかを知るには中国検索システムを利用したい。
 もし隠語の(〇〇)で検索したらどうなるのだろうか。そして日本女子高校生の言葉がどうなるのか興味が尽きることはない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ下の自己整理

2021年06月08日 | 宅老のグチ
もういつでも死の直前にいることを今年の2月に知った。運よく病院へ入院できたが、コロナでないのにPCR検査が終わるまで本格的な腸閉塞の治療が始まらなかった。
 退院後、身辺整理を始めるが、捨てるものを一つずつ見て処分するので遅い。すでに金融機関を築地での付き合いから増えていたので半分になった。クレジットカードも今リストラ中でさらにポイントカ-ドも寄付するサイトがないのは外したい。
 ものを増やしても過去の日本のように次代の人には記念品にもならず、ごみ扱いとなり、先祖の墓も邪魔者になるかもしれない。
 近所に不用品の買い取り店舗が開業した。今まではブックオフへ持ち込んでいたが買取金額は低い。個人情報が洩れているのか、最近かかってくる電話が不用品買い取り業者が多い。

 お先真っ暗だったコロナの収束も秋には見えそうだ。もう誰も自粛はしたくない。いい経験だったといえる日がいつ来るのだろう。衆議員の選挙が任期満了で実施となると予想する。どんな節操のない公約があるのだろうか。
 消費税を減らす公約は後々の増税が見える。複雑な税制はアメリカの前大統領がほとんど税金を支払っていないことを知った。多くの高額納税者が優秀な税務署出身の税理士を雇って、節税に励んでいる。しかし後輩の税務署員たちの頑張りと頭の良い官僚が法の隙間を次々とふさいできた。徴税に関する法案の隙間を作り退職後の先輩の職場確保をしないと、現役の税務署員の出世が出来ない。多くの地方自治体が夕張並みの赤字になったら、高給地方公務員は耐えることができるのだろうか。地場産業の少ない所は家があるので耐える気がする。
 掛金のあるドッグレ-ス場で鼻先に獲物をぶら下げ追いかける犬をグアム島で昔に見た。訓練された犬は追いつかないと思っていないようだ。観客席からは犬が周回しているしか見えない。でも犬はエサしか見ていないようだ。

 日本人の鼻先にぶら下がっているエサは今何だろうか。過去の歴史を見ている今なぜあんな行動に出たのか解からないのがある。
日本ワクチン懐疑者はいま劣勢になった。長い自粛は命の危険があるワクチン接種しか危機を乗り越える希望が無くなった。マスクも一時しのぎ、ファクタXも消えた。多分今日もTVはワクチン接種報道か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナの敗戦記念日 8月8日と認定したい

2021年06月07日 | 宅老のグチ
世界中のコロナ騒動も、一時の際限のない感染拡大から少し数字的に収まってきた気がする。また東アジアで制御された国ほど変異したコロナが拡大し、ワクチン準備の遅れが目立った。
 日本で今一番注目すべきはさいたま市であると思う。7月末までの高齢者のワクチン接種でさいたま市は3割ほど高齢者がワクチンを打たないと見込んでいる。確か2020年4月さいたま市の保健所がPCR検査を抑制した記憶がある。今度もワクチン接種手配の遅れの言い訳だろう。一般の事前予想ではワクチン懐疑派は30%ほどいて、さらに絶対打たないという人も10%ほどいた。しかしTVの制御された報道で懐疑派だった人が老女子会に参加するため、話題となるワクチン話に参加するため打たないといけないと感じて来たようだ。今は昨年と違ってライバルがいて自衛隊による接種がある。さらに埼玉県の大規模接種計画もあるし、大学もワクチン接種戦に参加するとさいたま市内の医者への接種が減る。
 今東京の区のワクチン予約状況をチェックしていると区の予約が遅れているところほど、大手町の自衛隊運営のワクチンを接種している人が多い気がする。65以上の高齢者が慣れない電車に乗って、感染リスクの高い東京中心部に行きたくはないと思われる。しかし周囲の人たちの情報からワクチンいじめが始まっていて、スマホ・パソコンを操作できず、電話や予約代行を行う高齢者が目立っている。老女の情報交換は早く、意外と予約率が高いと思う。これはTVの煽り報道で外出したくない高齢者がワクチン差別を避ける行動に出てきたと感じる。
 感染が収まれば副反応の危険性とワクチンの有効性の判断ができる。マスクなしの生活の快適さは命の問題を無視する時期に来たようだ。10月になればコロナよりインフルエンザワクチンの季節になる。
 8月8日になれば、オリンピック開催是非騒動も終わる。パラOがあっても、敗戦後の日本と同じようにコロナ戦の作戦行動を反省することなく、金もうけに走る。ワクチン接種証明があれば割引とかの話も出る。ワクチン接種作戦計画のなかった日本が遅れた景気回復を実感する。GOTO政策がなくても旅行に出る。自粛疲れで出たがりが増えそうだ。結果として過去の中国から来た感染病が防げたのは運しかなかった。神社で祈祷するのが日本のやり方だった。

 耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、生き残った。ただ多くの傷を残した。コロナ戦死者14000人、生まれるのを遅らせた30000人、インフルエンザ死者大幅減少。葬儀簡素化、飲食文化の破壊、データなき映画館封鎖。要は官僚たちの頭の中は戦後の日本経済は工業による発展意識が残っている。円高で自国需要だけでは日本人の仕事を与えることは出来ない。そこに不要不急と言われた仕事で生活を維持していた。一つの会社で勤め上げるということは一昔の形態となった。DXの進歩で10年で仕事は激変した。世界では紙が仕事で消えつつある。中間管理職の仕事が消えた。経済が拡大しているときは余剰人員を抱えられるが、外国人投資家の目は厳しい。
 でも不足している分野もある。DXに入れるデ―タは経験者が入れないといけない気がする。減る旧来の仕事と増える新しい仕事。複数のの仕事をこなす職業と10年で激変する仕事の情報交換の必要性を感じる。
 小学生のランドセルがあの大きさで良いのだろうか。タブレットが普及すればもっと小さくても良いのではないだろうか。教科書は家か学校において置き、通学時にはタブレットのみ運ぶ。タブレットには位置情報が入れておけば管理はしやすい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本ジャ-ナリズムの御用新聞化・取材力の欠如

2021年06月06日 | 宅老のグチ
何か大きな変革が来ていて、さらに狭くなったWEB見出しにジャ-ナリズムの本家か生存の危機になっているのに危機感がない。NHKが宛名のない郵便を送るようだ。これは受信料の払っていない人あてで個人情報を明記して投函するとその情報の入手先を追及されるのを避ける目的がある。すでに10代.20代の人のTV視聴はTVがあっても見ないで動画のほうが多いし、スマホでも動画が見える。ラジオも全国のラジオを聴くことができ、経費の賄えないラジオ局の閉鎖が増えている。NHKの宛名のない郵便は経費の無駄使いでスクランブル化すれば済むことである。NHKの受信料を確保する組織が仕事しているフリをしている。多くの組織は縮小を避ける気持ちが強い。組織の成長が止まった時、部下は上司の行き先が見つからないと自らの昇進が消える。つまり定年後の天下り先の先の縮小を避ける行動でもある。多くの長期の会社組織はDXによって中間管理職の職場が減っていて、さらに人口が減っているのに組織が昔ながらの人員を維持することは出来ない。TVを差し押さえられても不自由があることは少なくなった。ただDXを扱えないとコロナワクチン予約騒動に参加できない。100%のNHK受信料が確保されたとき、その組織の維持する根拠が消える。それでもゾンビとなって社会をさまよう。時代の変わり目にその組織が切り捨てられる。
 少なくなった取材陣は経費の削減でTVが同放異局となりさらにユ―チュ-ブ取材で時間を過ごす。

