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■ 手元の資料には長野県朝日村の道祖神は抱肩握手像が多いとある。
今日(1日)所用で朝日村役場へ。少し車で移動してこの道祖神を観察した。形の良い自然石に祝言跪座像が彫られている。高さはおよそ90センチ。裏面の刻字は「明治二十六年十月日 大石耕地中」と読める。この村の道祖神は江戸末期のものが多いからこれは新しい道祖神と言えるだろう。
午後、陽が斜めから射す頃写真を撮れば像がもっと立体的に写ったと思う。機会を見つけて再訪したい。かつてこの村が高遠藩の飛び地であったことから、高遠の石工が力作を残したと聞く。
メモ)
朝日村には31体の道祖神がある。