■ 今日(3日)の朝刊の読書欄に掲載されている「売れてる10冊」を見る。『原発を考える50話 新版』、『原子力発電がよくわかる本』、『内部被曝の脅威』、・・・ 5冊が震災、原発関連の本だ。
3月は心静かに本を読むことなどできなかった・・・。
『三陸海岸大津波』吉村昭/文春文庫
再読。三陸海岸を繰り返し襲った津波のリストが掲載されている(60~62頁)。リストは貞観11(869)年の地震に伴う津波から始まり、天正13(1585)年、慶長16(1611)年、元和2(1616)年、慶安4(1651)年、延宝4(1676)年、貞享4(1687)年、・・・、・・・と続く。 原発の津波の想定高さについては、過去の津波の記録、とくに貞観津波の評価、扱いに私はいま関心を持っている。
『津波災害』河田惠昭/岩波新書
帯に「必ず、来る!」とある。**津波は歴史的にくり返し来襲する。過去の津波災害を知ることは未来の津波を知ることに通じる。**(164頁)
淡々と日常生活を続けよう。でも、被災地の復旧・復興に関心を持ち続けよう・・・。