もうじき1回目のワクチンを接種する。モデルナを選べばもっと早く済んだが、都心まで感染リスクのある電車にはまだ乗れない。時間指定があるので空いている時間に図書館通いをしているのと違う。このままの大手町の予約状況から6月中旬から近所に勤めている、65歳以下の人たちの接種もありそうだ。わざわざ都心まで往復するのは高齢者にとってリスクがある。行きはよいよい帰りは副作用で心配だ。怖いながらワクチン注射。もっと怖いのが感染風評。ワクチン打てば少なくともアリバイ証明にもなる安心感。感染被害者が次の日からコロナをまき散らす加害者となる。
今まで行きたいところが封鎖されていたが徐々に解除されているようだ。このままだとお盆に故郷に帰る人はワクチン証明のある人となるだろう。来年の正月は爆発的な旅行ブ-ムとなる気がする。GO-TOよりもワクチンということになる。それぞれの官庁がいくら努力しても結局政策でコロナを全国にバラまいた反省が必要だ。一時的な観光業界への金銭補助はアベノマスクと同じ失敗だった。国民がいち早く集団免疫を得ることを目標とし、工程表を作成し、一気にワクチン接種するべきだった。これが欧米との今の景気回復感の差となってしまった。
何か戦前のカミカゼ思考があって、今までの中国・香港・アフリカ由来の感染病が日本のすぐ前で収拾し、日本はフェアクターXの国となって、神社祈願の祭りを思い出し(祇園祭)財政の厳しさから防疫予算を削り、神国日本だから、GO-TOやっても感染が広まらないと思っていたようだ。欧米のコロナ情報分析でコロナの対処ができると思っていたが変異種でこの思い込みも消えた。