透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ブックレビュー 1111

2011-12-04 | A ブックレビュー





 10月24日に亡くなった作家・北杜夫の作品を再読中。

11月はどくとるマンボウシリーズを読んだ。作品を評するキーワードは少年期、青年期の「追憶」と少年のような「純粋性」、そして「ユーモア」。

他には写真集「火の見櫓」石川元之/第三書館と『個人美術館の愉しみ』赤瀬川原平/光文社新書、『木をめぐる対話』木材活用推進協議会を読んだ。

写真集「火の見櫓」。趣味とするに足る広くて深い火の見櫓の世界。モノクロ写真だから色というデザイン要素が排除されているのは残念。


 早いもので月1のブックレビューも今回が70回目。平均5冊として350冊か・・・。


忘年会@氷見

2011-12-04 | A あれこれ

 富山湾は天然のいけすといわれ、四季折々で数百種の魚が獲れるとのことだが、この季節はブリだ。昨晩(3日の夜)は氷見の人気の宿で忘年会だった。露天風呂、ブリしゃぶ、うまい酒。今回の旅行を企画してくれたSさん、Kさんに感謝。


光彩  宿の部屋から  撮影111204朝

荒涼とした冬の日本海。ワンカップの日本酒をちびちびやりながら鈍行で北上する。ああ人生は孤独だな~、とかなんとか演歌な想いにふける。鄙びた街で下車、投宿。露天風呂につかりながらしばし来し方を回想する・・・。

いつかしてみたいと思っている旅とは趣が全く違う賑やかで楽しい旅行だった。