 築地市場の移転問題の始まりで、中央区が築地市場の移転に反対した。表向きは中央区の住民の多数が築地市場に関係していた。その当時は中央区の住民が7~8万人で今の住民の半分もなく、隣接区との統合や都議会議員の削減も話題に出ていた。要は中央区の役人の勤め先が消える危機感があった。今はタワ-マンションが林立し、小学校が増えた。築地市場に通っていた人の多くが住んでいた月島の長屋の再開発で縦長屋に住むようになった。NHKの組織の縮小を主張するジャ-ナリストいないのだろうか。バランスの悪い組織はいつかは破壊される時期が来る。それは海外から来るかもしれない。海外資本は日本の報道機関を占拠できないがネットの世界は占拠は可能である。ステマの世界は奥深い。

 年金問題でも75歳まで年金受領を後らしたほうが良いと政府の宣伝を鵜吞みにしている人が多すぎる。今の財政と野党の政治家は高齢者の高額収入(年金を含む)もすくない年金受領者の反発を恐れ、さらに現役の労働者に子供を持つ夢を消し去る天引き増大を避けるため、これからドンドン高額年金受領者から盗むだろう。つまり年金受領を後らすと結局死までの期間が短くなる。今度のコロナで自宅軟禁となり、散歩できずに、骨がもろくなり骨折し寝たきりになった人もあるだろう。75まで働き増やした年金を搾取する知恵を出すのが財務省の官僚で、ここを追求しないで報道するのは御用新聞といってもおかしくない。この辺は日本共産党が政府を追求することは絶対にない。つまり高額年金受領者を助ける政党がないことを自覚するべきである。
 このような分析を行っても、銀行・保険関係の嫌われる分析である。経験で金融関係の見出しより、視力検査のような小さい文字に本当の情報が隠れている。2000万円問題も煽り報道を助け、多くの詐欺被害者を出した。詐欺とは自覚しない報道である。サギトワはフィギュアだけで十分だ。
 特殊詐欺の人たちはかなり財務省官僚と同じくらい勉強していることに気が付く。今はワクチン代行予約詐欺もあるようだ。

 厚生労働省の送別会飲食騒動もその組織の研究をしている報道記者が少ない。多分御用記者化していて冷静な歯止を伝えない気がする。取材先と癒着し、記事を確保する新聞記者の伝統がコロナで悪しき前例となった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

統計デ―タのお化粧

2021年06月05日 | 宅老のグチ
一応築地にいると公的な統計と関係するようになる。お金にならないが安い市場使用料のため、数字を自動的に出るように売り上げソフトに組み込んでいる。新製品が出るたび、農林水産省の分類に合わせて分類する。
 多くの行政上の統計は過去の統計を引き継いでいるので、時間が経つとなぜこの統計の必要性とか、数値の分類の根拠があいまいになる。ただ勤務時間を過ごすだけの公務員とそうでない公務員も例外的にいる。物価の統計で変動を比較するのに定期的に調べる商品の入れ替えをしている。株価も会社と業界の栄枯盛衰を表すべき入れ替えをしている。青果市場の商材の定期的変更と季節による変更もある。新聞紙面のスぺ-スが広い所は結構季節を感じる。もうじき青梅の相場が出る。群馬産は焼酎用で和歌山産は焼酎と梅仕事用である。この時期は新ラッキョウの季節でもある。
 漬物の統計の分類も、一般には公表されない数字がある。これも項目の必要性を疑念に思った東京都の生鮮食品の統計を管理している職員から、項目のリストラ案があった。そこでリストラは良いのだがそもそもの分類の根拠を定めていないと数字が小さいからと言って、町村合併のように辻褄の合わない数字になるといった。例えば醤油漬と酢漬という項目があるがかっては季節にある商品が分類表示を変えていた。醤油漬のほうが保存料使用量が多く、酢漬は少ない。
また梅漬もスモモ漬があって、駄菓子店や縁日で売れていた。ちなみに梅漬は干していない梅の漬物で関西ではドブ漬と言っていた。由来は知らない。他の市場と統計数値が異なっていたので、都の職員から誤りではないかと指摘されたが、品目を点検していたところ、スモモの漬物が異常に売れていた時期で分類上では梅漬の数字に計上された。今は小梅需要も減って、絶滅危惧の危険がある。温泉旅館で昔は小梅が茶うけに出ていた。コンビニ弁当にも小梅があった。今は駅弁でも小梅漬は食べ残しの多い具材と嫌われた。ただ年寄りの多い地方の自家製弁当には小梅需要が残っている。日の丸弁当の名残でもある。

 青果市場の中に卵の会社がある。なぜ青果市場にあるのだか聞いたことがあった。卵会社の社員に聞いたが詳しく知らないようだった。
 ある時江東区の深川江戸資料館 へ行ったときはじめて納得のいく回答が見つかった。ここは江戸時代の深川佐賀町の街並みを復元した施設で、そこには江戸時代の八百屋があった。当時の八百屋は今より商材が少ない。そこには樽入りのたくわんがあった。多分練馬の農家から仕入れたと思われる。江戸は大火事が多く、移動できないタクワンは嫌われる。八百屋の中にコメを脱穀した後のもみ殻に鶏の卵を入れて販売していたようだ。割れやすい卵を保護する工夫があった。八百屋で江戸時代は卵を売っていた。その名残が豊洲まで引き継がれている。でも誰も気にしないようだ。卵の会社はホテル・ケーキ屋さん需要を賄っていて、今は大変だろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動くゴールポスト 高齢者の福祉制度

2021年06月04日 | 宅老のグチ
75歳以上の健康保険が2割負担となるそうだ。最も高額収入がある高齢者はすでに3割負担だ。築地市場の移転の遅れで、豊洲へ行くまで働き、年金をもらっても給与と年金が合算されるので、年金給付を後らした。そうしたら引退してみたら介護保険、国民健康保険、さらに3割負担ということで、増やした実感がない。どうやら年金を受け取りを後らした効果が出るにはあと何年かかるのだろうか。75歳から受け取る制度も計画されているが元を取るには今の試算で行ったら間違いである。福祉のゴ-ルは動く。コロナで財政が厳しいから策をこうじて事務作業が増えるだけで、さらに厚生労働省の出先の仕事を増やすだけである。官庁の記者クラブも政府のごまかしに乗って記事を追従記事を書いている。これでは御用新聞といわれてもおかしくない。
 何度政府や、自粛要請の支援金も給付まで遅れ、さらに天下り策へ緊急ということで随意契約し、制度設計は詐欺師に付け入るスキを与えないように、税理士等の支援がないと書類が出せないようだ。でも欠陥があって犯罪者を作ってしまった。今までは規模が小さく、恩恵も一部の人だから追求はなかった。

 何か昔の文献でこのような事例があったことに気が付く。明治維新で失業した幕臣家族や士族に対して、政府が救済を行ったが結局は武士の商法という言葉が残った。
 今度のコロナは人と人の接触会話が危険とみなされている。いろいろな国が工夫しているがコロナの変わり身が早く、気持ちの切り替えが遅れている。初期制御できた国で自信を持った東アジアの国ほどマスク開放が遅れることになった。中国のワクチン外交も成功したとみられていたが統計のごまかせない国では制御できず、今では死のパック製ワクチンと揶揄されている。特にチリは中国ワクチン接種率が高いのにまだ収まっていない。これでは当分中国の人は海外旅行はいけない気がする。中国に戻って監獄のような施設で2週間隔離は無理だろう。香港ではワクチン接種が進まず、観光客もあてにできないようだ。
 日本でも行政と医師会のもたもたが、企業を動かし、既得権排除のワクチン接種が企画される。個々の地域でも地域を守る医師会とコロナで診療自粛した医者を助ける地域は国民から愛されることで張り切る自衛隊のワクチン接種で医師会の厚生労働省と医療業界の既得権が破壊される。秋には広域の交通の便良いサ-ビスエリアで接種もあり得る。通勤・観光客の減ったバス会社の送迎委託もあるだろう。もう自粛でダラダラとしたワクチン接種は容認できない。今は戦時なのですべて容認される。ほぼ希望者全員が接種終われば平時に戻れる希望が出る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする